ＳＨＡＭＥ－シェイム－（SHAME）　２０１１：ごまちゃん'ｓ備忘録：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

最近読んだ本　【遅出し御免被る】｜巳年の弥生　３月３週目の火曜日ですよ d.. ブログトップ

ＳＨＡＭＥ－シェイム－（SHAME）　２０１１　[アルファベット・数字で始まる映画] [編集]

　shame　→　恥　羞恥心

愛なら、毎晩
ティッシュにくるんで
捨てている。

---------------------------------------------------------------------------
イギリスの新鋭スティーヴ・マックィーン監督が、
デビュー作「Hunger」に続いてマイケル・ファスベンダーを主演に迎え、
セックス依存症の男の苦悩と孤独を鮮烈に描き出した衝撃の問題作。
赤裸々かつ過激な性描写が物議を醸す一方、
チャレンジングな役柄をみごとに演じ上げたマイケル・ファスベンダーには
多くの賞賛が寄せられ、ヴェネチア国際映画祭男優賞をはじめ数々の賞に輝いた。
共演は「１７歳の肖像」「わたしを離さないで」のキャリー・マリガン。

ニューヨークの高級マンションに暮らす独身男性のブランドン。
会社での評判も良く、魅力的な外見は多くの女性が好印象を抱くこと間違いなし。
ところが、そんな彼には誰にも言えない秘密があった。
彼は、極度のセックス依存症だったのだ。
行きずりの女や娼婦とセックスし、暇さえあれば自慰に耽る。
職場のパソコンの中さえわいせつ動画でいっぱいだった。
それでも、それなりに平穏な生活を送っていたブランドン。
ところがそこへ、恋人にフラれた妹のシシーが転がり込んでくる。
すると、ギリギリのところで踏みとどまっていた彼の日常は徐々にバランスを崩しはじめ…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（allcinema より）
---------------------------------------------------------------------------

何故観てみる気になったのか？
それは監督さんの名前でした。（笑）
つい先日、同名の俳優さんの晩年の作を観たばかりなので、ちょっと気になりまして。

さて、冒頭・・・　無表情でベッドに横たわるマイケル・ファスベンダー
意味深で？　不穏な雰囲気も・・・!?
　
地下鉄の車内の様子が映し出されますと・・・
なんと、マイケル・ファスベンダーよりも、気になる女性の横顔がっ!?
・・・うーん　どう見てもナオミ・ワッツ？？(･_･?) ﾊﾃ？

でも、それは間違いで・・・　　
どうやらルーシー・ウォルターズという女優さんなのでしたが・・・　似てた！

ところで、
場面はスタイリッシュな室内へと・・・。
で、いきなりぶらーり!?　　(￣ο￣;　唖然！

そんなわけはないのですが（汗）それに近いものはありました。（謎）
マイケル・ファスベンダー　　・・・う～むむむ　その後も衝撃？の演技続出です!?

・・・と書いてしまうとっ
え？　そんな不埒な映画？　と思われてしまうかも・・・ですがっ（汗）

これが、落ち着いたクラシカルな音楽が被さるために？生々しさが薄まると言うか!?
むしろ内面の、苦渋や焦燥感などが不思議と強調されて・・・
心と体のアンバランスに苦しむ人間たちを冷静に捉えた作品となっておりました。

何故そうなのか？
生まれつき？

その答えらしきものは、妹のシシーとの会話でおおよその見当が付きました!?

　　　　　　　　　　　　　　　電車を待つシシー＆ブランドン

シシー役のキャリー・マリガンの登場も衝撃的と言えばそうでした。（汗）
鏡越しとは言え、思わずギョッ!?　（爆）
その前から、
馴れ馴れしいというか太々しいような電話の声で存在をアピールしていましたが・・・。　

童顔のキャリー・マリガンは、蓮っ葉な感じを、乾いた笑い声で表現!?
わざとらしくもあり？ Cuteでもありました・・・。（微笑）

兄ブランドンの “お荷物”　シシーは言う。

「・・・あの場所が悪かったのよ」

残念ながら、それ以外の手懸かりはなくて・・・
こちらが勝手に想像を逞しくしてしまうばかりです。（汗）

「おまえが近づくと俺は堕ちていく・・・」

「家族なんだから助け合わなくちゃ」　etc　etc

哀しくも咬み合わぬ二人の会話。
しかし、長椅子に座る二人の背中からは “慈愛” が感じられました・・・!?

シシーとやり合って神経がささくれ
おまけに恋人候補と目されるマリアンヌとは不覚にも不首尾に終わった!?
・・・ということも尾を引き？　自暴自棄に陥るブランドン　

夜の街をうろつき
怪しげな店にも・・・!?

トドメはっ
コールガール？と連絡をつけ、自ら乗り込んで俗に言う三輪車!? (￣ο￣;

ストリングスの荘重なメロディが流れる中
組んず解れつ!?

しかし、彼の表情は悦楽とも見えず・・・!?
見方によっては「般若の面」の形相にも見えてくる！　

マイケル・ファスベンダー渾身の！　迫真の演技でしたねっ!?

　　　　　　　　　ブランドン＆上司のデイヴィッド　そして例の女性!?　

ナオミ・ワッツじゃないですね（汗）　口元が明らかに違ってます。　ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ (・・*)ゞ
　

余談ですが
序盤に？　シシーがナイトクラブで歌う　というシーンがあるのですけれども
キャリー・マリガンが実際に歌っているようなのですが・・・
うーん　歌の上手い下手はともかくとしても、長い・・・！（苦笑）
しかし、それを見つめるマイケル・ファスベンダーの表情がとても良かったので　ちょっと。(^^;　

マイケル・ファスベンダー（ブランドン）
キャリー・マリガン（シシー）　ブランドンの妹
ジェームズ・バッジ・デール（デイヴィッド）　ブランドンの上司
ルーシー・ウォルターズ（地下鉄の女）　グレーのスーツの女
ニコール・ベハーリー（マリアンヌ）　ブランドンの同僚

監督　スティーヴ・マックィーン