SSブログ

ぼくの大切なともだち(MON MEILLEUR AMI/ MY BEST FRIEND) 2006 [は行の映画]

ぼくの大切なともだち.jpg パトリス・ルコント監督作品。 ^^;

あなたには親友と呼べる友達がいますか?

--------------------------------------------------------------------------------------------
本当に親友と呼べる存在がいないことに気づいた中年男の親友捜しの顛末を、
皮肉を絡めつつハートウォーミングに綴るヒューマン・コメディ。
主演は「八日目」「メルシィ!人生」のダニエル・オートゥイユと人気コメディアンのダニー・ブーン。
共演に「メトロで恋して」のジュリー・ガイエ。
監督は「仕立て屋の恋」「列車に乗った男」の名匠パトリス・ルコント。 (allcinema より)
--------------------------------------------------------------------------------------------
今回は男同士の友情物語? ^q^
パトリス・ルコント監督の手に掛かると、辛辣な皮肉も愉快に感じます? (笑)

冒頭は、ある老人の葬儀。
広い教会には喪服の人がポツポツと7人程・・・
帰り際、美術商のフランソワ(ダニエル・オートゥイユ)は未亡人にお悔やみを言ったついでに
故人の生前の言なので、ご自慢の家具を見せて欲しい と、抜け目なく?約束を取り付ける。

そして、フランソワの誕生日の夜。
レストランに集まってくれた人たちを前に、先日の寂しい限りの葬儀の話を持ち出すとっ
なんと予想外の!?
あんたの葬儀には誰も参列しないだろうよ との言葉が返ってきた!

フランソワはっ
こんなに居るじゃないか みんなトモダチだろ? と言うと
一緒に仕事をしているだけ! 友達じゃない! と、口々に! ┐(´_`)┌

フランソワはムキになり!? 親友は居るさ と言い張るとっ
共同経営者のカトリーヌ(ジュリー・ガイエ)は、ある “賭け” を持ちかけてくる!?

それは、10日以内に親友を連れてくるというもの!
もし出来なければ、20万ユーロで落札したばかりの貴重な古代ギリシャの壷は彼女のものに!

その賭けに乗ってしまったフランソワは、翌日から卒業アルバム等で友だち探しを始めるのだが
彼の思惑は大外れ!?
誰一人として彼を快く迎える人物は居なかった!(¬、¬;

途方に暮れるフランソワは、ある時乗ったタクシーのおしゃべりな運転手に着目!?
ブリュノ(ダニー・ブーン)と言う運転手は、“博識” を披露したがるクイズ好きな青年だったが
物腰柔らかで客扱いが巧い彼なら、友だちの作り方も上手いだろうと、教えを請うことに・・・!

ブリュノは、モットーとしている3つの柱をフランソワに伝授。
それは “感じ良さ” “笑顔” “誠実さ”

これを肝に銘じ!? フランソワは街や店で見知らぬ人々に声を掛けて回るのだが・・・
皆、薄気味悪がり?(爆) 逃げ去ってしまう。

そしてフランソワは、とうとう気付く! 一番身近にブリュノが居るではないか と。

早速、フランソワは“友情の証” として、あることをブリュノに頼み込む!
気が進まぬブリュノでしたが、
他ならぬフランソワの懇願に、しぶしぶ引き受けることに致します・・・。

さて・・・?

フランソワの一人娘ルイーズ(ジュリー・デュラン)は、例の壺を見て、曰く・・・
“アキレスとパトロクルス・・・ 「イリアス」に出てくる伝説的な二人・・・ 不滅の友情”  だと。

そんなこととはつゆ知らず?
ただ無性に欲しくて!? ^^;、後先も考えずに競り落とした壺でしたが・・・
フランソワにとっては必要なものだったのかも?? w

後半の展開は、勘の良い方なら予想が付くのかも知れませぬが
万事に疎い私めには、吃驚仰天のものでしたっ  (・・*)ゞ
それだけに、とても面白く観られたと思いますけれど・・・? ww

一つ良かったな と思うのは “自己中” のフランソワにも優しい恋人が居たことですね♪ 
ダニエル・オートゥイユは、相変わらずの?キョトーンとしたような表情で飄々と演じてました。w

“友だち” となるブリュノを演じたダニー・ブーンはお初でしたが ^^;
彼の嫌みのない演技は、作品の魅力UPに大いに貢献したのではっ!? と思われました。

そして、ここでまた新たに気になる女優さん発見! ^q^
フランソワのビジネスパートナー、カトリーヌを演じたジュリー・ガイエが Nice でした♪
綺麗なだけでなく、才もある方のようですが・・・ ^^;
私生活も華やかだったりして・・・!? (^_-)-☆

ダニエル・オートゥイユ(フランソワ・コスト) 美術商
ダニー・ブーン(ブリュノ・ブーレー)  タクシー運転手
ジュリー・ガイエ(カトリーヌ) フランソワのビジネスパートナー
ジュリー・デュラン(ルイーズ・コスト) フランソワの娘
ジャック・マトゥー   ブリュノの父
マリー・ピレ  ブリュノの母
エリザベート・ブールジーヌ(ジュリア) フランソワの恋人?
アンリ・ガルサン(エティエン・ドゥラモット) テレビ番組プロデューサー
ジャック・スピエセル(レテリエ) 
フィリップ・デュ・ジャネラン(リュック)
脚本 ジェローム・トネール

監督・脚本 パトリス・ルコント

nice!(28)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 28

コメント 2

末尾ルコ(アルベール)

わたし何か、ルコントについて述べたような気がしますが、この作品は観ておりません(こらこら 笑)。ダニー・ブーンについてフランス人の友人に訪ねたことがありますが、「いかにもフランス的過ぎて、なかなかフランス以外では人気が出ないタイプ」と言ってました。  RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2017-06-13 02:06) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール) さん (^_^)ノ
ご友人のお話、いつもありがとうございます♪
ダニー・ブーンはお初でしたけれど、良い感じの人だと思いましたね。
“フランス的過ぎ” というのがちょっと気になるところです!? ^^;
by Labyrinth (2017-06-14 01:08) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0