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ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男(ALTMAN)2014 [ら行の映画]

ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男.jpg 何故か、お名前だけは知っていた? ^^;

何もかも
型破り!


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「M★A★S★H マッシュ」「ロング・グッドバイ」「ショート・カッツ」「ゴスフォード・パーク」
をはじめとした
シニカルかつ鋭い人間洞察に溢れた傑作を手がけた巨匠ロバート・アルトマン監督の
波瀾万丈の映画人生と知られざる素顔に迫るドキュメンタリー。
「M★A★S★H マッシュ」で成功を収めてからもハリウッドに染まることを嫌い、
タブーを恐れることなくインディペンデント魂で自由な映画製作を貫き通したその型破りな生き様を、
ジュリアン・ムーア、ポール・トーマス・アンダーソン、ブルース・ウィリス、エリオット・グールドら
アルトマンを敬愛する映画人の証言とともに明らかにしていく。   (allcinema より)
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名には見(聞き)覚えがあっても、ロバート・アルトマン監督作品は・・・ というとっ

う~むむっ
観ました! と言えるのは「Dr.Tと女たち (2000)」だけかも? ^^;
(ハッキリ言って、あまり面白いとも思えない作品でしたけれどもね?(爆))

・・・と、残念に思ってましたら  (・・*)ゞ
なんと往年のTVドラマ「コンバット」の監督もされていたとか!?

そして、大絶賛の作品の数々!? 
早速 TSUTAYAさんに4、5本予約を入れましたっ(笑) 

そーゆーわけで、代表作を知らずにドキュメンタリーを見てしまった自分です。(苦笑)

何故、私めが知っていたのか?
たぶんアカデミー賞(2005年名誉賞)の授賞式の模様かな? と思いますが・・・?

そのシーンは最後の方に出て参ります。 頂点でしょうかね? ^^;

煙たがられていた存在にしては? 会場が割れんばかりの拍手で・・・
“名誉賞” というのが、相応しいのかどうか? よくわかりませぬが (汗)
御本人はとても嬉しそうでしたね。

やはり映画人にとって、“オスカー” は特別なものなのでしょうねぇ。 ^^; しみじみ。

さて、オープニング・・・
明るい渚に、二人の男が現れて!
せっせと砂を均し、更に地堅めを・・・!

そして、砂を山と積んでからは、腰を据えて城造りに専念致します。

そこへ監督の声が被ります・・・。

“映画は砂の城と同じだ。
「大きな城を作るぞ」と言って仲間とやっと完成させる。
だが、やがて波が城をきれいに運び去る。
それでも、その砂の城はみなの胸に残るんだ。” (パンフより転載)

はいっ また欲しくなって七百余円で買ってしまいましたっ(笑)

DSC_0014.jpg

中身がギッシリ♪ お宝になりそうです。(^m^)

ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男0.jpg
       キャスリン・リード・アルトマン & ロバート・アルトマン

妻のキャスリン・リード・アルトマンですが・・・
コンサルタント という立場で、貴重な発言を!

アルトマンにとっては3番目の妻であるキャスリンとは、
TVドラマ「ソニー号空飛ぶ冒険」の女優と監督という出会いでしたが
それぞれ連れ子があり、二人の間に子供も出来て、更に養子を貰うという大家族!?

彼が亡くなるまで添い遂げた、家庭でも仕事上でも良きパートナー。

本編でも、色々と興味深いコメントを残しておりましたが
最後の・・・
“ ボブ(アルトマン)が映画の虜になる切っ掛けとなった女優” について・・・ が印象深いです。

モノクロの画面にはとても地味な女優さんが映し出されておりましたけれども
(もちろん私めは作品も女優さんも知りませんし、あまり魅力的とも映りませんでしたがっ(爆))

キャスリンもそのような意味のことを言った後で・・・ ^q^

 “ボブはずっと目が離せず、やがて涙し、恋をした”

・・・と、遠くを見るような眼差しで?話されたのですが・・・
彼女の表情に、嫉妬のようなものを感じてドキッとしました。(汗)

う~ん キャスリンも女優であり女であり ってことでしょうかね? ^^; (深読みし過ぎ?w)

(因みにその映画はデヴィッド・リーン監督の「逢びき(BRIEF ENCOUNTER) (1945)」
かの女優はシリア・ジョンソンだそうです。)

後先になりますがっ  ポリポリ (・・*)ゞ
アルトマンのギャンブル嗜好とキャスリンのどっしりと座った肝っ玉を現す出来事を一つ。

不遇な時期に、残り少ないお金をギャンブルでドーンと増やそうと考えたアルトマン!
・・・別に反対もしないキャスリン!? ^^;

一か八か やってみたらっ  なんと大当たりして、一気に潤った!? w

あの時負けていたら、今こうなってはいなかったでしょうね!  ですと。 ^^; 流石!
良いときも、そうでないときも支え合って共に生きてきた という感じが伝わって参ります。 

いつも歯切れの良い受け答えをするアルトマン監督は、清々しく、カッコよく見えました。
まるで生きているような気さえ致しました。(爆)
それだけ精力的な方だったのかも。w

骨太な感じの自信家・・・ “愛された” とは納得の表現だと思われまする。

未見の作品に出逢えるのが今から楽しみです♪ ^^;

ロバート・アルトマン
(アーカイヴ映像)
ポール・トーマス・アンダーソン
ジェームズ・カーン
キース・キャラダイン
エリオット・グールド
フィリップ・ベイカー・ホール
サリー・ケラーマン
ライル・ラヴェット
ジュリアン・ムーア
マイケル・マーフィ
リリー・トムリン
ブルース・ウィリス

監督・製作 ロン・マン
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末尾ルコ(アルベール)

ベルイマンといいアルトマンといい、映画史の神髄を極めようというおつもりですね!(笑) 昔の話ですが(笑)、わたしの中でアルトマンとアルドリッチがかぶっておりました!

                   RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2015-12-08 00:41) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール) さん (^_^)ノ
遅蒔きながら (・・*)ゞ 皆さんが良いと仰るものは見ておかねば! と発奮中です(笑)
ん? アルドリッチですか? そ それもお勧めでしょうか? ^^;
いつもありがとうございます♪
by Labyrinth (2015-12-08 01:38) 

末尾ルコ(アルベール)

アルドリッチは何本かはご覧になっているのでは?「何がジェーンに起ったか?」とか「カリフォルニア・ドールズ」とか・・・。

                        RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2015-12-09 00:38) 

Labyrinth

RUKO さま (^_^)ノ
今調べてみましたら、やはりすべて未見のようでした。 ^^;
「何がジェーン・・・」から、手始めに拝見してみようか と・・・。
いつも、ありがとうございます♪ ^^;
by Labyrinth (2015-12-09 17:23) 

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