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ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(JE T'AIME, MOI NON PLUS) 1975 [さ行の映画]

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ.jpg ジェーン・バーキン♪ ( ´艸`)

必要なのは2つだけ。
美しい恋愛と音楽―――。

ジャンル ロマンス
製作国 フランス
時間  90分
映倫 R18+

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ミュージシャンであり俳優でもあるS・ゲンズブールが、
妻ジェーン・バーキンを主演に監督デビューを果した作品。
ゴミ処理車で働く二人の青年ゲイカップルと、
スナックのウェイトレスをする女との三角関係を描いた異色作。(allcinema より)
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最初からナンですが… (^_^ゝ
official website “About Movie” より一部転載させて頂きますと…

「1969年にリリースされた、セルジュ・ゲンズブールの代表曲で、
 ジェーン・バーキンとのデュエットソング「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」
 をモチーフに映画化された作品。
 映画音楽を手掛け、俳優として映画に関わっていたゲンズブールが初めてメガホンを取った。
 ゲンズブール没後30年となる今年、待望の4K完全無修正版となり、
 オリジナル版で鮮やかに美しくよみがえる。」

また… 
ボリス・ヴィアンに捧げられた不朽の名曲が蘇る”
 
…そうなのですが、失礼ながら 楽曲もボリス・ヴィアンも全く存じ上げず・・・(汗)
“インストゥルメンタル版を使用” というのですが、これまた印象に残らず!? スミマセン~  orz
(これじゃイカンと、試聴してみましたが… う~ん (汗) どうなんでしょう? (¬、¬;)

でも、映画自体は… 
(いろんな意味でドキドキしながらですが…(汗)) とても楽しめました…。
何より、「美しき諍い女(1991)」以前の若きジェーン・バーキンを拝めた事が、超嬉しい♪

“ご挨拶” 動画で、今のお姿を拝見するに…  年月の残酷さを思ったり致しますが・・・(¬、¬;
最後にチラッと映る彼女の照れ笑い?は、お人柄を忍ばせるようで好ましい限りです♪

オープニングクレジットは、乾いた というか埃っぽい感じが…!?
(思えば、終始そんな味わいの映画だった気がしますね? 不快感はないにせよ、爽やかでもない…?w)

くすんだ黄色のゴミ回収トラックに男が二人・・・(クラスとパドヴァン)
軽い衝撃と共に…!? フロントガラスに血しぶきが…!
クラスは、しばらく走った後、其れを素手で取り除く。
鴉は不吉だ とパドヴァン。

・・・道端に故障して立往生ののクルマが…!?
 
男たちが “渡りに船” とばかりに? 小狡い表情をみせると、クラスは荷台に乗せてやることに…。

一人はパドヴァンの横に乗るのだが・・・
白馬にまたがった農夫(ジェラール・ドパルデュー)とすれ違うと、すかさず男が 「オカマ」と揶揄…!?

パドヴァンは怒りに任せて男を放り出し、クラスは荷台を揚げて他の男たちも振り払う…!
(しかし一人の労働者?は辛うじて荷台の陰に縋りつき、カフェバーで止まるまでご同行…!? w)

だだっ広いカフェバーに着くと、“ビニール袋バサバサ” のパドヴァンはゲームに熱中する。

クラスは、注文しようと、カウンターに “声掛け” を…。
すると、振り返ったのは少年のような風情のジョニー(ジェーン・バーキン)だった。
(外野の私めもドキッとしましたが f^_^; この “驚き” はクラスの心を捉えるに足る “新鮮さ” ♪)

彼女の足元には、不細工な愛犬のフレンチブルドッグが居て…
ひと時にしても、心が和む感じが…? ( ´艸`)

…というのも、店主のボリスは酷い “パワハラ男” で、言葉も行動もとことん暴力的だった。
(ジョニーは嫌悪し、反発しながらも… 行き場がないのか? 辛抱して働くしかない態…?)

・・・土曜日にダンスパーティーが開かれると言う…。
ジョニーはためらわず、クラスを誘うのだった。

後日、いつものように古着の山で作業中のクラスは・・・
ブタの顔の “人形” を見つけると、ジョニーのために取っておくことに…!? ( ´艸`)

ある日のこと…
クラスはジョニーをトラックに乗せ、町で買い物を楽しんだりして、デート気分に浸るのだが…
それは “相棒” パドヴァンの嫉妬と怒りを煽ることとなる…!

ダンスパーティーの当日・・・
近隣の若者が集まる中、店主のボリスの発声で “素人ストリップ・ショー” が始まった…! 

女たちはステージ上で次々と脱いでいくのだが、イケてない時には容赦なくブーイング…!?
(ま、見苦しいとまでは言わないにしても…? “イタイ感じ” が妙な切なさを誘ったり…?(汗))

そんな中、人目を憚らず… ジョニーとクラスはピッタリと抱き合って踊り出すのだった。
気分が高揚すると、キスを交わすまでに…!?

それを、パドヴァンが苦々しい思いで見てしまった直後…?
いつかの男たちがパドヴァンを見咎め、表に引きずり出し… 袋叩きに…!!

騒ぎに気付いたクラスが姿を見せると、ナイフをチラつかせる男も居たが…!?
彼の度外れた気迫に恐れをなしたのか? 男たちは散り散りに去っていくのだった。

クラスは、パドヴァンを庇いながら帰宅することに。

そんなことで、水を差された二人は、後日改めてデートとなるのだが・・・

さて・・・?

普通の男女のように(?) デートしてからのホテル…!?
ジョニーはノリノリですが、クラスはどうしても “ダメ” という…?

その後の顛末をどう書いたものか? ハテ…?? と、私めは暫し逡巡・・・(ウ^_^ソ) 

まあ、平たく言えば…?
ジョニーがクラスの好みに合わせた ということになるのですけれども・・・
ともかく、尋常でない “声” が出てしまい…!? ホテル中の迷惑に…? (爆)

結局二人は追い出されてしまうのですが、その時のクラスの捨て台詞が何とも可笑しい…!? w
「なるほど 淫××は静かなもんだな」

こんなことが何度もあり…!?
(というのが凄いと思うのですが・・・ (;^_^A)

しゃーない 誰にも迷惑のかからない場所にいくか…!
ということで、トラックの荷台!? ( ̄ο ̄;

私見ですが、ここで二人は “正式に” 結ばれた と…!
何故なら “声” が違って聞こえたのです♪ (苦笑)  ん? 私めの気のせい…?(汗)

ここで、クラスの “Niceな台詞” があるのですが、それは敢て記しませぬ。(ニヤリ)

この後、幸せ気分のジョニーに “とんでもな出来事” が起こります…!?

二度目の さて・・・? ( ´艸`)

ラストは、何だかなぁ? という感じ… 
ジョニー(ジェーン・バーキン)には “哀れみ” を感じてしまいました…。

あのシチュエーションはないのでは…?と思ってしまうくらい非道な感じがしましたね?(汗)
まあ、ご夫婦でやっていることなので、いいんですけどっ (´-`).。oO

それでも、 “4K完全無修正版” スクリーンで観られて良かった…! と大満足でございます。(微笑)

因みに、トラックにしがみ付いていた労働者役のミシェル・ブランは本作がデビュー!?
後に「仕立て屋の恋(1989)」で主役を張って、好演…!と記憶していますが記事はナシ。orz

ジェラール・ドパルデューは、何時もの感じだったかな?( ´艸`) 
見た目は若くて細いですけどね。(笑)

また…
“アンディ・ウォーホルに見出だされた 華麗なる美男” というジョー・ダレッサンドロですが
確かにイイ男でしたけれど、ジェーン・バーキンがデカいので? 小柄に見えちゃいましたかね…?(汗)

ジェーン・バーキン(ジョニー) カフェバーのウェイトレス
ジョー・ダレッサンドロ(クラスキー “クラス”) ゴミ回収業 ポーランド人
ユーグ・ケステル(パドヴァン) クラスキーの相棒 イタリア人
ルネ・コルデホフ(ボリス) カフェバーの “パワハラ” 店主
ジミー・デイヴィス
ジェラール・ドパルデュー(農夫) 白馬と共に…?
ミシェル・ブラン(労働者)

監督・脚本・音楽 セルジュ・ゲンズブール

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コメント 4

lequiche

情報をありがとうございます。
無修正版が公開されたのですね。
予告編を見ましたが美しいです。
バーキンの今のお姿はあれはあれで良いと思います。
飾らないという彼女の精神があらわれていますし。
by lequiche (2021-07-23 14:36) 

Labyrinth

lequiche さん (^_^)ノ
恐れ入ります~ 流石 lequiche さん ご存じでいらっしゃいましたっ (;^_^A
私はこの曲がどんな位置づけなのかも知りませんでしたけれど… (汗)
このような凄い作品が出来上がるだけの “熱量” は何となく感じられましたね?w
バーキンはカリスマ って事が良く分かる映画でした。
御存命なのが嬉しいです♪ ( ´艸`)
by Labyrinth (2021-07-24 00:38) 

末尾ルコ(アルベール)

いろんな意味で濃厚な映画ですよね。体調によってはもたれる場合も…(笑)。

                             RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2021-07-24 06:22) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール)さん (^_^)ノ
仰る通りですね~ (汗)  万人にお勧め というものではないですね。w
私めはドキドキしながら堪能しちゃいましたけどっ ( ´艸`)
by Labyrinth (2021-07-24 17:16) 

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