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約束の地(JAUJA)2014 [や行の映画]

JAUJA.jpgJAUJA0.jpg 
う~むむむ 私だけの結末って・・・?(・_・?) ハテ?

そこには あなただけの《結末》が待っている――

消えた娘を捜して、父は荒野を彷徨う。辿り着くのは“地上の楽園”か、それとも――

製作国 アルゼンチン/デンマーク/フランス/メキシコ/アメリカ/ドイツ/ブラジル/オランダ

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これが長編5作目となるアルゼンチン人監督リサンドロ・アロンソが
「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセンを主演に迎え、
2014年のカンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞に輝いたドラマ。
パタゴニアの荒野を舞台に、
忽然と消えた娘を追って大地を彷徨う父親の必死の捜索の行方を、
独創的かつ幻想的な筆致で描き出す。

19世紀末。
アルゼンチン政府軍による先住民掃討作戦に参加した
デンマーク人エンジニア、ディネセン大尉とその一人娘インゲボルグ。
ある日、ディネセンが愛してやまないインゲボルグが、
パタゴニアの大地で忽然と姿を消してしまう。
宛てのないままに必死の捜索を続けるディネセンは、
やがて一匹の犬に導かれるように、未知なる世界へと足を踏み入れていくが…。
                                           (allcinema より)
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結構気になる? ^^; ヴィゴ・モーテンセン なのですが・・・ w
彼が製作も音楽も手掛けた! というので、楽しみに拝見♪

これがなかなかどうして? ^^; 只者ではないな という感じの作品でした!? 

下方の黒枠の画像でお分かりいただけるかと思いますが・・・

この、四隅の丸い、限られた空間の中で、
本当に、幾度も物珍しい光景を目にすることが出来・・・

また、
オイオイ どこまで見届ければ気が済むのかな? と思ってしまうほどに ^^;
ロングショットの長回し というやつに付き合わされる事になりました。

この先 どうなるのか? と気になり一刻も目が離せない! 
・・・と思う割には、意識が遠退いてしまったり・・・!? (爆) 

まぁ、そんなことがありつつも (笑)
新鮮な印象、沢山の刺激を受けたことは間違いないですね。

JAUJA1.jpg
            インゲボルグ & 父 ディネセン大尉

娘を溺愛しているディネセン大尉の図 からのスタート。 ^^;
ディネセン大尉の大甘な感じが、この背中から伝わってくる・・・!? 

しかし、
荒野にテント生活 というのも吃驚だったのですが・・・ ^^;
男ばかりの中に、年頃の娘を伴っての赴任  という設定にも まず驚きでした!

JAUJA2.jpg

ディネセン大尉が、どんな仕事をしている人なのか、実はよくわからなかったのですが。(爆)

海岸から上がって来たのか?
大きな海獣らしきものが寝転んでいる姿が遠目に映ったり・・・

はたまた、露天風呂よろしく? 
水溜りに浸かって、何やら怪しげな動きをしている男が居たりして!? (爆)

ともかく、美しくて! 物珍しくて! と、やや高揚した気分と・・・
何かのヒントになると思われるアイテムが映し出された時などの “緊張” が
これから始まるであろう? “ドラマ” に期待感を抱かせた! 
・・・と言った感じでしょうか。(微笑)

インゲボルグは若い兵隊と駆け落ちし・・・

娘が居なくなったことに気付いたディネセン大尉は、一人 荒野を彷徨うことに・・・!

JAUJA3.jpg

パタゴニアの大自然が臨場感をもって迫ってきました。

水や食料、大事なものすべて積んだ馬を失うことになったディネセン大尉は
草地や岩場を彷徨い続けます!   当て所もなく・・・!

飢餓感や焦燥感といったものを、ヴィゴ・モーテンセンがひたすら体現して見せます。
(唐突に、過去や未来?あるいは妄想?が混入したかのような摩訶不思議な場面も・・・!? )

ところで
こちらの ↑ ワンちゃんの佇まいがNice でした♪
この子が出てくるだけで心が フワ~ッと和みました♪

なので、ハウハ(誰もたどり着いたことのない伝説の地)へは辿り着けるのかな?
と、ちょっと思ったのですが・・・ (ネタバレ?) (・・*)ゞ

「原題の『Jauja』(ハウハ)は、神話の中で語り継がれる豊穣と幸福の理想郷を意味する。」
                               official サイトより

ついでに、officialサイトからの情報をもう一つ w

“ヴェルナー・ヘルツォーク、アレハンドロ・ホドロフスキー、
アンドレイ・タルコフスキー、デヴィッド・リンチらに例えられる”  とあります。

やはり、難解と言われつつも? “独特の魅力を放つ” 部類の監督さんなのですね~ ^^;
ワケわからぬ と思うのに、何故か惹かれてしまう “摩訶不思議ワールド” !? w

私も、そーゆーの嫌いじゃない方なので? ^q^ 
また、じっくりと味わいたいな と思いましたけれども・・・。

ラスト部分が、ガラリと変わるタイプの作品でしたので、これには少々戸惑いましたね w

明るく穏やかな幕切れで、良かったな と思うと共に・・・ 
もしかして、あの方の生まれ変わり・・・? などと余韻も大いに楽しめました♪

でも 観る方によっては欠伸の出る映画かもしれませぬ!? (爆)
それが証拠に、お隣さんは大アクビ。  w


ヴィゴ・モーテンセン(ディネセン大尉)
ヴィールビョーク・マリン・アガー(インゲボルグ)
ギタ・ナービュ(荒地に住む老女)


撮影 ティモ・サルミネン

音楽 ヴィゴ・モーテンセン

監督 リサンドロ・アロンソ

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