ロブスター（THE LOBSTER） 2015

　“R15+” がちょいと気になっていたのですがっ（汗）

ここでは、45日以内にパートナーを見つけなければ、

あなたは動物に変えられます――。

映倫 R15+

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長編２作目の「籠の中の乙女」が世界的に注目を集めたギリシャの奇才ヨルゴス・ランティモス監督が
コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、ジョン・Ｃ・ライリー、ベン・ウィショー、レア・セドゥら
豪華キャストを起用し、自身初の英語作品に挑んだ奇想天外ＳＦラブ・ストーリー。
独身が罪とされるディストピアの世界を舞台に、“独身者”としてパートナーを見つめるための施設に
送られた主人公を待ち受ける驚愕の運命を、寓意に満ちたユニークかつシニカルな筆致で描き出す。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(allcinema より)

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えぇ？　そんなことアリ？！
と、冒頭の件で （￣д￣；　ギョ となりましたっ
　
一筋縄ではいかないぞ!?  との、未知の監督さんからの警告（あるいは挑戦状？）
と受け止めて！ 思わずグッと気を引き締める自分！ （汗）

運転していた中年女性が、クルマを降りてからスタスタと前方へ・・・
そして、いきなり発砲！
視線の先には放牧中の小馬？が屯しており、中の一頭がバタン

というのが全貌ですが、私めはココで超不快な気分に・・・！！！

でもまあ、まだ始まったばかり・・・
豪華キャストの登場をじっくりと見てみないことにはっ　 と、気を取り直します。（苦笑）
（終始女声のナレーションが流れますが、それは後に恋人となるレイチェル・ワイズの声 ｗ）

妻に愛想尽かしをされ、施設（ホテル）送りとなったデヴィッド（コリン・ファレル）

施設に入所する際の質問で “性的思考は？” と訊かれた時・・・
“以前に一度だけ・・・ﾑﾆｬﾑﾆｬ・・・　バイ-セクシュアルも選べますか？” と質問返し!? ｗ

・・・それは支障が生じたので選べなくなりました。　　
との答えが返ってくるとっ
しばらく逡巡した後に “ヘテロセクシャルでお願いします”  ですと。＾ｑ＾

う～ん なんだか変な雲行きだなぁ と思ったのですけれども ＾＾；
何となく興味が湧いてきたのも確か？（笑）

そして続けて、“お子さんは？” とか “犬は？” とか訊かれるのですが

“犬はここに。 兄です。以前ココに居ました 48歳で・・・” と、ボーダーコリー？を指します。ｗ
（ちなみに犬の名はボブ ＾ｑ＾）

ところで、合間などに挿入される音楽ですが
これが、どうも神経を “逆撫で” するような？ とても耳障りな旋律なのです。（苦笑）
（かと思うと、衝撃映像の時には妙にロマンチックなのが流れてみたり致しますが・・・!? ｗ）

さて、部屋に案内され、窓の下を見ると
合羽を着た人間が数人、地べたに転がされており・・・!?
それは、“狩り” の折りに、麻酔銃で打たれた “森に逃げた独身者たち” らしかった。
（彼らは、その後、本人希望の “人間以外のもの” にされて、また森へと放たれる!? （爆））

デヴィッドも、
施設で45日以内にパートナーが見つからなければ、希望した “ロブスター” に変えられてしまうのだ！

そんな奇妙な運命を背負う人々の中でも、狩りの名人も居ると言う・・・！？
いつも無表情だが、何故か不機嫌そうに見える？ある女性は、最強のハンターだと言われ
狩った人数分の日にちを稼いでいた。

その、“冷酷” と蔭口される？ ショートヘアの女性に、白羽の矢を立てたデヴィッド。

彼女の気に入るような？ “人道に悖る” 言動をし、結果、公にパートナーと認められて・・・
二人はダブルルームに移り、生活を共にするようになる。

がっ
なんと彼女は、まるでデヴィッドを試すかのように？ 
彼の兄 “犬” のボブを死に至らしめてしまう！？(~_~; 真に残忍な方法で・・・（爆） 

（全然気にしてないよ　といいながらも、思わず涙してしまうデヴィッド）

すると彼女は、嘘つきとはパートナーになれる訳がない 早速支配人に言うわ　と言い出したっ

デヴィッドは隙を見て逃げるのだが
なんと偶然出くわした、いつもお世話をしてくれるメイドが思いがけずの助太刀！？

デヴィッドはメイドの協力を得て、その冷血女をやっつけると
『TRANSFORMATION ROOM（変化室）』へと運び込むのだった！（爆）

その後すぐ、デヴィッドは森に・・・。

さて・・・？

それからは森でのサバイバルゲーム？になって参りますが・・・（爆）

森の独身者のリーダーはレア・セドゥ
堂々たる姐御振り？＾ｑ＾　
Cool な中に女の色香も漂わせて・・・!?
こういう役、とても似合っています。 汚れ役も辞さず　というところがNice♪（微笑）

・・・デヴィッドは其処で “近視の女（レイチェル・ワイズ）” に出逢い、恋に落ちる。
（森での暮らしぶりも、書きたいところですが、長くなりそうなので断念。 ｗ）

不快な気分で始まった割には、ハマってしまう感じの!? 何とも素敵な不思議空間♪ ＾ｑ＾
腹ボテ中年男を情けなく演じたコリン・ファレルが、ともかくイイです♪ ｗ

ラストは、『春琴抄』を思わせるような衝撃的なもの・・・（ネタバレ御免蒙る  (＾人＾；）

しかし、これは紛れもなく、ラヴ・ストーリーでしたね。＾＾；
とてつもなくユニークな構成でしたけれど・・・？（微笑）

コリン・ファレル（デヴィッド）　建築家

レイチェル・ワイズ　近視の女

ジェシカ・バーデン　鼻血の出やすい女

オリヴィア・コールマン 　施設の支配人（マネージャー）

アシュレー・ジェンセン 　ビスケットを好む女

アリアーヌ・ラベド　メイド（接客係）

アンゲリキ・パプーリァ　冷血女　最強のハンター!? 捕獲数192人 (￣ο￣;

ジョン・Ｃ・ライリー（ロバート）　滑舌の悪い男

レア・セドゥ　独身者たちのリーダー

マイケル・スマイリー　森の独身者

ベン・ウィショー（ジョン）　足の悪い男

監督・脚本・製作　ヨルゴス・ランティモス

コメント 2

お。これは未見でした。ジュ・シュイ・デゾレ、レア！（←フランス語でレア・セドゥに謝っている様子）。すぐに観なくては。レイチェル・ワイズも大好きです。ところで今、バーホーベン監督の『Elle』という映画でイザベル・ユペールが米国の賞レースを席巻。世界に旋風を巻き起こしています。あらためて、「凄い！」と、いささか興奮。　　RUKO
by 末尾ルコ（アルベール） (2016-12-08 01:04) 

末尾ルコ（アルベール） さん (^_^)ﾉ
珍しいですね ＾ｑ＾ 早速ご覧くださいませ♪ ｗ

う～ん 今ググってみましたら、レイプ関連の映画？(´0`)
内容も凄そうですが、イザベル・ユペールの演技に注目ですね!?
早く拝見したいものです。
いつもありがとうございます♪
by Labyrinth (2016-12-08 02:26)