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私がやりました( MON CRIME/ THE CRIME IS MINE)  2023 [わ行の映画]

私がやりました.jpg 久々ではないフランソワ・オゾン監督作品… ( ´艸`)

この犯罪は、誰のもの?

ジャンル ミステリー/コメディ/犯罪
製作国 フランス  
時間  103分

MON CRIME → 私の犯罪

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「8人の女たち」「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン監督が
1930年代のパリを舞台に贈るミステリー・エンタテインメント。
有名映画プロデューサー殺人事件を巡って、売れない若手女優とかつての大女優が、
富と名声をかけて真犯人の座を奪い合うさまをユーモラスに描き出す。
出演はナディア・テレスキウィッツ、レベッカ・マルデール、イザベル・ユペール。
                             (allcinema より)
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字幕翻訳が松浦美奈さんなので、これは是非とも! と思っていましたが、観るの遅すぎ…!orz
見逃すところをギリギリセーフ!?  という危うさ…!  更にupに手間取ってしまいました。(汗)

例によって手抜きです~ (^_^ゝ
official website Story より全文拝借させて頂きます。(爆)

「有名映画プロデューサーが自宅で殺された。
 容疑をかけられたのは、貧乏な若手女優マドレーヌ。
 法廷に立たされた彼女は、
 ルームメイトの新人弁護士ポーリーヌが書いた、「自分の身を守るために撃った」
 という正当防衛を主張する完璧なセリフを読み上げ、見事無罪を獲得。
 それどころか、悲劇のヒロインとして時代の寵児となり、  
 アッという間にスターの座へと駆け上がる。
 豪邸に引っ越し、優雅な生活を始めるマドレーヌとポーリーヌ。
 しかしそんなある日、とある女が彼女たちを訪ねてくる。彼女の名前はオデット。
 一度は一世を風靡するも、今や目にすることも少なくなった、かつての大女優だ。
 そしてオデットの主張に、マドレーヌたちは凍り付く。
 プロデューサー殺しの真犯人は自分で、マドレーヌたちが手にした富も名声も、
 自分のものだというのだ。 いったい真相は如何に?
 こうして、女優たちによる「犯人の座」を賭けた駆け引きが始まる――!」

誰もが、なかなかの早口…!? サクサクと滑らかに展開する物語は軽妙な味わい…!? (^_-)-☆
ストーリーは、予め頭に入っていた私ですが?(爆) 最初からググっと惹き込まれましたね♪

二人のヒロインは、それぞれ個性的で…  若さと美貌と “機知” で魅力いっぱい でした♪

なのですが・・・
それに負けず劣らず…? 私めを魅了したのはっ
ラビュセ判事 役のファブリス・ルキーニでした。( ´艸`)
今回も?思いっきりコケにされても “真面目顔” を崩さず…! という、いつもの素敵さ♪ (笑)
書記官とのコンピネーションもNiceで、大いに楽しませて頂きましたが… 流石の余裕と貫録です。w
彼に限らず! 脇役が豪華過ぎない? と思ってしまう程の渋めゴージャスなキャストでしたね。(微笑)

冒頭は、大きなプールのある大邸宅から飛び出して来たマドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)…
(門を出た所で “大女優” と接触か!? ( ´艸`))
マドレーヌは、道行く人々をかき分け… 歩き続け… 深刻な表情でアパートに辿り着く。

アパートでは、大家さんが「溜まった部屋代を払え!」 と催促に来たところ・・・
ルームメイトのポーリーヌ(レベッカ・マルデール)が “弁護士” として応戦中だった。
大家さんは、ポーリーヌに言い包められて? 退散…!?

「プロデューサーは?」とポーリーヌが問うと…
マドレーヌは、キャスティングを餌に身体を求めて来たので噛み付いてやった!? と…?(¬、¬;

そんな所に、マドレーヌの恋人アンドレが訪ねて来る。

マドレーヌは、彼からの求婚を待ち望んでいたのだが・・・
なんと、アンドレは・・・
父親の勧めで “持参金付き” の女性と結婚することにした! 君は愛人に…! と、シレっと。 ( ̄ο ̄;
彼は、“ボナール・タイヤ” の御曹司だが、家を継ぐでもなく、仕事を持つでもなく… タダの遊び人?
さすがのマドレーヌも、彼への怒りを抑え切れなかった…!?

その後、警察からという二人の男がやって来る。
警部は、映画プロデューサーのモンフェランが自宅で殺害され、最後に会ったのがマドレーヌだと…。

マドレーヌには寝耳に水の話で…? 驚くが・・・
ポーリーヌが「証人には日当が支払われる」と言うので証言しに行く事に…。

ラビュセ判事(ファブリス・ルキーニ)が応対するのだが・・・
警部がこっそり押収した “銃” を証拠に… “痴情の縺れ” 的見解を主張し、マドレーヌを犯人扱いに…!
男性目線の勝手な “憶測” を聞かされた二人は呆れるばかりだったが、そこでハタと思い付く…!?

さて・・・?

法廷での、マドレーヌやポーリーヌの “雄姿?” は、もちろん一番の見所となっておりましたが・・・
往年の “大女優” オデット・ショーメット(イザベル・ユペール) ご登場 後の “三人” が楽しいです♪

要は、オデットの “30万フラン” への拘り…!?
そして、“華麗なるカムバック” への拘りでしょうか…?

その辺りを、イザベル・ユペールが… 
“地じゃないの!?” と言えるくらいの 自由闊達さで演じていたような…?( ´艸`)
若い女優に負けてない! 身のこなしとお美しさ…! 惚れ惚れしました♪

“私がやりました” は彼女の為のもの…? (ウ^_^ソ) 

終始、監督一流の巧みな筋立てに、呆気に取られながら…!? (^_^ゝ  幕切れの鮮やかさを堪能♪
“女性賛美” ともとれる… 深くて?洒落てる! “エンターテインメント” を楽しむ事が出来ました。

ナディア・テレスキウィッツ(マドレーヌ・ヴェルディエ) 売れない?女優
レベッカ・マルデール(ポーリーヌ・モーレオン) 新人弁護士
イザベル・ユペール(オデット・ショーメット) 無声映画時代の大女優
ファブリス・ルキーニ(ラビュセ判事) 予審判事
ダニー・ブーン(パルマレード) 建築家 資産家 モンフェランの死で得をした人物?
アンドレ・デュソリエ(ボナール) タイヤ会社社長 
エドゥアール・スルピス(アンドレ) “ボナール・タイヤ” の御曹司 マドレーヌと恋仲?
ジャン=クリストフ・ブヴェ(モンフェラン) 有名な映画プロデューサー

監督・脚本 フランソワ・オゾン

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お散歩爺

この鍵は、誰のもの?なら知ってますが、
この犯罪は、誰のもの?はスリルとサスペンスものですね。
by お散歩爺 (2024-02-16 06:16) 

Labyrinth

お散歩爺 さん (^_^)ノ
“この鍵は、誰のもの?” は、あいにく存じませぬが… (汗)
この映画はコメディ色も濃いようで楽しめましたよ。w
by Labyrinth (2024-02-16 10:46) 

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