未来世紀ブラジル(BRAZIL)1985 [ま行の映画]
テリー・ギリアム ( ´艸`) マイブーム(古っ?)
どこかで目にした文章で、とても気になる事がありまして・・・(汗)
“「ゼロの未来 (2013)」の結末には明るさが感じられるが
「未来世紀ブラジル (1985)」にはそれがなかった”
・・・という事を確かめたくての鑑賞でございます。w
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管理社会を痛烈に皮肉った、ファンタジックなSF近未来もので、
題材としてはラングの「メトロポリス」を彷彿させるが、
ギリアムはコミカルと暴力を混在させた独自の演出により差別化に成功。
やがて犯罪者として洗脳されていく主人公の恐怖を、
夢と現実を交錯させ、生々しくも幻想的に描き出している。
忘れた頃に現われるデ・ニーロ扮する修理屋の使い方も的確で、
作品に広がりを与えている。
コンピュータによる国民管理が徹底した仮想国ブラジル。
その情報管理局で、ある役人が叩き落としたハエによって、
コンピュータ情報の一部が壊れてしまう。
そしてその影響は、善良な靴職人をテロリストと誤認逮捕させる結果を生み出すが……。
(allcinema より)
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「ブラジルの水彩画 Aquarela Do Brasil」 と言う楽曲がテーマ曲?
私めの耳にも以前からお馴染みの、軽快なメロディですけれども・・・
ここで初めて曲名を知った様な次第です。
・・・20世紀のどこかの話?w
ブラジル国にある “情報省” は細分化されている・・・!?
中でも “情報記録局は最低” との見方があるようだが・・・w
主人公のサム・ラウリーは自分に一番合っていて居心地の良い職場だと思っていた。
(某かの情報が記された?伝票で溢れかえる、雑然とした場所ですけれどね w)
しかし、
影響力のある?彼の母は、息子がどうにか昇進できるよう、陰で謀っていたらしい・・・!? w
ジル・レイトン(キム・グライスト)
さて・・・
元はと言えば、情報省のある役人が蠅をたたいたことで、印字が1カ所変化してしまい!?
タトル → バトル と、なり・・・
お尋ね者のタトルの代わりに、バトル氏が逮捕されることに・・・!?
呆然とする妻に、逮捕に掛かった諸々の費用等の請求書を突きつけ!? サインを要求する!
そんな国なのでしたっ(爆)
その様子をつぶさに見ていた “ご近所” の女性は、あまりの理不尽さに腹を立て!
自ら情報省へ出向き、“誤認逮捕” だと、直談判? を試みますが・・・
(どうやら、その時点でブラックリスト入りをしてしまった模様・・・!? ( ̄ο ̄;)
サムは偶然、館内のモニターに映し出された女性の顔を見てしまいます!
サム・ラウリー(ジョナサン・プライス) & ミスター・カーツマン(イアン・ホルム)
その女性・・・ ジルは、なんとサムの夢に出てくる理想の女性にそっくりでした!?
彼女の事をもっと知りたくて! サムは端末機で検索してみますが・・・
さて・・・?
サム & 闇の修理屋ハリー・タトル(ロバート・デ・ニーロ)
ある夜、寝苦しくて飛び起きると、サムの部屋の暖房装置が故障していました!
早速 “セントラルサービス” に電話して修理を依頼!
すると、しばらくしてやってきたのは闇の修理屋? ハリー・タトルでしたっ w
(ロバート・デ・ニーロの登場の仕方も可笑しかったのですが・・・
何だか自信満々で颯爽としてましたね♪ ( ´艸`))
早速、タトルが修理に取り掛かかるとっ
またしても深夜の訪問者がっ!?
今度はホンモノの修理人が二人・・・
しかし、サムは
“修理伝票” を見せろ と理路整然と言い放ち、二人を追い返してしまいます。
それで命拾いをしたハリーは、恩に着たのか? 修理代金を受け取ろうとはせず!
お互いに頑張ろうぜ! との言葉を残し、忽然と闇に消えていきました。
修理時に、大小の “ダクト” がわんさか出てきて笑わせますが・・・
思えば最初から “ダクト” の話からのスタートでしたね~ w
その後も、豪華な室内に不似合いな大きな “ダクト” とか
垂れ下がる “ダクト” とか?
・・・通信用に使われるのは “ダクト” とは言わないか?w
もっと傑作な小ネタもあるのですが、ブラック過ぎて書けませぬ~(汗)
情報剥奪局の職員となったサム・ラウリー(ジョナサン・プライス)
母のコネもあり・・・ “情報剥奪局” の職員に昇進することになったサム。
ここでは、夢に出てくる理想の女性ジルについて、
さらに高度な情報を得られるのでは? との思いでやって来たのですが・・・。
いきなり、とんでもない情報を知る事となり!?
サムは慌ててジルの元へと駆けつけ、身の危険を知らせようと致します!
さて・・・?
ジル & サム
いつもサムの夢の中で逢瀬を重ねていたジルとサムですが・・・
いよいよ現実に結ばれることとなった・・・!?
サムにとっては天にも昇る気持ち? ( ´艸`)
う~ん もしかして、これも妄想の一部だったりして?
いやいや (;^_^A それはナイと思いたい!(微笑)
サム & 拷問係 ジャック!? ( ̄ο ̄;
・・・ここに至るまでには、奇想天外ともいえる “ 紆余曲折” を経ているわけですがっ(苦笑)
ともかく、サムは犯罪者の烙印を押され!? 拷問に掛けられる運命となりました?
う~むむむ
やはり、これでは明るくはないし、後味も宜しくないですなぁ (¬、¬;
・・・と、ここで余談?です。
サム・ラウリーの母がなかなか傑作な人で楽しませてくれます♪ (笑)
Dr.ジャフェ(ジム・ブロードベント)&アイダ・ラウリー(キャサリン・ヘルモンド)
こんな ↑ 姿ですが、見違える程の美人になるところまで披露しています。 w
他の脇役の俳優さんも、アクの強そうな人たちばかりで、見どころ満載でしたね♪
鎧武者とか、不気味系の一団とか? ビジュアル的にも摩訶不思議ワールドが全開♪
濃厚な143分を堪能できました♪ ε-(´・`) フー
監督・脚本 テリー・ギリアム
いろいろとお気遣い頂きありがとうございました^^
ボチボチ、小生も映画鑑賞を再開です。
この作品は好きでしたぁ〜
モンティパイソン時代からテリー・ギリアムのファンでしたが、こんな映画監督になろうとは...衝撃的でした!
by つむじかぜ (2015-08-04 00:30)
つむじかぜ さん (^_^)ノ
完全復活ですね♪ ^^; また宜しくお願い致します。 楽しみに♪
by Labyrinth (2015-08-04 00:36)