サンドラの週末(DEUX JOURS, UNE NUIT /TWO DAYS, ONE NIGHT) 2014 [さ行の映画]
マリオン・コティヤール (^_^;
製作国 ベルギー/フランス/イタリア
月曜日、見つけ出すのは
自分が生きる証
製作国 ベルギー/フランス/イタリア
----------------------------------------------------------------------------------------------
「息子のまなざし」「少年と自転車」のジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督が、
「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」「君と歩く世界」のマリオン・コティヤールを主演に迎え、
労働者の連帯をテーマに贈る社会派ヒューマン・ドラマ。
会社から突然解雇を宣告され、それを免れるために同僚たちの協力を仰ぐべく、
一人ひとり説得して回るヒロインの運命を描く。 (allcinema より)
----------------------------------------------------------------------------------------------「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」「君と歩く世界」のマリオン・コティヤールを主演に迎え、
労働者の連帯をテーマに贈る社会派ヒューマン・ドラマ。
会社から突然解雇を宣告され、それを免れるために同僚たちの協力を仰ぐべく、
一人ひとり説得して回るヒロインの運命を描く。 (allcinema より)
実は、見ようか?どうしようか?さんざ迷ってから、レンタルでいいか? と思った作品なのですが。w
って、毎度のことのようですが f^_^; これは本当に迷いました。(汗)
他でもない! マリオン・コティヤールですからね~ ^^;
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督作品・・・
やはり予告編で受けた印象通りの? 地味目で (爆) 実直な作風でしたね。
彼らの作品は、今年 「午後8時の訪問者 (2016)」を観ておりますが・・・
一人の女性を見つめ、彼女の得心が行くまで、とことん能動的に行動させる? ・・・という
一種ドキュメンタリーのような味わいでしたが、その点がちょっと似ているかな? と思ったりしました。
しかし、「午後8・・・」は結構タフな?独身の女性医師がヒロインだったのに対して・・・
今回の “サンドラ” は病み上がりで、少々自信喪失ぎみな感じも受ける女性でした。
“所帯やつれ” と言っては気の毒ですが (二人の子持ちで共働き・・・)
せいいっぱい生きている と言った風情のサンドラを、マリオン・コティヤールが、好演!
ひっつめ髪で化粧っけなし? いつも、タンクトップにジーンズのような軽装で・・・
処方された薬を “おまじない” のように多用する姿は、痛々しいばかりでしたけれども・・・。
(華やかな役でも、今回のような役柄でもサマになるのが彼女の凄いところですね ^^;)
休職中だったサンドラは、復帰しようとした矢先、会社側から突然解雇の知らせを受ける!?
他の社員にボーナスを支給するためにはやむを得ない措置だと言われ・・・
それを覆すには、同僚16人のうち過半数がボーナスを諦めることが条件・・・!?
その為の投票が行われるのは月曜日だと言う。
サンドラは、生活の為、是非とも仕事が必要なことを!
そして、その為には、眼の前に提示されたボーナスを諦めて自分に1票を投じて欲しいと!
気後れ気味ながらも? 一人一人を訪ね歩き、自分の言葉で窮状を訴える彼女だったが・・・。
さて・・・?
ストーリーはシンプルながら、
サンドラの地道な活動と、それに反応する仕事仲間の個々の有りようが興味深く・・・
時には感動的ですらありましたけれども・・・!?
また、
終盤になり、一番の憎まれ役?で、オリヴィエ・グルメがご登場!
思わず へぇぇ? (´0`) となりましたが・・・ w
まぁ、サンドラ寄りの観客からすれば なぬぅ!? てなもんですが・・・
立場が違えばそれもアリかも?な話だったり・・・!? w
いずれにせよ、
自分なりに戦ったサンドラに悔いはなし と言った風情のラストは爽やかで、ホッとしました。 ^^;
こういった作品にもさりげなく馴染んでしまうマリオン・コティヤールってNice ♪ (微笑)
マリオン・コティヤール(サンドラ)
ファブリツィオ・ロンジョーネ(マニュ)
クリステル・コルニル(アンヌ)
オリヴィエ・グルメ(ジャン=マルク)
カトリーヌ・サレ(ジュリエット)
ピリ・グロイン(エステル)
監督・脚本・製作 ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
圧倒的美貌で、しかもオスカー女優のコティヤールですが、常に挑戦しますよね。そこがさすがにフランス女優です。ダルデンヌは、出てきた頃はしっくり来ませんでしたが、今では気に入りの監督の一人です。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2017-12-18 01:44)
末尾ルコ(アルベール) さん (^_^)ノ
フランスの女優さんは、年齢とかキャリアとか関係なしに!? 挑んでいかれますね~
伝統なんでしょうかねぇ? ^^; 本当に素晴らしいです♪
監督さんは、結構なお年の御兄弟ですけれども?w 輝かしい業績に吃驚でしたっ
(でもほとんど見てません・・・ (・・*)ゞ)
by Labyrinth (2017-12-18 14:53)