したもえ(下萌) [駄句 春]
下萌や嗅ぎて進まぬ目病み犬 Labyrinth
(したもえやかぎてすすまぬめやみいぬ)
副季語に 草萌 草青む 畔青む 土手青む 若返る草 駒返る草
(したもえやかぎてすすまぬめやみいぬ)
副季語に 草萌 草青む 畔青む 土手青む 若返る草 駒返る草
下萌は草萌と同義に用いられているが、本来は季節的な意味を持った言葉である。
春気うごいて地底から草の芽が頭をもたげる。
ひえ粒を蒔いたように、芽がほつほつと黒土の上に出て、
やがて緑の絨毯のように地上を青一色に塗りつぶす。
はっきりと春の訪れを感じる。 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
2024-02-13 00:00
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