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スターシップ9(ORBITA 9/ ORBITER 9) 2016 [さ行の映画]

スターシップ9.jpg ベレン・ルエダのお導き…  8作目 ( ´艸`)

人類の運命×二人の宿命

ジャンル SF/ドラマ/ロマンス
製作国 スペイン/コロンビア
時間  95分

Órbita (スペイン語) → 軌道 (直訳)
Orbiter オービター (英語)  → 旋回するものの意
                惑星や衛星などの軌道を周回する宇宙船  軌道船

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これが記念すべき長編デビューとなるスペイン映画界期待の俊英、
アテム・クライチェ・ルイス=ソリヤ監督による本格SFドラマ。
主演は「キャロルの初恋」のクララ・ラゴ、共演にアレックス・ゴンサレス。(allcinema より)
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命の相続人(2008)」では、エドゥアルド・ノリエガの演じた医師の娘役として拝見した…
ファニーフェイスの? 女優さん クララ・ラゴが数奇な運命のヒロインを好演しています。

もちろん、お目当てのベレン・ルエダは、出番は少な目ながらも?特別扱いの “良い役” …!? w
なのですが… なんと途中であっけなく消されてしまう役処でございました~  ムネン~(>_<)
(CON LA COLABORACION E SPECIAL DE BELEN RUEDA とオープニング・クレジットに…)

ところでっ
“監督・脚本” という… アテム・クライチェ・ルイス=ソリヤ監督ですけれど・・・
独りよがりで “突っ走る” タイプでなければよいが…? (¬、¬; という思いは杞憂に終わりました。w
ナイーヴな感性の持ち主なのでは? と思われる程?ヒロインの内面が緻密に描かれていたような…!? 

ま、そればかりではなく…? 追いつ追われつ…的なアクションシーンもあったりして・・・
最後まで予断を許さず… という展開は面白くて…! 地味めながらも、とても楽しめました♪

オープニング・クレジット…
宇宙船内部の模様が映し出され、冷え冷えとした?空気が漂う中… 
突如として? 若い女が  ( ̄ο ̄; 筋トレを…!?

逆さまの姿勢で、ゆっくりと繰り返す様子は、静謐で…!  崇高な感じすらする? (チョイト大袈裟?)

AI(“レベカ” と呼ばれる)の声が「酸素レベル 1パーセント」「17時間後にカプセル到着」と報告を…。

エレナ(クララ・ラゴ)は一人 食事をしながら「知ってるわ」と答える。
AIの声が「初めての人間ね」と続けると、エレナは「三人目よ」と、プンプン口調で…? w

・・・荒い画面の “父と母” が… エレナを一人にする事の “言い訳” を辛そうに訴え掛ける…!?

「あなた一人なら酸素は5倍になるはず…!? エンジニアが来るまでの間…  頑張るのよ」
暗闇の中、エレナはじっと見続ける。

「起床時間よ! エレナ 出発してから 7409日目…」とAIの声が朝の声掛けを…。
それから続けて「保存酸素 活性化…」「週に一度の健康診断を…!」

指示の通り、検査を済ませたエレナは、好きな映画を楽しんだ後、いつもの筋トレを続けていた。

すると、突然船内が大揺れし・・・   AIの声が「連結開始」を知らせる。

エレナは慌てて操縦室に駆け込み、モニターで確認…! 程なく「連結完了」となるのだが・・・
「外部ロックを解除」というAIの声に…  エレナはドキドキしながらドアの前に立って待つのだった。

やって来たのは、物々しい? 宇宙服の人物。
やおら “頭部” を外した男は事務的な口調で「ロボット・エンジニア11 ベータ57」と自己紹介…!?

エレナは名を名乗り、握手を求める。
すると彼からは「50時間で戻らないと…!」と、つれない返事が返って来た…。

「酸素マトリックスの不具合よ…! レベカにも原因が分からなくて…」と言ってから…
エレナは会話を途切れさせたくなくて? 自分の置かれた環境等を話し出すのだが・・・
男は至って冷静に受け応えをする…?

その時… エレナは彼の傍らに、小さいロボットを発見…!
「それは何?」と嬉しそうに訊いてみると…?

「キュービック」
「接続不良トラッカーだ… 早く作業できる」との答えに、エレナの顔から笑みが消える…!?

エレナは、男が作業から手が離れた頃を見計らって名前を訊いてみた。

「アレックス」と答えた彼は、エレナの “食事への招待” を、仕事を理由に一度は断るのだが・・・
エレナの「両親としか食べたことがない…」等のストレートな訴えに折れる形で、受け入れる事に…!

向き合って… 気まずそうに食事をする二人・・・
エレナは、“移民” の両親の期待に応える “自分の人生” の切なさ?をポツリぽつりと語り出す。
(この先20年も船の中で一人で過ごさねばならない…!? 等々)

翌朝も、AI “レベカ” の声で起こされるが・・・ 
“レベカ” は「保存酸素を不活性化」と…!?
ベッドに起き上がったエレナは、思わず大きく深呼吸をしてみる…。

アレックスの所に行き「呼吸が楽になった!」と伝えると… 
彼はやや親しみの籠った朝の挨拶をしてから「もう少しで直る… 明日には!」と言うのだった。 

それからエレナは、いつものように? 淡々と腕立て伏せを繰り返す!? 

その後、エレナは、こっそりとアレックスの使っている部屋に忍び込んでみるのだが・・・
隅の方に “キュービック” が居て…!  エレナは、思わず笑顔で話し掛けてしまう。

その夜? 
アレックスは「 “レベカ” の修理をしてから体を休めたいので夕食は辞退する」 と言って来る。

ずっと悶々としていたエレナだったが・・・
意を決してアレックスが就寝している部屋へ…! ( ̄ο ̄;

さて・・・?

それから何が起こったのかは、言わずもがな…!? ( ´艸`)

アレックスは時間通りに修理を完了し、帰って行きました。
ところがっ d(≧∇≦) 

って  (^_^ゝ 
もったいを付けるつもりはございませぬが、やはりネタバレは無し!ということで。

そうすると、ベレン・ルエダの事も詳しくは書けなくなってしまいますが、少しだけ…!
彼女は、悩めるアレックスが通うセラピーの担当者 シルヴィア役・・・
美しい金髪は健在?なのですが、短めのボブスタイルなので…! ちょっと吃驚? かえって新鮮?( ´艸`)

何はともあれ…
ヒロインのクララ・ラゴの無垢な感じ? 可憐さ? が何よりの魅力でしたね♪
「命の・・・」では反抗的な娘の役だったので、顔が可愛いとは微塵も思わなかったのですがっ(爆)

まぁ、受ける印象は可憐でも、身体全体はアスリート!?(汗)
そのギャップがまた良い感じでした♪ (^_-)-☆

ところで…
ストーリー自体は面白く展開していくので、観ている分にはあまり疑問は浮かばなかったのですが?
根幹にある国家規模の? あるいは地球規模の? “移住計画” と実験内容?は、いまいち謎…!?(爆)
ん? 解ってないのは私だけだったりするのかな? (大汗)

ラストは、明るい展望のようで? 何よりでしたけれど…! ( ´艸`) こればっかり。。。

チャプター(参考までに)
1.エレナ
2.計画
3.ドアの向こうの
4.エレナの真実
5.生け捕りにしろ
6.船に戻る条件

クララ・ラゴ(エレナ) 宇宙ステーション "オービター9" で一人で暮らす娘
アレックス・ゴンサレス(アレックス) エンジニア
アンドレス・パラ(ウーゴ) オービター計画の責任者 科学者
ベレン・ルエダ(シルヴィア) カウンセラー? セラピスト? アバター?は狼 ( ´艸`)

監督・脚本 アテム・クライチェ・ルイス=ソリヤ

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