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インビジブル 暗殺の旋律を弾く女(IN DARKNESS) 2018 [あ行の映画]

インビジブル 暗殺の旋律を弾く女.jpg ナタリー・ドーマー…  ( ´艸`)

孤独なヒットマンと
美しい盲目のピアニスト

ジャンル サスペンス/ミステリー
製作国 イギリス/アメリカ
時間  101分

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「ゲーム・オブ・スローンズ」「JUKAI-樹海-」のナタリー・ドーマーが
自ら共同脚本と製作も兼任して主演したミステリー・サスペンス。
共演はエド・スクライン、エミリー・ラタコウスキー。
監督は英国のTVドラマを中心に活躍するアンソニー・バーン。

盲目のピアニスト、ソフィアの住むアパートで一人の女が転落死する。
亡くなったのは上階に住むベロニク。戦争犯罪人として知られる大物ビジネスマンの娘だった。
警察は自殺とみていたが、現場にはもう一人、ヒットマンの男もいた。
ソフィアに目撃されたと思い込んだ男は、彼女を抹殺しようと監視を始める。
するとソフィアが盲目であるばかりか、英国情報局やロシアンマフィアからも狙われている
謎の存在であることが明らかとなってくるのだったが…。        (allcinema より)
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これは「博士と狂人(2018)」で、興味を惹かれた?ナタリー・ドーマーの・・・
実際はどうなのか? を、見極めたくての鑑賞でございます。w
(あの子沢山の御上さん風情(あっ 失礼)の彼女は作り込んだものである…! との検証?w)

まぁ、結果を先に申し上げますとっ
う~むむ (~_~;) 一糸まとわぬ…  という姿を見れば、言わずもがな…? w
連続ドラマとか観ない自分ですので、時々ボケボケな事を言ってしまう …事必然です。(爆)

ついでに、相手役マークに扮するエド・スクラインは・・・
「トランスポーター イグニション(2015)」であまりパッとしなかった人ですね。確か…?(私見です)

オープニング・クレジットは、優しくも怪しげな?ピアノの音…
(画面いっぱいに映し出される “眼” とスカーフとメトロノームが意味深に…?)

冒頭は、あるサスペンス映画の “音入れ” 中という、ロンドンのスタジオの様子から…。

大人数のオーケストラの中に、ピアノ担当のソフィア(ナタリー・ドーマー)が居た。
終了すると、彼女はサングラスを掛け、折り畳み式の白状を突きながら帰宅の途に就く。

駅の長いエスカレーターにも動じない彼女だったが・・・
地下鉄の中でのアナウンスで、“事故の為、次の駅で全員降車” と聞かされ、一気に不安な表情に…!?

ソフィアは、どうにかアパート “BLACKHART GARDENS” に辿り着くことが出来た。

玄関ホールで郵便受けを確かめている時、上階に住むベロニクが降りて来て会話を…。
ソフィアは、彼女の香水の香りが気になり、名を尋ねるが、やんわりとはぐらかされてしまう…?

部屋で、先刻 指揮者から指示された箇所をおさらい中に、上で言い争う声に気付くソフィア…。

就寝時・・・
ソフィアは、まだ目が見えていた少女の頃の辛い思い出が夢に出て来て!? うなされる…。

そんなある日…
いつものように帰宅したソフィアは、玄関ホールの階段で転んで手に怪我を負ってしまう…。
落ちていたシルクのスカーフに足を滑らせたものと思われたが、それにはベロニクの香りが…!?

その後、地下にゴミ捨てに行った折、ソフィアは何やら不審な気配を感じるのだが…!?
昇りのエレベーターに、慌てて乗り込んできたのはベロニクだった。

ソフィアが “あなたのスカーフをお預かりしてるわ… お返ししなくちゃ” と言うと…
ベロニクは「預かっておいて…! 香水の名は “リキッド・ゴールド” よ」と意味深に…!?

その夜、ベロニクは部屋の窓から落ちて即死する。
ソフィアはその直前に、上階で揉める男女の声を聴いて、不安に思った矢先の出来事だった…。

警察が事情聴取に来た時、彼女の名が “カヴァル” と、初めて聞かされるソフィアだった。

一方・・・
“女” からマークと呼ばれる男(エド・スクライン)は、“USB” を求められるが、「無かった」 と。

更に、「ラディチは重要な人よ…  もう一度探して」と言われた彼は…
誠に言い難そうに「見られた」と言い・・・
あの時ベロニクが駆け込んだエレベーターに居た女に姿を見られたことを気にしている風だった…!?

“女(ジョエリー・リチャードソン “アレックス”)” は・・・
弟のマークに、事も無げに 「消して…!」と言い放つ。

ベロニクの死の衝撃と共に、身辺が急に慌ただしくなったソフィアは、心の平安を保てないでいた…。

そんな折、TVの報道番組では「ラディチ氏は娘の遺体を確認…」に続き
「28歳のベロニク・ラディチさんはアパートから転落… これを警察は自殺と見ており…」…と。

ニュースを聴きながら、ソフィアは益々心穏やかではいられない風情になる…!?

ラディチは、ボスニア戦争中の人権侵害について審議中の身であり、多くの人々の非難の的だった…!
マークの姉のアレックスは、裏社会を牛耳るラディチの身辺を警護する立場に居た!?

ソフィアは、ラディチが主催した “ベロニクの死を悼む集い” ?に呼ばれてピアノを弾くことになり…
生前ベロニクが話していた “思い出の曲”?を演奏するのだが・・・。
 
ラディチは と言うと… 
何故か? 盲目のピアニストに格別な拘りを持っているのか…?
ソフィアに強い興味を示し、優しく接待を…!?

・・・マークは、ソフィアが盲目かどうか検証するために、しばらく彼女に付き纏う…!?

しかし、ある時…
チンピラに因縁を付けられたソフィアを救ったことで、二人は面識?を持つことになる…。
(ソフィアが通う喫茶店の外で、いつもヴァイオリンを弾いている男性の使い方に唸ってしまったよ♪)

さて・・・?

“サスペンス/ミステリー” 的な雰囲気もすこぶる良く…♪
“謎の女” を演ずるナタリー・ドーマーのCool さも 超素敵で、惹き込まれましたが・・・

観終わってみて、↑  の (allcinema)さんの解説を読んで…  
あ~ “裏” はそゆことだったのか!? …と。 ポリポリ。

そんな凄い事が行われていたとはつゆ知らず…?(汗)
(いえいえ 確かに、後半になりますと…  それらしき単語が飛び交っていましたけれどもね…?w)
私的には、只の復讐劇だったという印象しか伝わってきませんでした~  orz  ガックリ

う~むむ わざとわかり難くしてあるのかな?と、うがった見方をしたくなってしまいます。(汗)

まあ、思わせぶりな…? と言ってはナンですけれどっ  (;^_^A
少女の頃の “トラウマ” はわかるのですが、何度も繰り返されるフラッシュバックにしてみても…?
母が盲目とか、どちらの少女が彼女なのか?(姉か?妹か?) とか非常にわかり難かったですね。

それもすべては終盤の “ネタ晴らし” の効果を上げるため…! と思われますが・・・。
(監督の独りよがり的なものを感じてしまうのは私だけ?(汗) そんなに複雑にする必要ある?ナンテネ~ w)

そして・・・
結局は誰だったの? ということになり…  気持ち的にスッキリしないのが何とも…!? (汗)

最後まで本名が明かされず仕舞い という事は・・・
次回は凄腕のエージェントになって登場…! とか? ( ´艸`)
そんなことが有るのであれば、“謎の存在” の意味もあるってもんですが…? w

それでも、人や小物の使い方や活かし方がユニークで、Niceなセンスを感じたのは確かです♪

まぁ、何はともあれ、一番の魅力は… やはり、ナタリー・ドーマーでしょうね~ (^_-)-☆
ファニーフェイスと言っては失礼かも…? ですがっ (笑)
何となく爬虫類的な目や、独特のタトゥーを施した背骨のライン等々(ホンモノじゃないでしょうが…?)
“危険な女” としては申し分ない感じでしたね♪  豊かなブロンドも美しかったですし~♪
しかも、脚本も手掛けていたのですね!? 強い思い入れを感じます。w

他の女優陣も、“個性” のユニークさでは負けてない!?  という感じでしたけれど…? f^_^;
ベロニクのエミリー・ラタコウスキーも、アレックスのジョエリー・リチャードソンも
それぞれ独特の個性で魅せてくれましたね♪ (ま、好みは大きく分かれるかも?な気は致しますが… w)

それに引き換え… と言っては失礼ながら…? (笑)
エド・スクラインも、ですが…
ワル役のラディチは、あまり大物感がなくて迫力に欠けた感アリ…? 失敬。(^_^ゝ

どうも憎まれ口ばかりになってしまいましたが… (天邪鬼を自認するだけに?w) 
私的には、わかり難いながらも?とても楽しめました。
この手のものは大好きなので、次回作があれば、是非楽しみに拝見したいと思います。

ナタリー・ドーマー(ソフィア・マッケンドリック) ピアニスト(セルボ=クロアチア語を話す)
エド・スクライン(マーク・ゴードン) ヒットマン?
エミリー・ラタコウスキー(ベロニク・カヴァル) ラディチの娘
ジョエリー・リチャードソン(アレックス・ゴードン) ラディチの身辺警護を請け負う? 
ジェームズ・コスモ(ナイル) ソフィアを助ける活動家? 元SAS
ヤン・ベイヴート(ゾラン・ラディチ)  ベロニクの父 
NEIL MASKELL(オスカー・マイルズ) 警部

脚本・製作 ナタリー・ドーマー

監督・脚本・製作 アンソニー・バーン

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