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夢見る頃を過ぎても (UNCONDITIONAL LOVE)  2002 [や行の映画]

夢見る頃を過ぎても.jpg これもダン・エイクロイドのお導きですが…  何か? ( ´艸`)

ジャンル ロマンス/コメディ
製作国 アメリカ
時間  121分
劇場未公開

UNCONDITIONAL LOVE → 絶対的な愛 (無条件の愛)

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『アバウト・シュミット』のキャシー・ベイツ主演、彼女がみごとな歌声も披露する
ハートウォーミングコメディ。
憧れのスター歌手の死と夫との離婚というショックに見舞われたひとりの主婦。
彼女は持ち前の包容力と歌で、危機的状況を乗り越えていく。(TSUTAYA DISCAS より)
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「ミザリー(1990)」で…? ( ̄д ̄;ギョ という印象が強烈過ぎて避けていた時期が…!(爆)
とは言え、その後… 佳き作品の数々を拝見し、大好きな女優さんの一人となりましたっ w

本作は、そんなキャシー・ベイツ主演の・・・
何とも素敵な “不思議映画” ♪ (^_^)y 私的には正に大当たり♪ という所です…。
(ん? 私好みの “不思議さ” というよりも? 予測不可能という展開に… 終始ワクワクだったかも? w)

また… 彼女はもとより、ジョナサン・プライスの渋い歌声まで聴けて…!?
更に、ジュリー・アンドリュース役のジュリー・アンドリュースが歌ってくれるという…♪
もぉ~最高♪  
(バニー・マニロウの有難さは…  ググるまで “キョトーン状態” でしたけれどっ (^_^ゝ)

因みに… 後半には、ダン・エイクロイドが小声で口ずさむ感じで歌う場面も…!
(『How Deep Is The Ocean』 crooned romantically  by Dan Aykroyd)

実は、この映画・・・ (劇場未公開 というのは今知った事なのですが… (汗))
ずっと以前から存在は知っていました。
何故なら、御贔屓のメロディ・メーカー 来生たかお氏の楽曲のタイトルに有りまして…
作詞担当のお姉さま 来生えつこ氏が、無類の映画好きで、新曲に好きな映画の題を付ける のだと…!?

そんなことで、いつか観よう! と楽しみにしていたのですが、ひょんなことから実現の運びに…!w
ダン・エイクロイド 様様です…!(^人^)

そして、“スター” を演じるジョナサン・プライスですが・・・
ご出演作を多々拝見していても… “私的” 代表作はいつも「未来世紀ブラジル(1985)」…。( ´艸`)
監督は違うにしても…? 本作はあの時の、摩訶不思議な彼が甦るような印象が…!? (微笑)

前置き 甚だ長過ぎで…  ホント スミマセン (*- -)(*_ _) ペコリ

オープニング・クレジットは、雲上の世界…!?
奥さま方に大人気の!? ヴィクター・フォックス(ジョナサン・プライス)が美声を披露♪
3人の美女をバックに、派手なタキシード姿の彼が『Hitchcock Railway』を歌い踊る。

シカゴの高層アパートに朝靄が流れ・・・
目覚めたグレース(キャシー・ベイツ)は、お気に入りのCDを掛けて台所に立ち、朝食の用意を…!
(キッチン周りは整然としていて、主婦としての彼女の拘りが感じられる…)

“蛙の声” で起こされるのは、グレースの夫のマックス(ダン・エイクロイド)
目覚めても直ぐには起き上がらず…? ぼんやり妻の鼻歌を聴いている彼は、何故か気が重そう…?

スーツに着替えたマックスが、ふと大きなガラス窓から外に目をやると…
そこには、向かいのアパートの窓に張り付き、硝子を掃除している赤い作業服の男が見えた。

TVで、大好きなヴィクター・フォックスがシカゴに来ていると知ったグレースは大興奮…!?
更に、「先着5名様をスタジオにご招待」と聴くと、大慌てで電話に走る!?

幸運な事に…! グレースは5人の中に入ったのだが・・・
その時、夫のマックスが思いつめた表情ながら?一方的に “離婚” の話をし始める。

気が動転したグレースは反射的に電話を切ってしまうのだが・・・

「何故?」とグレースが別れたい理由を尋ねると…
夫は「…死を連想させる存在だった…」と、すまなそうな顔をしながら、残酷な事を言うのだった。

乱れた心が収まらないグレースだったが、“電話” が気になってTV局に再度掛けてみる。

“切った時点で失格ですよ” と言われたが、あれこれ愚痴ると・・・
相手は、気の毒に思ったのか? はたまた根負けしたのか…?
「一応お名前と住所を…」と希望をつないでくれるのだった。

諦めかけた頃…? 招待状が届いた…! 
グレースはドキドキしながらTV局のスタジオへ…!

ところが、ヴィクター・フォックスの到着が遅れている とかで、待たされることに…。
しかし、彼はその時… 連続殺人鬼(得物はクロスボウ)の餌食となり、亡くなっていたのだった。

グレースは、気の合う?息子の嫁のモーディ(メレディス・イートン)に慰められた…。
(この時モーディ自身も、赤ちゃんが居るのに離婚問題で悩み中だった…!? (¬、¬;)

グレースは、モーディの後押しもあって…?
勇気を奮い起こし…! ヴィクターの葬儀が行われると言う英国の郊外の街へと、一歩を踏み出した。

・・・ヴィクターの生家に向かう列車の中で拾った地元新聞に、心惹かれる告知が…?

「ヴィクター
 “決して悔やまず 決して忘れない”
 “神に授かりし無条件の愛   D・S より”」

グレースは、その詩のようなものが気になり、そっと切り取るのだった。

静かな田舎町に着くと、花屋に寄ってヴィクターのために “花” を注文するグレース・・・
新聞の切り抜きの “言葉” を添えてもらおうと口にすると、それはすでに使われている と言う…!?

花屋の女性店員は… 
“D・S” とは、ヴィクターの “訳あり” の使用人よ…! と、こっそり教えてくれるのだった。

花屋の店員に電話を掛けてもらい、新聞の “詩” の話をして、花代を折半してくれるよう頼むと…?
電話の主は、終始不機嫌そうだったが? 不承不承ながらも OKしてくれた…!?

グレースは、バラの花束を抱えて、ヴィクターの生家を訪れる。
広い庭には、ファンが持参した花々が所狭しと置かれていた。

・・・代わる代わる出て来た男は全部で3人!?

最後に呼ばれて出て来たのが “D・Sことダーク・シンプソン(ルパート・エヴェレット)” だった。
ダークは「ヴィクターが残してくれた家だ」と言い張って、グレースと激しい口論に…!?

その様子を遠目で見ていたのが、ヴィクターの3人の妹たちと、その夫のムーア弁護士…。
グレースは、彼らから声掛けされると、嬉しくなってお茶に呼ばれてしまうのだが・・・

さて・・・?

“アメリカ人” という事だけで音楽関係者と勘違いされて、予想外のおもてなしを…!?(爆)

結局バレてしまうと、豹変するような…!? 気難し屋の人たちだったわけですが・・・(苦笑)

ムーア弁護士が追いかけて来て、名刺を渡し… 
グレースに “訳アリの使用人” ダークとの話し合いの糸口を付けて欲しい と頼むのでした。

それとは別に?グレース自身の気持ちとして・・・
大好きだったヴィクターの “恋人” だというダークを、もっと理解したい…! と近づきます。w
この辺り、ルパート・エヴェレット扮するダークの “頑なな変人振り”  が面白くて楽しめます♪

何にせよ、グレースの “ダーク攻略法” が見ものですが・・・ ( ´艸`)
やがて二人は、愛するヴィクターを失った寂寥感を分かち合えるような “仲” に…!?(微笑)

ヴィクターの葬儀の模様が、空港のTV画面に流れる中・・・
二人は、“ヴィクターの敵討ち” を胸に誓い…!?   シカゴへ向けてGO~♪

・・・と、サラッと書いてしまいますと、どこがハートウォーミングコメディ?? と…!? (汗)
(^_^ゝ そこは “面白エピソード” と、キャシー・ベイツの豊かな “包容力” で魅せてくれました♪

肝心の興味深い所を、ガサーっと省略させて頂きまして…!? (;^_^A 

緊迫の、クライマックス後・・・
“一件落着” の一行は、TV番組に呼ばれて女性MCからインタビューを受けます。

観覧席には、亡きヴィクターの三人の妹たちも、ダークから招待されて並んでいます。
ダークが先手を打って…!? “意趣返し” をしたりするのも見ものでしたけれど…? (汗)

グレースの番が来た時、客席に居た “元夫” のマックスが手をあげて発言…!
「グレース 君の歌が聴きたい」

それが切っ掛けとなり、サプライズゲストのバニー・マニロウがご登場♪
照れるグレースを導きながら、デュエットし…♪ やがて会場の皆での合唱となる♪
『Can't Smile Without You』 素敵~♪  

エンディング・クレジットに流れるのは、ジョナサン・プライスが歌う『Over the Rainbow』

ところで、最後になりましたが…
P・J・ホーガン という監督さんは、お初かと思いましたら「ピーター・パン(2003)」観てました。
リュディヴィーヌ・サニエに興味津々の頃で…  彼女のティンカー・ベルを観たかったのかと…?(蛇足)

また、小人症の?ユニークな女優メレディス・イートンの存在を知ることが出来て、良かったです。
彼女(モーディ役)の登場するシーンは、何が起こるか…? いつもワクワク♪ ( ´艸`)
貴重な “魅惑” の存在でしたね♪ w

蛇足の蛇足…?(^_^ゝ
ピーター・サースガードという俳優は、この時は若手の部類でしたけれど…?
出てきた途端に、こいつが犯人だ…! と思わせる何かがあったような…?(ニヤリ)

キャプチャー(参考までに)
1.オープニング
2.マックス vs ビクター
3.前兆 サイン
4.スターの悲劇
5.イギリスへ
6.ビクターの秘密
7.無条件の愛
8.イングリッシュパブ
9.アメイジング・グレイス
10.マックス vs ダーク
11.遥かなる影
12.涙色の微笑~虹の彼方へ

キャシー・ベイツ(グレース・ビースリー) 専業主婦
ルパート・エヴェレット(ダーク・シンプソン “D・S”) ヴィクターの使用人  実は…?
メレディス・イートン(モーディ) グレースの嫁
ピーター・サースガード(窓拭き)
リン・レッドグレーヴ(ノラ・フォックス) ヴィクターの妹
ステファニー・ビーチャム(ハリエット・フォックス=スミス) ヴィクターの妹
リチャード・ブライアーズ(バリー・ムーア)  弁護士
ダン・エイクロイド(マックス・ビースリー) グレースの夫
ジュリー・アンドリュース 本人
バリー・マニロウ 本人 唯一の映画出演らしい…?
ジョナサン・プライス(ヴィクター・フォックス) 人気歌手

脚本 ジョスリン・ムーアハウス

監督・脚本 P・J・ホーガン

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