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黄色い涙 2007 [か行の映画]

 ジャニーズの“嵐”  ではなく、“監督 犬童一心” を観るべく・・・(笑)


まあ とにかく、前から気になっていた作品でしたので、行って参りました。

テレビで見る“嵐” 一人一人は、とても個性的で、
私の中では、もうそれなりのキャラクターは確立している!
・・・と思っていたのですが、
映画中、 
あれ?この子は誰だっけ? ん? 役柄は何屋さんだったっけ?
と言うことが、時折起こりました。 (もちろん 主役級の二宮クンはわかりましたが (苦笑))

ですが、それは没個性 と言ってしまっては気の毒な話で・・・
映画の中での彼らは、それぞれ事情を抱えてはいるが、シッカリと夢を持った普通の若者です。
しかし、将来の夢はあるが、今は “自称” が付いてしまう程度のもの・・・。
まだ 海の物とも山の物ともつかぬ・・・ 
そんな若者4人が 一つ部屋に暮らした一夏の出来事を、穏やかな視線で見つめたような作品なので
ことさら濃いキャラクターを押し出す必要はなく・・・?
むしろ、ありふれた若者に見えるのが自然で・・・
というような 好意的な受け止め方をした私なのですが。(笑)

さて、犬童一心監督の意図は・・・??

『ジョゼと虎と魚たち』 『メゾン・ド・ヒミコ』 最近では 『眉山-びざん-』 を観ましたが
今回は、それらとはまた ちょっと趣が違うような・・・?

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永島慎二の名作コミックを基に、人気グループ“嵐”の主演で映画化した
ノスタルジックな青春群像ドラマ。
高度成長期の東京を舞台に、夢を追って不器用にもがき続ける若者たちの
美しくもホロ苦い青春模様を優しく見つめる。           (allcinema より)
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『ALWAYS 三丁目の夕日』 では、何故かあざとさを感じてしまい (苦笑)
素直に入り込めなかった私でしたが
今回の “ノスタルジア” テイストは 抵抗感も無く?最初から とても楽しめました。
ダイハツ・ミゼットは新品同様キレイでしたしね!(爆)

まあ抑揚のない展開 という声も挙がりそうですが・・・(苦笑)
う~むむ 確かに 記憶がうっすらと遠のいた瞬間も有ったり 無かったり? ポリポリです。

しかし、ありのままの青春の一断面を、ほのぼの気分で見せて貰ったことは確かですね。

脇を固めるベテラン陣の存在感は、さすがにズッシリでしたが (笑)
「嵐」の面々も それぞれが爽やかに好演していましたことを、ここに特筆させて頂きませふ!

二宮和也(村岡栄介) 漫画家。

相葉雅紀(井上章一) 歌手。
大野智(下川圭) 画家。
櫻井翔(向井竜三) 小説家。
松本潤(勝間田祐二) 米屋の店員。
香椎由宇(時江) 大衆食堂の娘。
韓英恵(村岡康子) 栄介の妹。
高橋真唯(弓子)
菅井きん(よね) アパートの大家。
志賀廣太郎(林田)
本田博太郎(貞吉) 大衆食堂の店主。時江の父。
田畑智子(西垣かおる) 栄介とは かつて漫画修行中だった頃の仲間。
松原智恵子(村岡きぬ) 栄介の母。闘病中。 

監督 犬童一心
原作 永島慎二 (黄色い涙シリーズ『若者たち』より)
脚本 市川森一
 イラスト 関口シュン (永島慎二のお弟子さんだそうです)


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