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夕陽のガンマン(FOR A FEW DOLLARS MORE) 1965 [や行の映画]

夕陽のガンマン0.jpg セルジオ・レオーネ監督作品 第二弾 d(≧∇≦)

製作国 イタリア / スペイン

For a Few Dollars More → もう数ドルのために

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「荒野の用心棒」に続いてイーストウッドが主演した、セルジオ・レオーネ監督によるウェスタン。
殺人強盗犯と、彼をめぐって衝突しあうふたりの賞金稼ぎを描く。
主題歌もヒットしたE・モリコーネの音楽も絶好調で、
リー・ヴァン・クリーフが渋い役どころをこなす佳篇。    (allcinema より)
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これは、記憶に鮮やかに残っておりました~♪ (^_-)-☆
(部分的にですけどね…(爆))
リー・ヴァン・クリーフは、これで知ったのかも…?
ともかく、カッコイイおじさん♪ “ダンディ” と思ったのを覚えています。(私も渋い?w)

クリント・イーストウッドは、「荒野の用心棒」と同じようなキャラに見えましたが…?
(雰囲気的に… ってことですけれどっ w)
私的には、リー・ヴァン・クリーフの演じたモーティマー大佐に食われていたような気が…? w

しかし、改めて観てみますとっ
面白い関係の男二人が織りなす、Niceなコンビネーションが魅力だったんだなぁ と納得です♪ 

初っ端・・・
スクリーンが一瞬、赤い色に染まりますが、“素朴” な?アニメーションはナシでした。w

ヒヒ~ン や、“口笛” による不思議なメロディ!? f^_^;

荒野の一本道を行く(来る?)騎乗の人物・・・
ギューンと銃声が響き、見事命中!?
男が落馬し、大地に倒れた姿のまま、タイトルコール・・・ & エンニオ・モリコーネ♪
 
というオープニング・クレジットは、“マカロニウエスタンだぁ” と、ワクワク感がっ♪ ( ´艸`)

やはり、エンニオ・モリコーネ って凄いです~♪ (微笑)
特に本作は・・・
オルゴールの音が、様々なメロディと相俟って♪ 象徴的に使われていて、嫌でも印象に残ります。 

・・・再度スクリーンが赤に染まり!? 
(白抜きの文字で…)
“人命が軽視された所では 時には殺人が金になった そこで “賞金稼ぎ” が生まれた”

荒野を走る汽車の中で、パイプをくわえ “聖書を読む紳士” は・・・
いきなり “緊急停車” させて、馬と共に降りて行く。

彼は、駅に貼り出してあった “WANTED” を剥がして、持ち去り・・・
街の酒場の二階にしけ込んでいるらしき男を見つけ、逃げ出したところを鮮やかに仕留める。

モーティマー大佐(リー・ヴァン・クリーフ)が保安官事務所で懸賞金を受け取り、
壁に貼られた “WANTED” を見て、次の標的を決めた時…!? 保安官が口を開く。
「新顔の賞金稼ぎも狙っていたぞ」

一方、
モンコ(クリント・イーストウッド)は、酒場で “賞金首” を見つけると・・・
まず、ポーカーでさりげなく打ち負かし…!?
騒ぎとなると、荒っぽく数人を射殺して懸賞金を手にすることに…。

同じ頃、
収監中のボス、インディオ(ジャン・マリア・ヴォロンテ)を救い出すため…!
配下の者が監獄を襲撃!? 
“語りべ” として若い看守を一人残し、皆殺しにしてしまう。

これを機に、エル・インディオの “賞金額” は1万ドルに跳ね上がった!?

その後、インディオの一行は廃墟となった教会に潜伏し、銀行強盗の策を練る。
ターゲットは、曰く因縁のある? “エルパソ銀行” に決まっていた!?

モンコはインディオの “懸賞金” に惹かれ!?
モーティマー大佐は、ある特別な思いを胸に…?
同時期に、“エルパソ銀行” が在る街へとやってくる。

インディオから “下見” の命を受けた4人の手下が、酒場で飲んでいるところへ
モーティマー大佐が現れ、中の一人をからかい、揺さぶりを掛けるのだが…!?
侮辱された男(クラウス・キンスキー)は仲間の静止もあり、グッと堪えてその場を立ち去る。
(その一部始終を、モンコは酒場の隅で見届けていた!?)

4人の手下は、何食わぬ顔で…? 各所から銀行のセキュリティの状況をチェック。

その様子を、向かいのホテルの2階から遠眼鏡で観察しているモーティマー大佐…。
連中が去った後、ふと見回した先に…!? 
同じように双眼鏡でこちらを観ている男がっ  ( ̄д ̄;ギョ

モーティマー大佐は、過去の新聞記事を調べ・・・  
その男が腕利きの “賞金稼ぎ” だと確認する。

モンコはモンコで、“物知り爺さん” を頼って訪れると…
男の銃の定位置を訊ねられ…!?  “それなら、ダグラス・モーティマー大佐だ” と教えられる。
かつては勇敢な兵士であり、“カロライナ随一の射撃の名人” とも…。

こうしてお互いを意識した二人だったが・・・

さて・・・?

このレンタルDVDはアルティメット・エディションかどうか?定かではございませぬが…?
(特典映像はナシでしたけど…!(汗)) 

音声を “日本語” にして観ていますと、途中で “英語+字幕” の部分が出てきます。
“物知り爺さん” の所もそうなのですが、他にも結構・・・!? (;^_^A

時間内に納めるべく、泣く泣く削除! となった箇所なのかな…?と思われまする。(苦笑)

それらが、復元されたお蔭で、より分かり易く観られて、有難い限りでございます。w
(因みに、イタリア語も選べまして、お得感いっぱいでした♪)

ところで、
不敵な笑い声が印象的な “悪玉” エル・インディオの存在感が際立っていましたね…!

ジャン・マリア・ヴォロンテは、「荒野の…」でも “横恋慕” する役でしたが・・・
今回も同じようで…!?

惚れた女性と “金の懐中時計” が一体化し…? 摩訶不思議な “空気感” を醸し出していました。
“女” と “死” と “麻薬” が綯い交ぜとなり… 陶酔感の極致…!  みたいな? f^_^;

彼も、セルジオ・レオーネ監督の “お蔭様” かも…? と勝手に思うのですが…?(微笑)
その後のご活躍は良く知りませんでしたけれど… 今見てみると凄~い事にっ
主演作品がズラリで…! まさに驚きでした…。(汗)  

おっと、横道に逸れてしまいましたが (;^_^A
本作の主役はこちらの二人・・・ 

ラストシーンの台詞の中に出てくる・・・
モーティマー大佐とモンコがお互いを呼ぶ “言葉” がNiceです♪

“My boy” 
“Old man”

「続・夕陽のガンマン」の特典映像での クリント・イーストウッドのインタビューですが… w

セルジオ・レオーネ監督はモーティマー大佐役にヘンリー・フォンダを望んでいたものの、
“無名の監督” ということで、叶わず…!?

「彼と “父と息子のような関係” を演じさせたかったようだ…」  
ということでしたが・・・
“代役” の リー・ヴァン・クリーフについては、“素晴らしい面構えの役者だった” …と遠い眼で。

う~むむ (¬、¬;
セルジオ・レオーネ監督に、そんな過去があったとは…。(周知の事実だったり…? (汗)) 

まぁ、そんな事を耳にしてしまいますとっ
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968)」のヘンリー・フォンダは超貴重品ですね♪ 
貫録たっぷりの…!? シャープなカッコ良さが蘇って来るようです♪ (微笑)

いやー ともかく、知れば知るほどハマってしまう…! “マカロニウエスタン” ( ´艸`)

これは再見でしたけれど・・・
時間が経つと、見方も感じ方も随分と変わるものだなぁ と思ったり… 致しましたっ w
面白さは変わらず♪ でしたが…。 (微笑)

ラストシーン(堂々とネタバレ)
モーティマー大佐が身を引き、“賞金首” すべてがモンコのものになり…!?
荷馬車に積み込んで、ガタゴトと去っていく・・・ 
という所で、“死体” が荷馬車の縁に手を掛けて!? 落ちないようにつかまっていた…! 
というのを発見♪ (≧m≦)ぷっ
(初見の時にも気になっていた箇所かも…? (大笑))

チャプター(参考までに)
1.メインタイトル
2.汽車を止める男
3.「奴は?」
4.新顔
5.捕まるか死ぬか
6.脱獄
7.裏切り者の始末
8.小さな情報屋
9.部屋を調達
10.インディオの計画
11.エルパソ銀行
12.手下たちの下見
13.地獄耳のじいさん
14.直接対決
15.同じ獲物
16.過去の亡霊
17.インディオへの土産
18.「死んでもらう」
19.偽の警告
20.襲撃の日
21.北か南か
22.お手並み拝見
23.「世間は狭い」
24.金庫開けの名人
25.失敗
26.計画変更
27.インディオの企み
28.金の行方
29.戻ってきた2人
30.時計
31.死のメロディ
32.「またな」

クリント・イーストウッド(モンコ)
リー・ヴァン・クリーフ(ダグラス・モーティマー大佐)
ジャン・マリア・ヴォロンテ(エル・インディオ)
クラウス・キンスキー(ワイルド)
ヨゼフ・エッガー
ローズマリー・デクスター
マーラ・クラップ
ルイジ・ピスティッリ
パノス・パパドポロス
ベニート・ステファネッリ
ロベルト・カマルディエル

音楽 エンニオ・モリコーネ

脚本 ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ

監督・脚本 セルジオ・レオーネ

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末尾ルコ(アルベール)

マカロニウエスタンにはまってしまいましたか!ス・テ・キ!
世界にLabyrinth様のような方がもっともっと増えますように♪

リー・ヴァン・クリーフ、面構えが本当にいいですよね。彼がアップで映るだけで、作品世界へ持って行かれちゃいます。「映画俳優」の醍醐味の一つですよね。                        RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2020-05-03 02:49) 

小松達也

小学生の頃、ほとんどのマカロニウエスタンを見ました。おもちゃ銃はもちろんのこと、ベルトまで持っていました。懐かしい〜^_^
by 小松達也 (2020-05-03 15:53) 

Labyrinth

末尾ルコ(アルベール)さん (^_^)ノ
惹き付けられる理由を確かめたくて観ていますが、止まりそうにありませぬ(笑)
リー・ヴァン・クリーフのあのスタイルに痺れた方は大勢いたと思いますね♪ ( ´艸`)

by Labyrinth (2020-05-03 23:36) 

Labyrinth

小松達也 さん (^_^)ノ
マカロニウエスタンはまり組ですね♪ (^_-)-☆
小学生にはちと刺激が強過ぎたのでは!? フフフ
懐かしさもありますけれど、古さを感じさせない不思議な魅力がありますね。
by Labyrinth (2020-05-03 23:50) 

U3

おはようございます。
 マカロニウエスタンはスペインで撮影されたのですが、それはスペイン内陸部に北米の荒野に似た砂漠があったからなのですね。実際スペイン内陸部は高い木が生えない荒野が結構あります。
by U3 (2020-05-04 11:49) 

Labyrinth

U3 さん (^_^)ノ
私めのマカロニウエスタン熱の発端は「サッドヒルを掘り返せ」を観てからなのですが…(汗)
世界中のファンの皆さんの情熱に圧倒されました…!? ( ´艸`)
作品を鑑賞してみると、その気持ちわかるなぁ と改めて思います~♪
by Labyrinth (2020-05-04 14:17) 

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