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M★A★S★H マッシュ(MASH/ M*A*S*H) 1970 [アルファベット・数字で始まる映画]

mash.jpg ロバート・アルトマン監督作品 戦争もの d(≧∇≦)

スゴイ やったぞ! アメリカ映画が 生んだ新らしき傑作!

すべてがデタラメ!すべてがメチャクチャ!
ブラックユーモアで描いた戦争コメディの最高傑作!(リバイバル時)



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朝鮮戦争の野戦病院に、人手不足から二人の医師が補充された。
ところがこの医師たち、軍規を無視してやりたい放題。
いかつい女性将校をからかうのに夢中になってしまう……。
鬼才R・アルトマンが朝鮮戦争を題材にしたブラック・コメディの大傑作。
馬鹿馬鹿しいまでのオフザケ・シーンに交錯するリアルな手術シーンが
戦争の狂気を浮き上がらせる造りも見事なら、
E・グールド、D・サザーランドら出演陣の個性も特筆もの。
主題歌“自殺のすすめ”は作品のメッセージを唄うだけでなく、
涙が出るような名曲である。           (allcinema より)
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戦争もの と言っても、戦闘シーンは皆無という不思議な映画。^q^

オープニング・クレジットに流れる「Suicide Is Painless」(直訳 自殺は痛くありません? w)
は、メロディの優しさもありますが、絶妙なハーモニーに まず惹かれましたね♪

名曲として、何度もカバーされているそうですが・・・  
道理で聴いたことがある気がするわけですね♪ w

心地良いメロディの割には、詩の内容にちょいと違和感を感じてしまいますけれど・・・? 
違和感を感じながらも、妙に惹かれる内容でもあったり致します。(汗)

画面には、
ヘリが不安定に?飛び交い、着地すると “担架の負傷兵” が運び出される!? といった
生々しい出来事が映し出されます。

そんな “生々しさ” は、その後も度々 “緊急手術” といった場面で見させられる羽目に!? (爆)

因みに、 M★A★S★H って何かな? と思いましたらっ
「Mobile Army Surgical Hospital」(移動軍外科的な病院? (¬、¬;)
米陸軍の移動外科病院 → 野戦病院 てことなのですね~ w

冒頭には、一人の兵士が大荷物を持って歩く姿と並行して
マッカーサー元帥の “老兵は・・・” の言葉に続き
アイゼンハワーの “私は韓国へ行く” という文字がズラズラと流れていくのですけれども・・・

音楽は、先程とは打って変わって、マーチ調のテンポの良い、軽い調子に♪ w

ところで前述の、
何だか動きが怪しげな男? (これがドナルド・サザーランドなのですが)

本部のジープを見つけて、大荷物を積み込んでいると
それを見咎めた兵士が、勝手なことするな! と噛み付いてくる!?
(吹替で観たところ・・・ 運転手も決まってるから来るまで待ってろ という意味らしい? ^^;)

もう一人・・・
大勢で乗り付け、同乗の女性たちと別れの挨拶を交わした男が 
これでいいのか? boy 送ってくれ と、サッサと乗り込んでしまうので!?
Yes, Sir とおどけ気味に言い・・・  二人は、そのまま走り去る。

その様子を見て、ひっ捕らえろ! と大騒ぎの本部連中のダメっぷりに思わず苦笑でしたが w
いったいこの映画は、どう捉えればよいのか?(・_・?) ハテ? と、ちょいと不安に・・・(笑)

さて、
着いたところは、前線に5キロという MASH4077。
二人は、応援に呼ばれた外科医でしたっ

“ホークアイ(ドナルド・サザーランド)” は折あるごとに、意味深に?口笛を一節♪ w
“デューク(トム・スケリット)” は、ともかく女に目がない!? w

そこから、本格的に? “デタラメ” で “ハチャメチャ” な展開に!?  というわけですが・・・w

時代が、“朝鮮戦争” ということで・・・
野戦病院(・・・と言ってもテント張りの簡易な施設ですが ^^;) 内に
スピーカーで流される “娯楽放送?” の歌は日本語が多く出てきて、ビックリでしたっ  ^^;

(“特典” の監督談では、“スピーカー” は、本編に纏まり感を出すために後から加えた・・・そうです )

最初は、お構いなしにどんどん進んでいく “スタイル” に面食らっていましたけれども(苦笑)
馴染んでくると、それなりに秩序もありながらの “ハチャメチャ” なのかな? と・・・。(汗)

そして、いつの間にか “ブラック” の心地よさにドップリとはまってしまったようです。(笑)
これはもう、言いたい放題 というか、“やりたい放題” に快感を覚えて仕舞うせいでしょうか?w

しかし、医療の現場で忙殺される彼らの過酷な仕事ぶりも、否応なく目に飛び込んで参ります!

手が足りないのはいつものことながら、胸部切開の専門家は必要だ! という事で・・・
また一人応援に呼ばれたのが、エリオット・グールドの “トラッパー”
彼はどこでも “自己流” を通す人物のようでしたが、すぐに馴染んでいましたね w

さて、
前線での女性といえば、看護師!
多くの女性が男と肩を並べて、仕事をこなす姿が映し出されますが・・・
彼女らとて、異様な日常を持ち堪え!? 必死で頑張っている・・・!?

・・・条件は男と同じ! どこかで発散しなくちゃ! と・・・(´m`)

その気持ちの一端を表したのが、新任の婦長“ホットリップス” のシャワーシーンでしょうか? w 
まぁ 下世話な話なのでナンなのですが・・・  ポリポリ (・・*)ゞ

風紀が乱れている! 不謹慎だ! と言ってハバカラナイ新任婦長オフーラハン。
(まぁ御同輩からは総スカンを喰らっているのですけれども? )

そのくせ、意気投合した 生真面目人間のバーンズとは、一緒に “告発状” ?を書き上げてから
なんとそのままベッドインしてしまったり・・・!( ̄ο ̄;

それに気付いた誰かが、テントの隙間から放送用のマイクを差し込んだりしたものですから
彼女の嬌声が全テントに響き渡ったり致しまして・・・!? ┐(´_`)┌

そんなことで、あだ名が “ホットリップス” になってしまったわけですけれどもっw

・・・その彼女の “身体” に興味を持ち、ある “賭け” を仕掛けた奴がいた!!

いつものように身支度をして、女性たちが “シャワー室(テント)” に向かいますが
最初にシャワーを浴びたのは “ホットリップス”

賭けをした男たち、シャワーの順番を待つ女性たち、それぞれが椅子に腰掛け、テントに注目!? (汗) 

派手ハデな合図で “仕掛け” がスタート!
一瞬でテントがまくれ上がり、泡だらけの “ホットリップス” は大露出!?

・・・慌てて床に伏せるが、“賭け” の目的は果たされた!? (´-`).。oO
男たちはもちろん大喜びですが、女性たちにも大うけ!?

というものでしたが・・・ ^^;  やり過ぎだよ と思いつつも、
“狂気” を巧みに表現したものと感心した次第です。(汗)
(もちろん見物の女性たちが直ぐフォローに駆け付けたのは言うまでもございませぬ!)

他にも、ユニークで巧いな と思うエピソードは多々ありました。
そちらの方こそ、見応えがあるというものですけれども? ^q^ 紙幅が無いので・・・。(笑)

しかし、朝鮮戦争という設定ながら、なんとなくベトナムを想起させるような・・・!? ^^;

反戦を声高々に謳わずとも・・・ という、アルトマン監督の思惑が感じられる作品でしたね。

観るほどに面白みを増したりして? ^q^ なかなか手放せなくて困りましたっ w
月に4本コースにしたのに遅延が甚だしくなりつつある今日この頃・・・。 (・・*)ゞ トホホ。

余談ですが・・・
吹替の設定で原語の箇所があったりして!?  やはり訳者も困っての処置ってことかな? w
なにせ、それぞれが言いたい放題で、台詞も重なり放題なのでしたっ(爆)

ドナルド・サザーランド(ホークアイ・ピアス大尉)
トム・スケリット(デューク・フォレスト大尉)
エリオット・グールド(トラッパー・ジョン・マッキンタイア大尉)
ロバート・デュヴァル(フランク・バーンズ少佐)
サリー・ケラーマン(“ホットリップス”・オフーラハン婦長)
ルネ・オーベルジョノワ(“デイゴ・レッド”神父)
ロジャー・ボーウェン(ヘンリー・ブレーク大佐)
ジョー・アン・フラッグ(ディッシュ婦長)
ゲイリー・バーゴフ(“レーダー”オライリー伍長)
ジョン・シャック(“ペインレス”・ウォルドスキー大尉)
キム・アトウッド(ホー・ジョン)

監督 ロバート・アルトマン
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