SSブログ

ある公爵夫人の生涯(THE DUCHESS) 2008 [あ行の映画]

ある公爵夫人の生涯.jpg こういったお話は大好物です~。

18世紀にも、スキャンダル。



------------------------------------------------------------------------------
イギリスの元王太子妃ダイアナの生家としても知られるスペンサー家。
18世紀後半にその名門貴族に生まれ、17歳でデヴォンシャー公爵夫人となった
実在の女性、ジョージアナの華やかにしてスキャンダラスな結婚生活を描いた歴史ドラマ。
主演は「つぐない」のキーラ・ナイトレイ、
共演に「イングリッシュ・ペイシェント」「ナイロビの蜂」のレイフ・ファインズ。
監督はドキュメンタリー畑出身で長編劇映画2作目のソウル・ディブ。
                               (allcinema より)
------------------------------------------------------------------------------

キーラ・ナイトレイ は、どーも苦手!?
そのおかげで、彼女の出演作は見逃すことが多かったのですけれども(爆)
このところ、何故か? レイフ・ファインズがマイブームとなってしまいまして(笑)
遅蒔きながらも、こうして鑑賞することが出来て、 良かったなと思います。

キーラ・ナイトレイは、お嬢様役のわりには どうも蓮っ葉なところが見えまして!?
そのギャップが得も言われぬ魅力♪ と受け止められれば問題はないのですけれども
そこが嫌い!? という・・・  トホホな思いは奥に仕舞って・・・と。(苦笑)


スペンサー夫人(シャーロット・ランプリング)が娘のジョージアナを売り込みます。
庭園で若者たちと戯れる ジョージアナを、遠目で品定めするデヴォンシャー公爵。

この時の レイフ・ファインズの微妙な表情(無表情とも言う?(爆))が良いんですよね。
自分が若いときには分からなかった “良さ” です。(苦笑)

スペンサー家の娘は必ず男子を産みます と言う夫人の言葉で決心が付いたようで
デヴォンシャー公爵はジョージアナとの結婚を承諾する。

そして、華やかな婚礼の後・・・
侍女が二人掛かりでジョージアナの着替えを手伝っているところに公爵がやってきて、
人払いをし、鋏を使って彼女の下着を脱がせ、ベッドへ行かせます。

ローン地?のシャツの下は胸毛モジャモジャ!? (汗)
逞しい胸板のデヴォンシャー公爵は、いきなり・・・ ですよ。(爆)

このあたり、公爵の生き方?が如実に表れているな と後になって思い知ることに・・・。

ある日、少女を連れてこさせてジョージアナに引き合わせると
今後は娘として面倒を見てやってくれ と言う・・・。
お手つきの侍女が産んだ子だが、母親が亡くなったので引き取ったのだ と。

ジョージアナは理不尽と思いながらも、その少女を受け入れた。
 
そして、とあるパーティーでのこと・・・
社交界の華として振る舞うジョージアナの目にふと映った夫の姿・・・
公爵は、ある女性を口説いているように見えた。

ジョージアナは興味を引かれて、彼女に接近する。

男子を3人儲けるも、今は子供から引き離されて、一人で街の借家住まいをしている
・・・という、レディ・エリザベスにいたく心を引かれたジョージアナは、彼女に肩入れし
結局、一緒に住むことに・・・!?

さて・・・?

ある公爵夫人の生涯1.jpg
      デヴォンシャー公爵 & レディ・エリザベス & ジョージアナ

微妙な三角関係
そして、出産・・・

男子を産むまでは財産も自由には出来ない という契約があるとはっ

・・・3回目の出産で、ようやく男子に恵まれるジョージアナ。

しかし、その “発端” は・・・
公爵の逆鱗に触れるようなことがあり!? 逆上した公爵が有無を言わせず・・・

というような刺激的な行為も、節度ある?場面切り替えで・・・
よりいっそう、事の悲惨さを強調することに成功しています。


ある公爵夫人の生涯2.jpg
            チャールズ・グレイ & ジョージアナ 

誠の愛に目覚めたジョージアナ
しかし、若気の至りとは申せ、あまりにも “青い” 思いこみ!?

チャールズ・グレイとの愛に生きようとするジョージアナに、世間は好奇の目を向ける!?

そこで呼ばれて登場するのが母親のスペンサー夫人!
(私は、シャーロット・ランプリングが出ている ということでも見たかったのですけれども・・・)

短いながらも、要所要所で登場し、心に響く台詞を口にする という良い役所でしたね。

それにしても!
封建的な時代に、自由奔放な精神で生き抜いた!?  艶やかな女性も居たものですねぇ。
キーラ・ナイトレイは、その “光と陰” を巧みに演じていたと思われまする。

レイフ・ファインズ演ずる、寡黙でワイルドという孤高?の公爵は魅力的でしたよ♪(^_-)-☆


アカデミー賞衣裳デザイン賞を受賞した というのも肯ける豪華な衣装の数々・・・
良い目の保養になりました。(微笑)


キーラ・ナイトレイ(デヴォンシャー公爵夫人(ジョージアナ))
レイフ・ファインズ(デヴォンシャー公爵)
シャーロット・ランプリング(レディ・スペンサー)
ドミニク・クーパー(チャールズ・グレイ)
ヘイリー・アトウェル(レディ・エリザベス・フォスター)
サイモン・マクバーニー(チャールズ・ジェームズ・フォックス)
エイダン・マクアードル(リチャード・シェリダン)


監督 ソウル・ディブ


nice!(15)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 15

コメント 1

Labyrinth

あんれに さん (^_^)ノ
xml_xsl さん (^_^)ノ
官兵衛 さん (^_^)ノ
あいか5drr さん (^_^)ノ
hirosan さん (^_^)ノ
alba0101 さん (^_^)ノ
かみ さん (^_^)ノ
K&T企画(たけし) さん (^_^)ノ
hetianソウソウ さん (^_^)ノ
月夜のうずのしゅげ さん (^_^)ノ
mwainfo さん (^_^)ノ
裏・市長 さん (^_^)ノ
ひめしゃら さん (^_^)ノ
bit さん (^_^)ノ
末尾ルコ(アルベール) さん (^_^)ノ

皆さん nice! を、どうもありがとうございました。
by Labyrinth (2012-05-24 01:54) 

トラックバック 0