SSブログ

マリー・アントワネットに別れをつげて(LES ADIEUX A LA REINE / FAREWELL, MY QUEEN) 2012 [ま行の映画]

マリー・アントワネットに別れをつげて.jpg レア・セドゥ ダイアン・クルーガー ^q^
 
世界でいちばん
残酷な、片想い。

製作国 フランス/スペイン
PG12



----------------------------------------------------------------------------
フランス革命に揺れるベルサイユ内部を、王妃マリー・アントワネットに仕えた
朗読係の少女というユニークな視点から綴ったシャンタル・トマによるフランスのベストセラー
『王妃に別れをつげて』を映画化した歴史ドラマ。
少女を待ち受ける過酷な運命とベルサイユ最期の日々を、
実際にベルサイユ宮殿でのロケも敢行した豪華絢爛なヴィジュアルで描き出していく。
出演はマリー・アントワネットに「アンノウン」のダイアン・クルーガー、
ヒロインの読書係シドニーに「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のレア・セドゥ、
共演にヴィルジニー・ルドワイヤン、グザヴィエ・ボーヴォワ。
監督は「トスカ」「イザベル・アジャーニの 惑い」のブノワ・ジャコー。

1789年フランス、パリのベルサイユ宮殿。
少女シドニーはマリー・アントワネットに本を読み聞かせる“読書係”。
王妃に心酔し、彼女のためなら身も心も捧げる気持ちだった。
しかし当のマリー・アントワネットは、ポリニャック夫人に夢中。
シドニーの前でも夫人への胸を焦がすような恋心を隠そうともしなかった。
折しも、宮殿の外ではバスティーユが陥落し、
286名のギロチンリストなるものが出回っていた。
そこにはアントワネットばかりか、王妃の寵愛を受けるポリニャック夫人の名前も。
夫人の身を案じたアントワネットは、読書係のシドニーに夫人の身代わりになるよう命じるが…。
                      (allcinema より)
----------------------------------------------------------------------------

マリー・アントワネットにダイアン・クルーガーはどうかな?
と思ったのですけれども、それは杞憂に終わりました。

美しくて、移り気で・・・ と
周りの者を翻弄する王妃の姿に、惚れ惚れしてしまうほどでしたっ(笑)

その王妃に気に入られて、“読書係” としてお側近くに仕えるシドニー。
若さ と言うより、幼さの残る?顔立ちの レア・セドゥ が健気で初々しいです!?

本を手に、王妃のご機嫌伺いをする姿は・・・
言葉は悪いですが(汗) 王妃の愛玩動物の一つ のように見えてしまったり!? (爆) 

興味深いのはポリニャック夫人 
(・・・モナコ公国のモナコ大公家の男系の先祖なんですと!?)
 
この方を、ヴィルジニー・ルドワイヤンが演じているわけですが・・・ 
高貴な美しさの中に世俗の匂いも混じっているようで? なかなか巧いですね!?

彼女がクスリで昏睡状態の時に・・・
呼び出しにやってきたシドニーがベッド脇に立ち、スーッと薄ものを剥がす!?

・・・という場面では、思わずドッキリ! もありましたが (汗)
メラメラした女の情念の為せる技だな と、少々空恐ろしさも覚えました。

シドニーの冷たい視線が、子供らしい “残酷さ” を思い起こさせるようでした。

マリー・アントワネットに別れをつげて2.jpg
          ポリニャック夫人 & 王妃マリー・アントワネット 

マリー・アントワネットに別れをつげて1.jpg
        “読書係” シドニー & 王妃マリー・アントワネット

優雅な宮廷生活を覆すようなニュースが駆けめぐるとっ
城内が混沌とし、人間臭さが漂うようになります。

カメラはシドニーの行動を追い、まるでドキュメンタリー映像を見てるみたいでしたが
とても興味深くて、面白く見ましたね。
宮廷のバックステージ?には、たくさんの人たちが犇めいている と言うわけですね。

ポリニャック夫人の身の上を案じて、国外へ逃れさせようとする王妃・・・
シドニーに夫人の身代わりを命じるワケですが、
その前に “花の刺繍” の件があったりして、シドニーには辛く切ない局面に・・・!

王妃は非情な眼差しで!? シドニーにドレスを脱ぐように命じます。
う~むむむ あの時のシドニー と言うか、レア・セドゥの “動き” は意味深でしたねぇ。

・・・その後の成り行きは、謎のまま??(・_・?) ハテ? どうでしょう? 
「やがて何者でもなくなる」 って?(¬、¬;


レア・セドゥ(シドニー・ラボルド)
ダイアン・クルーガー(マリー・アントワネット)
ヴィルジニー・ルドワイヤン(ガブリエル・ド・ポリニャック夫人)
グザヴィエ・ボーヴォワ(ルイ16世)
ノエミ・ルボフスキー(カンパン夫人)

原作 シャンタル・トマ 『王妃に別れをつげて』(白水社刊) 

監督 ブノワ・ジャコー
nice!(11)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 11

コメント 2

末尾ルコ(アルベール)

レアの薫りに誘われて~~ラララララア~~~(←それだけ 笑)

                                  RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2013-04-19 01:07) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール)さん (^_^)ノ
はいはい(^_^) 承知しておりまする~w
コメ & nice! を、どうもありがとうございました。
by Labyrinth (2013-04-19 01:17) 

トラックバック 0