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グリーン・ナイト(THE GREEN KNIGHT) 2021 [か行の映画]

グリーン・ナイト.jpg 不思議映画の極致かも…!? ( ´艸`)

怪物と戦う者は
みずからも怪物とならぬように心せよ

ジャンル ファンタジー/アドベンチャー/歴史劇
製作国 アメリカ/カナダ/アイルランド
時間  130分

字幕翻訳は松浦美奈さんでしたっ

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「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」「さらば愛しきアウトロー」の鬼才
デヴィッド・ロウリー監督が中世の英雄奇譚『サー・ガウェインと緑の騎士』を映画化した
異色のダーク・ファンタジー。
主演は「スラムドッグ$ミリオネア」「ホテル・ムンバイ」のデヴ・パテル、
共演にアリシア・ヴィキャンデル、ジョエル・エドガートン。     (allcinema より)
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“映像美” と言う言葉はこの映画のためのもの!? ( ̄ο ̄;
と言いたくなるくらい? 終始 目を見張るシーンの連続でした。まじで。
(それは決して “色鮮やかな” というものではない…! そこが素敵♪)

冒頭は、玉座のような椅子に座るデヴ・パテルと思しき男の頭部が、パッと燃えだす!?  ( ̄ο ̄;
もぉ~ 只々唖然… 。

オープニング・クレジットも・・・
中世らしい長閑な風景と “文字” とが交互に映される毎に、微妙に何かが変化していく…!?
次はどんな変化を見せるのだろう? と… ドキドキものでしたね♪

そんな感じで、物語が始まるのですけれど・・・
(カメラが引くと、そこは娼館?の内部で…  デヴ・パテルのだらしない寝姿に…!? w)

・・・サー・ガウェイン(デヴ・パテル)は、伯父であるアーサー王(ショーン・ハリス)の元に向かう!

その日はクリスマスで… 
宴の場に皆が集っていたが、伯父は自分の隣の席を彼に勧める。

突然、ドアが開き…! 騎乗の “緑の騎士” が現れる。

アーサー王からの指名を受けて、サー・ガウェインが対峙すると・・・
 “緑の騎士” は “首切りゲーム” を切り出し…! ガウェインは話に乗って、そのまま “決行” !?

自分の “頭部” を鷲掴みにし…! 立ち去る間際に “緑の騎士” は言う。
「1年後のクリスマスに私を捜し出し、ひざまずいて、私からの一撃を受けるのだ」

“それは、ガウェインにとって、呪いと厳しい試練の始まりだった。
  1年後、ガウェインは約束を果たすべく、未知なる世界へと旅立ってゆく。”
                 (official website Story より一部転載)

さて・・・?

ここでとても心惹かれたのはガウェインの母役のサリタ・チョウドリーでした。
女優さんの顔つきをどうこう言うのは失礼かと思うのですが…? 紛れもなく “魔女顔” !?(爆)

ともあれ、濃いめの面差しは息子役のデヴ・パテルとシックリくる感じでしたね。w
本作の要? 或いはキーパーソン?
ともかく “緑色の布” を息子に手渡したのは彼女でした…!

(私めはお初かな? と思いきや「レディ・イン・ザ・ウォーター(2006)」で観てました… (汗))

そして・・・
ウィッチ(2015)」では夫婦役として特異な存在感を示していた二人・・・
今作では、アーサー王の后役のケイト・ディッキーと、“緑の騎士” のラルフ・アイネソンですけれどっ
“顔” で言わせて頂ければ…  ここでも? 一目見たら脳裏に刻まれるような御面相でした。(苦笑)

まぁ “緑の騎士” はともかくとして? (^_^ゝ (特殊メイク?)
“女王” は、そこに居るだけで “中世の女王” の貫録でしたね。褒め過ぎか?(笑)

ところでっ
今回のお目当て! アリシア・ヴィキャンデル・・・
ショートヘアの元気な村娘風 娼婦?と…  謎めいた城主の妻との二役を演じていたのですが…! 
白状致しますと、村娘の時は彼女とわかりませんでした~ orz

それだけ新鮮な印象を受けたって事になるのでしょうか?(汗) 
ショートヘアも良く似合って、可愛かったですけどね♪ (^_-)-☆

しかし…! 
奥方様はサー・ガウェインと絡んだ直後…  別のものに変身!?  ( ̄ο ̄; エェーッ

・・・という “異色のダーク・ファンタジー” らしい展開に、ドキドキ・ゾクゾクが止まらない…!w

いくつかのパートに分かれていて、それぞれが独特の映像美に溢れていましたが・・・
“ちょい怖” と言うのか? f^_^;  “グロ” と言うのか?  “不思議” と言うのか?
ともかく、緊張と魅惑の連続に…! いつになく気分高揚気味の私めでございました。

これは、やはりご覧になって体感して頂くのが肝要かと思われまする…?
あの “摩訶不思議” 感覚は筆舌に尽くしがたい…!

と…? 早くも逃げの一手ですけれど…。(^_^ゝポリポリ。

終盤になり、待ちに待った? クライマックスとなりますが・・・
“緑の騎士” の元に辿り着いたサー・ガウェインが逡巡の末… 腹を決めたことで道が開けます…!?

「首と一緒に立ち去れ…!」 
“緑の騎士” の、この台詞にどれだけホッとした事か…!(微笑)

ん~ ところでっ
不思議映画は良かったのですが、不思議過ぎて実はあまりよく理解できない箇所も…!? (苦笑)

official website の隠し頁?『グリーン・ナイト ~徹底解説キーワード~』を読みました所…
ますます謎が深まったりする自分でございます。(;^_^A

デヴ・パテル(サー・ガウェイン)
アリシア・ヴィキャンデル(ガウェインの恋人エセル/城の主人の奥方 二役)
ジョエル・エドガートン(城の主人)
サリタ・チョウドリー(ガウェインの母 モーガン・ル・フェイ)
ショーン・ハリス(アーサー王)
ケイト・ディッキー(女王)
バリー・コーガン(盗賊)
ラルフ・アイネソン(緑の騎士)
 
監督・脚本・製作・編集 デヴィッド・ロウリー

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