トータル・バラライカ・ショー( TOTAL BALALAIKA SHOW) 1994

　アキ・カウリスマキ監督ドキュメンタリー作品　( ´艸｀)

ジャンル　ドキュメンタリー／音楽

製作国　フィンランド

時間  57分

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レニングラード・カウボーイズとアレクサンドル・レッド・アーミー・コーラス・アンド・アンサンブル
とのジョイント・ライブの模様を描いた作品。
後者は、ソ連崩壊によって大量にあぶれた退役軍人と民族舞踏団とで構成された、
なんと総勢１６７名のグループである。
国家外交の調停式を模した大仰な契約の場面からして、旧ソ連へのノスタルジーをかき立てる
大楽団のアナクロさがたまらない。
ロシア民謡を感傷＆ボリュームいっぱいに演奏、
“Happy Together”など欧米ポップスの生真面目なカバーも笑いを誘う。
最後はノリノリのＲ＆Ｒ大会（カウボーイズ、案外うまい）で、楽団員も立ち上がってリズムをとる。
これはナマで観たかった。
企画の勝利であり、映画が立ち入るスキも無く、さすがの奇才もひたすら傍観者を決め込んでいる感じ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(allcinema より)
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これはDVDをレンタルする時に「ラヴィ・ド・ボエーム(1992)」と抱き合わせでしたので…
付いてきたので観ちゃいました！ という感じではありましたが、予想外に楽しめてお得感が…♪

大きなステージに居並ぶのは “アレクサンドル・レッド・アーミー・コーラス・アンド・アンサンブル”
ともかく、予備知識 “皆無” での鑑賞でしたので、目新しくて…？ビックリもしました…。(汗)

全員が軍服姿？ の見た目も圧巻でしたが、ソリスト？の声量も半端なくて…！ 圧倒されましたね。(汗)
ちゃんとバラライカの奏者も揃っていて、タイトルに偽りなし！ でしたけれど…。( ´艸｀)
その人数たるや…  (￣ο￣; 聞きしに勝る… と言う感じ…？

方や…　“レニングラード・カウボーイズ” 
今知ったのですが…  f^_^;  フィンランド・ヘルシンキ出身のロックバンドなのですね！？
(アキ・カウリスマキ監督作品群に、この名が時々出て来て！？ とても気になっていました… ｗ)

私めは、初見で…　ビジュアル的に？ブルース・ブラザーズを懐かしく思い出してしまいました。(笑)
“軍服姿” というか？ ミリタリールックに黒メガネ…！
更に、ふざけているレベルでの？誇張されたリーゼント ＋　つま先ヒョロヒョロの黒革靴？

そんなユニークな二組？が交互に得意な楽曲を披露する というわけですが・・・
両者…　演奏もコーラスも出ずっぱり状態！？
なのに、指揮統制が乱れることもなく…？ という素晴らしさでした♪

途中から、民族衣装の踊り子さんたちが華を添えたりして…！
「カリンカ」では “黒メガネ” たちも驚異のダンスを披露…？( ´艸｀)

ロシア的国歌？が聞こえて来たり、コサックダンスの競演が有ったり とロシア色豊かなのですが…
どれも耳馴染みのある曲ばかりで、とても楽しく…♪　
熱量の半端ない！ 見事なパフォーマンスに思わず大拍手でした♪ (ｳ^_^ｿ) 

“カウボーイズ” のヴォーカルも、オペラ歌手風のソリストたちに負けず劣らず…！
魂の？“熱唱” で聴かせてくれましたね♪

印象的だったのは…？ というか吃驚したのは…　 “何かの抗議か？” と思わせる…？　
黒メガネ全員での、ステージで仰向け状態のパフォーマンスでした！？
誠に、可笑しくも魔訶不思議な光景でしたね～ ｗ

ということで…
不思議なものを見せてくれるアキ・カウリスマキ監督に揺るぎはなし！！ と再確認。( ´艸｀)

両者の代表が顔を揃えて調停式？を行ったのが  1993.5.28 モスクワ
本番は 1993.6.12 ヘルシンキ　のようでした。

チャプター(参考までに)
1.モスクワ 1993.5.28
2.ボルガの船歌
3.ハッピー・トゥギャザー
4.デライラ
5.天国の扉
6.哀愁のポーリュシュカ・ポーレ
7.カリンカ
8.ギミ・オール・ユア・ラヴィン
9.ジュエリー・ボックス
10.スイート・ホーム・アラバマ
11.黒い瞳
12.悲しき天使

レニングラード・カウボーイズ
アレクサンドル・レッド・アーミー・コーラス・アンド・アンサンブル

監督・脚本・製作　アキ・カウリスマキ