SSブログ

15歳のダイアリー(SOMERSAULT) 2004 [アルファベット・数字で始まる映画]

15歳のダイアリー.jpg サム・ワーシントン & アビー・コーニッシュ( ´艸`)

大人になるまで、抱きしめて一一一

ジャンル ドラマ/青春/エロティック
製作国 オーストラリア
時間  106分
劇場未公開

SOMERSAULT → 宙返り とんぼ返り

----------------------------------------------------------------------------------------------
『アバター』のサム・ワーシントンとアビー・コーニッシュ共演、
15歳の少女の性と成長を描いたエロティック青春ドラマ。
ある日、母親の恋人とキスをしているところを見られ家を飛び出したハイジは、
小さな町で新生活を始めるが…。        (TSUTAYA DISCAS より)
----------------------------------------------------------------------------------------------
これは「ブラック・ウィドウ(2020)」のケイト・ショートランド監督のデビュー作です。
大胆かつ繊細? というセンスに惹かれまして… 観てみる気になりました…。
(後は2作目の「さよなら、アドルフ(2012)」かな? f^_^; 監督作品… 今の所は4作のみ…) 

本作は初々しいアビー・コーニッシュを見られそう? と思ったのと… ( ´艸`)
「アバター(2009)」の数年前の若かりし サム・ワーシントン も出ている というので、期待♪ w

ところでっ
“15歳” はどこから出てきたのか??(・_・?) ハテ? なのですが…?
単純計算で? この時のアビー・コーニッシュは22歳位になるのかな? と。(汗)

それにしても、素晴らしく “大胆素敵” ♪ 
(脱ぎっぷりだけでなく?(爆)) 渾身の演技に魅了されてしまいましたっ (^_-)-☆
元々美形の女優さんとは思ってましたが、とても美しく感じましたね…  お顔もお肌も…!w

とは言え… 内容的には、興味は惹かれても、驚くばかり…! なものだったり…?(汗)

(主人公の無鉄砲ともいえる?行動は…) 私的 大人感覚では・・・(^_^ゝ
「もっとご自分の身体を大切になさいよ」的な紋切り型の?言葉が出て来ちゃいそう…!? (苦笑)

一夜の宿を得る為に身を任せますかね? 初対面の男に…!  ん~むむ それが若さか…  orz
かてて加えて、飲酒も違法薬物もためらいなく…! (¬、¬; という危うさでございました。 

サム・ワーシントンは、若さは感じたものの…?
イメージ的にはこれまで通りだったかな? と。w
悩める青年役ということで… 
内包する複雑な心理が繊細に表現されていたと感じましたが…。(汗)

しかしながら…?
カッコいい年上のゲイの男性にデリケートな内容の話題を振ってみたり…!?
自棄酒が過ぎて、彼に身を任せようと?キスを迫って「自暴自棄になるなよ」と諭されたり。( ´艸`) 
ま、掴みどころがない様な青年を好演…!?  てことでしょうかね?(汗)

オープニングは、オーストラリアの湖畔のどんよりとした景色…?

・・・裏庭に干してある洗濯物をぎこちない仕草で取り込む?金髪の美少女…

キャンベラ郊外に住むハイジ(アビー・コーニッシュ)はティーンエイジャー。
家には母と、その情夫が同居していたが、ハイジは情夫とは何となく折り合いを付けていた…!?

(ハイジはお気に入りの写真等切り抜いては張り付け、文章を添えた “日記” を大切にしている)

そんな、ある日…
雨の日は仕事にならない と、アダムがベッドでグダグダしている時・・・
飲み物を運んで行ったハイジと、ひょんなことから “熱っぽい” 雰囲気に…!?  ( ̄ο ̄;
間が悪い事に… それを、不意に帰宅した母親が見てしまう…!

泣きながら謝るハイジに、母のニコルは狂乱の末…!?  “嫌悪” の表情で強く拒否…。

・・・ハイジはリュックサック一つで家を出た…。
 
学割で買った切符を持ち、2時間待った後、長距離バスに乗って “ジンダバイン” へと向かう。
そこは雄大なスノーウィー山地の玄関口である “湖畔の街” だったが、ハイジには当てが有った…!?
(因みに “ジンダバイン” はオーストラリア連邦東南部に位置するニューサウスウェールズ州の下方)

ところが、当てにして掛けた電話の主は「迷惑だ」と一蹴…!?
仕方なく… ハイジは、明るい光に誘われるように盛り場に足を踏み入れる…。

美少女は目立ち… たちまち若者グループがちょっかいを出してくる…!?
酒のMixを珍しそうに眺めているハイジの様子を、遠目で “ジョー” が気にして見ていた。

ハイジは、一人の青年にお持ち帰りされて、飯場のようなバラックで一夜を過ごすのだが・・・
翌朝、“仕事人の一行” はシドニーへ戻ると決まっていたようで…?
とっとと追い出されたハイジは路頭に迷うことに…。

・・・仕事口が無いか? 店を当たってみるハイジ。
(自然と肝が据わり? “大人びた顔” “物欲しそうな顔” になっているのが凄いです… ( ´艸`))

(手当たり次第に男を漁るような?)卑しい “心” になっている自分にハッとしたハイジは…?
街を抜け…  (昨夜の)盛り場に舞い戻る。
昼間に見ると、そこは明るく美しい湖が展望できる景勝の地だった…!

そこで友人とビリヤードに興じていたジョー(サム・ワーシントン)は、ハイジを見つけて声掛けを…。

お互いに名乗り合い… 会話もそこそこ弾んだ頃、「ついでに送っていくよ」と言うジョーに
ハイジは「いい」と一度は断りながらも・・・
待ち伏せして…!? ちゃっかりクルマに乗り込むのだった。

「(家に連れて行って) 一晩泊めて…!」というハイジ…
ジョーは複雑な表情を見せ…!?  知り合いのモーテル “シエスタ” へと向かうことに…。

(一晩一緒に過ごした)ジョーは、慌ただしくシャワーを浴びると、自宅(牧場)へと猛ダッシュ…!

ハイジは、モーテルの廊下に、客の食べ残しを見つけて、躊躇なくかぶりつく…!?
それを見かねた女主人のアイリーンは、ハイジをお茶に呼んでくれて、色々と話し込むのだった…。

「母は亡くなった」とハイジはウソを付く。

悪びれる所のないハイジにほだされたのか? アイリーンは、“後払い” を承諾してくれて…!
もう一晩だけハイジはモーテルに宿泊出来ることになった。

ハイジは、部屋の電話をフル稼働して!?  “ジョー” を探しまくるのだった。

・・・大人びて見えても中身はまだ子供?
“お気に入り” を見つけるとすぐさま空想の世界へと入り込む ハイジ…!?( ´艸`)

一方、ハイジからの伝言を承知しているはずのジョーだったが… 一切 応えようとはしなかった。

そのうち、ハイジはコンビニの仕事にありつくことが出来…!?
アイリーンの好意で、地続きにある “不在の息子” の部屋を賃貸ししてもらえることになる。

ある日、ハイジがコンビニ(BP Shop)で仕事中… 
そうとは知らぬジョーが、給油のために立ち寄った。

さて・・・?

終始、大した事件も起きない感じでしたが…?(爆) ハイジから目が離せなかったですね~(汗)
あの特異なキャラクターは、私に言わせれば、魅力たっぷり♪ ( ´艸`)

15歳の子供だと思えばこその “関心” なのかも知れませぬが・・・
ハイジを見守ることが快感(?) と思えてくるような不思議な感覚でした…!? w

まぁ 途中で「なんて底意地の悪い子なの…!」と思う場面もあるのですが…!?
繊細さと強靭さが混在する子なので… そんな面もあるわな? 的な感じでせふか…?(笑) 

ともかく…
アビー・コーニッシュの捨て身の演技には驚かされました…!(汗)
うむ…? 前にも同じようなシチュエーションが…??
「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」のラストのジョニーと被ったかも…?(いずれにせよ裸身です)

思春期の少女の揺れ動く心模様(不思議行動?)の表現は魅力的…!?  (褒め過ぎ?(微笑))
これは、監督さんのセンスの現れかな…?と。(微笑)

ラストは、母のニコルがクルマで迎えに来て・・・ 
という、なんてことの無い穏便な終わり方でしたけれど…。(汗)

それでも、観られて良かった と思った次第です。
(何が観られて良かったのか?(^_^ゝポリポリですけれど…?(笑))

アビー・コーニッシュ(ハイジ) 15歳の家出娘
サム・ワーシントン(ジョー) 実家の牧場を手伝う カウボーイ
リネット・カラン(アイリーン) モーテルの女主人
エリック・トムソン(リチャード) 父を亡くし、廃業を決めた ゲイの牧場主
ナサニエル・ディーン(ステュアート) ジョーの友人
ホリー・アンドリュー(ビアンカ) コンビニの店員
リア・パーセル(ダイアン) ビアンカの母 弟カール(アスペルガー症候群)の母
DAMIAN de MONTEMAS(アダム) ハイジのママの情夫
OLIVIA PIGEOT (ニコル) ハイジのママ

監督・脚本 ケイト・ショートランド

nice!(25)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 25

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。