ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ（THE FOUNDER） 2016

　“公認” ナシ？ (^_^;

英雄か。

怪物か。

THE FOUNDER　→　創業者

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「バードマン」のマイケル・キートンが世界最大級のファストフード・チェーン“マクドナルド”の“創業者”
レイ・クロックを演じる伝記ドラマ。
マクドナルド兄弟が始めた片田舎のバーガー・ショップを世界的巨大企業へと急成長させたビジネスマン、
レイを主人公に、成功のためには手段を選ばない彼の冷徹な信念と飽くなき情熱を、
職人気質の兄弟との対立を軸に赤裸々な筆致で描き出す。
共演はニック・オファーマン、ジョン・キャロル・リンチ、ローラ・ダーン。
監督は「しあわせの隠れ場所」「ウォルト・ディズニーの約束」のジョン・リー・ハンコック。（ａｌｌｃｉｎｅｍａ より）
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マイケル・キートンは年一のペースで？着実にキャリアを重ねていらっしゃるようですけれども
「スポットライト　世紀のスクープ (2015)」は未見なので、そちらも気になるところなのですが・・・ 
本作は別の意味で？ とても気になる作品でしたね。 (￣￢￣*)ｼﾞｭﾙ... 満月チーズ月見～♪

1954年のアメリカ。
52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスで中西部を回っていたが、なかなか捌けず・・・。

ところが、ある日、ドライブインレストランから８台ものオーダーが入り・・・！
どんな店なのか興味を抱きつつ、その店に向かうとっ
そこにはディック＆マック兄弟が経営するハンバーガー店<マクドナルド>があった。

そこでレイは目を見張ることにっ！？
合理的な流れ作業の “スピード・サービス・システム” は鮮やで、魅力的に映った!?

更に、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは・・・
壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、渋る兄弟を説得し、契約を交わすことに・・・！

次々にフランチャイズ化を成功させ、貪欲に利益を追求するレイ。
慎重派のディック＆マック兄弟との関係は当然悪化して行くのだが・・・

さて・・・？

映画の中で気になった事を、ちょっと・・・　私的な覚書ですが。 （・・*）ゞ

・・・儲けが出ないのには理由が有る？  まずは “土地を買い取って店側に貸せばよい ”
（ハリー・ソナボーンのアドヴァイスより）

・・・不都合があるなら、勝手に変更しちゃえ！　“契約は壊す為にある”
 (￣ο￣; 毒を吐く レイ・クロック

・・・兄弟は追い出せ！　しかし、<マクドナルド> はそのままに！

何故って　“響きが良いから”  (￢､￢; えぇ？　そこなのぉ!?

ところでっ
外食チェーン マクドナルドの “創業者” レイ・クロック語録が、なかなか深いです？ ＾＾；

“愚直なほど簡潔に”（Keep it simple, stupid.）　→　継続に勝るものはない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ｏｆｆｉｃｉａｌ ｗｅｂｓｉｔｅ より）

映画の中でも一番肝心なことは、「根気」 と答えていましたね。
その時には意外な気がしましたけれども、やはり真実なんでしょうね～ ＾＾；

またofficial website “プロダクションノート” には興味深いことが！（以下 一部引用）

「2004年、プロデューサーのドン・ハンドフィールドは、
マーク・ノップラーの「ブーム・ライク・ザット」に心を奪われた。
その歌詞には、シェークミキサーのセールスマンが、
マクドナルド兄弟が経営するハンバーガー店を訪れ、
フランチャイズ化しようと売り込んだことが歌われていた。」

Mark Knopfler 「Boom Like That」 YouTubeで聴いてみましたけれどっ
曲調はテンポ良く、心地良く・・・♪　
マーク・ノップラーは初めて聴きましたが、渋めな良い声でした♪

が～　
英語の歌詞のスーパーインポーズもナシなので内容が入って来ずに・・・　惜しい！ orz

まあ、それにしても・・・
この曲が切っ掛けとなり1本の映画として残ることになったのですから本当に貴重な話ですね。＾＾；

とても身近な “マクドナルド” に、こんな裏事情があったとはっ ＾＾；

品質に拘り、手を広げることに慎重だった“兄弟” を踏み付けにして！ 
伸し上がるレイ・クロックって・・・

英雄　or　怪物？

そのどちらともとれるような良い頃合いに？ マイケル・キートンが、熱演しておりまする。
やることも、言うことも小憎らしく感じはするものの、嫌いになれない・・・！ というか？  （・・*）ゞ

マクドナルド兄弟を演じた俳優さんのコンビネーションもNiceで・・・
ド凡人の私めは、思わず彼らに同情したくなってしまいましたけれども・・・。 （汗）

気の毒な立場に追いやられてしまった形ですが、あれが現実なのでしょうね？ ＾＾；
本当に分かり易く・・・　最後まで面白く観ることが出来ました。

マイケル・キートン（レイ・クロック）

ニック・オファーマン（ディック・マクドナルド）　弟

ジョン・キャロル・リンチ（マック・マクドナルド）　兄

リンダ・カーデリーニ（ジョアン・スミス）

パトリック・ウィルソン（ロリー・スミス）　ジョアンの夫

Ｂ・Ｊ・ノヴァク（ハリー・ソナボーン）

ローラ・ダーン（レセル・クロック）　レイの糟糠の妻

監督　ジョン・リー・ハンコック

コメント 2

マクドナルドの暗黒部分・・などといううたい文句で
映画紹介をしていたのをちらりと聞き及んでいました。
流石にマクドナルド側の提供は受けられなかったとかで・・ｗ
起業というのは知識や経験やある程度の資金で出来るのかもしれませんが
それを大きく発展させ、収入を増大させてゆくには
それだけでは無理なのかもしれませんね。
by takehiko (2017-09-19 10:06) 

takehiko さん (^_^)ﾉ
こちらにもコメントありがとうございます。
やはり流石に 厚顔無恥という言葉は書けませんでしたけれど・・・ (・・*)ゞ
そんな感じの図太い神経や、逆に鋭く繊細なアンテナを持っていたから こその偉業かな と。

マクドナルド兄弟の子孫の方たちが快く資料提供等々の協力をされたようですが・・・
成り立ちがつまびらかになり、お店に対して、より親しみを感じるような気が致します？ｗ
by Labyrinth (2017-09-20 01:32)