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ガープの世界(THE WORLD ACCORDING TO GARP) 1982 [か行の映画]

  ジョン・アーヴィングの原作は未読なのですが・・・(苦笑)
ひょんなことから興味を惹かれて、鑑賞することに致しました。


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子供だけが欲しいという思いから傷病兵と一方的にセックスする看護婦。
やがて生まれた子供はガープと名づけられた。
これは、少年から青年、青年から大人へと成長していくガープと、彼を見守りつつ
逞しく生きる母を中心に、奇妙な人々が織り成す人間模様を描いた異常なホームドラマ。
                                         (allcinema より)
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 ジェニーと子供時代のガープ

ジェニーは看護婦をしながら、一人息子のガープを大切に育てた。

 グレン・クローズは本作がデビュー作になるんですね!?

今まで、彼女の顔について色んな事を言ってきたような気がしますが・・・?(笑)
しかし、ここでは普通に綺麗でしたよ!(爆) 
そして立ち姿も美しい、一人の自立した看護婦を演じました。
肩から力が抜けてる とでも言うのでしょうか、ありのままの、人間らしい言動に好感を持ちました。
ガープの世界 と言えども、彼女の扮するジェニーの物語でもあるんですよね。

 成長したガープは色々なものに興味を示すが・・・

結局は、作家を志すことになる。

一人息子のガープが作家活動に入ると、ジェニーも何やら執筆し始める。
彼女は自伝的作品 「性の容疑者」という本を出版するのだが、
それが意外にもベストセラーとなり、生活が一変する。
その本の内容から、ウーマンリヴの闘士と見られ、彼女を頼って傷ついた女性達が集まってくる。

ガープの書く作品は、母ほど売れ行きが良くないにせよ、玄人筋からは高評価を得た。



ガープとヘレン。
ご多分に漏れず?紆余曲折を経て・・・ やがて二人は結ばれる。



新居も手に入れ、子供も出来るのだが・・・
倦怠期が訪れ、時として二人の信頼感も ぐらつくことがあった・・・。

ロビン・ウィリアムズ 若いですね。
若いだけに、往年の暑苦しさは無く・・・(失敬!)
素直に育った好青年 という役どころを嫌味無く演じておりますね。

 摩訶不思議な大女 ロバータ(ジョン・リスゴー)

ただの女装趣味? と思ったら、性転換手術も受けておりました。(爆苦笑)
いつからかジェニーのサポートをするようになって、ジェニーも大いに頼っている という
・・・固い絆を感じさせる?不思議な関係。
しかし、体格が良い分 印象も強烈でしたね。(笑)

突飛なことが起こったり、変な人が出て来たりするので、
特異な人の人生模様を描いたものかな? と思いがちですが
人間の営みって、おおかたこんなもの?と・・・ 感じさせられるような作品と思いました。

・・・が
やはり結末は普通じゃありませんでしたけれどもね。
甘くはない と申しましょうか・・・。

ロビン・ウィリアムズ(T. S. ガープ) 看護婦ジェニーの私生児
メアリー・ベス・ハート(ヘレン・ホーム) 教師 ガープの妻
グレン・クローズ(ジェニー・フィールズ) 未婚の母としてガープを産む 看護婦
ジョン・リスゴー(ロバータ・マルドゥーン) 性転換して女になった?ジェニーの友人
ヒューム・クローニン(Mr.フィールズ) ジェニーの父
ジェシカ・タンディ(Mrs.フィールズ) ジェニーの母
スウージー・カーツ(The Hooker) 売春婦
ジェニー・ライト(クッシー) ガープの幼馴染み
Brenda Currin(Pooh) クッシーの妹。 幼少時からひねくれている!?
イアン・マクレガー(ウォルト) ガープとヘレンとの間に出来た男の子 次男。

原作 ジョン・アーヴィング

監督 ジョージ・ロイ・ヒル

 破顔一笑! この明るさが救いですね。


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