若き人妻の秘密 <未>（MY WIFE'S ROMANCE／ LE ROMAN DE MA FEMME） 2011

　レア・セドゥ 御年26歳の主演作。

世界的に耳目を集め出した頃の作品ですが、瑞々しい感覚と底知れぬパワーを感じさせますね♪

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レア・セドゥ主演、美しい若妻と孤独な男の行く末を描いたエロティックドラマ。
弁護士のミシェルは元部下のポールが失踪したことにより、ポールの妻・エーヴと久々に再会する。
心身共に疲弊したエーヴは親身なミシェルに心を開き、彼に愛の告白をする。（ＴＳＵＴＡＹＡ ｗｅｂｓｉｔｅ より）
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まずは、ジャムシェド・ウスマノフという監督さんですが・・・
私めはお初なのでしたが、これがなんと“ソ連” の方。

道理で全体のトーンが暗めなわけか・・・？
なんてことはありませぬが ＾＾； 渋く、落ち着いた感じで纏まっていましたね。
（テーマ音楽も然り）

なにはともあれ、これはレア・セドゥをじっくりと鑑賞するための映画！？
彼女が大好き♪ と思えぬ方がご覧になると、なんじゃこりゃー と肩透かしを食らうかも？（ﾆﾔﾘ）

うっかり屋の私めは、彼女が上品なブルーグレーの瞳だったと初めて気付く？！
（カラーﾅﾝﾄｶは入れてない自然な色と思いたいですが・・・ｗ）

ともかく、レア・セドゥの表情にご注目！　
その時々の微妙な変化に魅了されてしまいます♪
（ある時は鼻の頭を真っ赤にしながら!? そしてほとんどすっぴんでは？ という場面も・・・？）

表情と言えば・・・
共演のオリヴィエ・グルメ。（オープニングクレジットには最初にお名前が上がりましたが・・・）
以前から気になるおじさまの一人なのですけれどっ (・・*)ゞ
こちらも負けず劣らず（と言う言葉は失礼か？ｗ）
芸達者と申しましょうか？ なかなかに老獪なところを見せまして・・・!?
おじさまなりの？ニクイ演技で楽しませてくれました。（微笑）

冒頭は
警察署で、夫ポール・リヴァ（弁護士）の突然の失踪？に動揺した妻エーヴが捜索願を・・・。

エーヴは結婚5年、子供ナシの25歳。
担当の警察官から、夫の身体的特徴などを訊かれ、手掛かりが無いことも伝えられる。

同席してくれたのは、夫の上司で、大学時代の恩師という弁護士のショレー氏。
彼は、息子を失い、その後25年連れ添った妻に先立たれ、広い屋敷で一人暮らしをしていた。

ポールの独立以来、久々の出会いという二人は、その後度々会うことに・・・。

エーヴは、夫の書斎を探している内に、机から鍵束を発見！
それを持ち、弁護士事務所のあるビルに行ってみると・・・
そこは改装中？！

捜索中の警察官が手掛かりを求めてやって来ており・・・
相手をしていた業者の男性は、「4カ月前から空室ですよ」と不思議な言葉を・・・!?
そして、「多額の借金を抱え・・・」と、エーヴには初耳のことまで言い出すのだった。

さて・・・？

若く美しい人妻には、どんな秘密があったのか？

彼女に惹かれるベテラン弁護士の思惑は？

後半になりますと、レア・セドゥが煙草を燻らす場面が度々出て参りまして・・・
これが “絵になる” のですよね～ ◯０o。(ー。ー)y―~~

アンニュイな？
あるいは、開き直った様な？
ともかく、見惚れてしまいましたっ  f^_^; ﾃﾍﾍ　

ラストは超意味深？！　　　第四の壁を破っての幕切れとなりました。

仕掛けているのは エーヴ？　それとも？
しばし揺れてみるのも乙なものです♪ ＾ｑ＾　
しかし、エロ度は・・・う～むむむ？(￢､￢;　お上品な “エロティック” でした？ ｗ

レア・セドゥ（エーヴ・リヴァ）　弁護士ポール・リヴァの妻

オリヴィエ・グルメ（ミシェル・ショレー）　弁護士

ティボー・ヴァンソン （アレキサンドル）　昔の恋人

ジル・コーエン（警察官）

監督・脚本　ジャムシェド・ウスマノフ

コメント 2

オリヴィエ・グルメは『ダゲレオタイプの女』にも出ていて、これがまたよかったんですが、『若き人妻の秘密』とはまったく違ったキャラクターで、さすがフランス映画界（出身はベルギー）は５０代に充実した俳優陣が多くいます。レア・セドゥはハリウッドの大きな作品もいいですが、やはりフランス映画で本領を発揮しますね。美しいけれど、いつもどこかとぼけたムードから目を離せないのです。　ＲＵＫＯ

by 末尾ルコ（アルベール） (2017-09-25 01:24) 

末尾ルコ（アルベール） さん (^_^)ﾉ
流石にもうご覧になっていらっしゃる～♪
レア・セドゥをいろんな角度から美しく撮ってありまして ＾＾； 堪能出来ました♪
「シモンの空<未>」というのも未見ですので、近々見てみたいと思っています。
by Labyrinth (2017-09-25 01:42)