SSブログ

ニューヨーク親切なロシア料理店(THE KINDNESS OF STRANGERS) 2019 [な行の映画]

ニューヨーク親切なロシア料理店.jpg つぅさまに導かれて…? ( ´艸`)

新しい人生、
メニューにあります。

ジャンル ドラマ
製作国 デンマーク/カナダ/スウェーデン/フランス/ドイツ/イギリス/アメリカ
時間  115分

「The Kindness of Strangers (見知らぬ人の優しさ)」という楽曲も…? 

----------------------------------------------------------------------------------------------
「ワン・デイ 23年のラブストーリー」「人生はシネマティック!」の
ロネ・シェルフィグ監督がニューヨークを舞台に贈る人情ドラマ。
ニューヨークの傾きかけた老舗のロシア料理店を舞台に、
夫の暴力から逃れるため2人の息子とともに着の身着のままでやって来た母親が、
それぞれに事情を抱えた訳ありな人々と出会い、
彼らの優しさに支えられて新しい人生へと踏み出していく姿を描く。
主演は「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」のゾーイ・カザン。
共演にアンドレア・ライズボロー、タハール・ラヒム、
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ジェイ・バルシェル、ビル・ナイ。  (allcinema より)             
----------------------------------------------------------------------------------------------
ロネ・シェルフィグ監督はお初かと思いましたら、「17歳の肖像(2009)」は観ていました。
刺激的で瑞々しい感性だな~ と感心したように記憶していますが、レビューはナシ…! (^_^ゝ
(因みに、女性監督さんなんだ と今回初めて知りました…  これも ポリポリですね。)

実は、或る方のお記事で気になる記述がありまして・・・
その事を見極めたい という思いもあっての鑑賞… ばかりではありませんでしたがっ ( ´艸`)

ともかく、好きな俳優さんたちもイイ感じで、心温まる出来事 等々… 概ね満足♪

ではあったのですが、総じて… 
ど~も とっ散らかった印象が気になるなぁ  という残念さがありました。(汗)
盛り込みたい事柄が有り過ぎで…!? それを繋げるために “自然さ” を欠いてしまった感アリ? 
ご都合主義的な展開と言っては言い過ぎかな? とは思うのですが… そんな感じがしました。(^_^ゝ

監督さんの仰りたい事は良く分かり…! 
たぶんこんな行動になるのかも…? とは思うものの・・・(汗)

無一文の “主婦” が、いかにも手慣れた風情で?人様のものに手を掛ける…!?  というシーケンスは…
う~むむ (¬、¬; いかがなものか? なんて、妙に批判的な視線になってしまいます…。(汗)
(彼女の長男は、いつの間にか新しくなった高級ブランドのスニーカーに疑問を呈していました…)

そんなこともあって… f^_^; 
夫から逃げている “主婦” クララを演ずるゾーイ・カザンを好意的に見ることが出来ず…!? (爆)
演技も大根だな~ 等と、ヘンに辛口になってしまう私めでございましたっ(笑)
(カザン?と思ったら、祖父はエリア・カザンなんですと…! だから何? と仰いますな… (^人^;)

また・・・
仕事場での不評に納得がいかず…? クビを言い渡された意趣返しに “椅子を窓から放る”  ( ̄ο ̄;
というケイレブ・ランドリー・ジョーンズ演ずるジェフの行動にも問題あり… と思われ…!!
(窓ガラスの破片と共に道路に落ちて…  ビクともしないスチールの椅子…  思わずゾゾ~としましたっ)

その衝撃の “椅子” が後になって、ちゃっかり登場して… 
“伏線回収” を気取ってるな と思いましたが… ( ´艸`)
大して気の利いた話になっている訳でもなく… なんだかなぁ(´0`) と、更に辛口…?(苦笑)

まぁ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは “芸風” というのか?(汗)
“危うい感じ” が持ち味かな と思いますが…? そんな青年が “居場所” を見つけるまでの道のりも
ついでに描こう…!? というので、無理が生じてしまうのかな…? なんてね… (^_^ゝえらそ~に。

人物描写も、浅い表現になってしまうのは、致し方なし… って感じなのでしょうか…?

う~ん それにつけても、好きな俳優さん 皆 頑張って出てるのに… 返す返すも ザンネン。 

ところでっ
物語を取り纏めていく? 看護師アリス役のアンドレア・ライズボローと言いますとっ
私的には「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋(2011)」なのですが・・・
今回は、ブロンドのショートヘアが良く似合う、奉仕の心を持ったまさに “働く女性” でしたね。

そんな忙しい彼女がホッと一息♪ というNiceな場所が… ビル・ナイ(ティモフェイ)がオーナーという
マンハッタンの老舗ロシア料理店の “ウィンター・パレス” でした。

ここに、“すんなりと入り込む謎のシェフ” という役回りのタハール・ラヒム(マーク)でしたが・・・
残念ながら、彼に纏わる “経緯” も何だか軽く伝わり過ぎて…? すごく勿体ない感じ…!?
そう思ってしまうのは、贔屓のし過ぎってことでしょうかね? ( ´艸`)ププ

“概ね満足” と言いながら、何だか、けなすばかりの ゴミ記事になってしまいましたね…  スミマセン (汗)
でも、私的には言いたいことを吐き出すことが出来て あ~スッキリ♪ (^_^ゝ

もう一言、憎まれ口をきいてしまいますとっ
クララの息子たち 正直、あまり可愛いと思えず…!(爆)
そこも入り込めなかった原因の一つかな~? w

official website には、そうそうたる方々のお褒めのコメントがズラリと並んでおりました。
“天邪鬼” の私めも納得のご意見です。(汗)

ゾーイ・カザン(クララ) 警察官の妻
アンドレア・ライズボロー(アリス) 看護師
タハール・ラヒム(マーク) 謎の? シェフ
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(ジェフ) 自分に合った仕事に巡り合えない?
ジェイ・バルシェル(ジョン・ピーター) マークの友人 弁護士
ビル・ナイ(ティモフェイ) 老舗ロシア料理店 “ウィンター・パレス” オーナー
ジャック・フルトン(アンソニー) アリスの長男
フィンレイ・ヴォイタク=ヒソ(ジュード) アリスの次男

監督・脚本 ロネ・シェルフィグ (デンマークを代表する女性監督)

nice!(25)  コメント(2) 
共通テーマ:映画

nice! 25

コメント 2

つむじかぜ

同じ天邪鬼として同意でございまする。
流石、Laby様、お見事( ̄▽ ̄)
by つむじかぜ (2021-01-31 18:45) 

Labyrinth

つむじかぜ さん(^_^)ノ
憎まれ口になると頭が冴え渡る天邪鬼Labyrinthです。(汗)
つむじかぜ さまの “へそまがり” 発言の円熟味を前にしてお恥ずかしい限りです。
いつもありがとうございます。
by Labyrinth (2021-01-31 21:52) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。