もず(鵙) [駄句 秋]
せかせかと啼いて西日の初の鵙 Labyrinth
(せかせかとないてにしびのはつのもず)
(せかせかとないてにしびのはつのもず)
副季語に 百舌鳥(もず) 鵙の贄(もずのにへ) 鵙の声
山林・平野・都会付近にも繁殖し、秋高い木の頂や電柱にとまって、尾を上下に振りながら、
キーッ、キーッと鋭い声で鳴くが、それは縄張り確保のためといわれる。
大きさ雀のやや二倍ぐらい。
性質が荒く、小鳥を初め、蛙・蛇・鼠なども捕らえる。
それを尖った木の枝や有刺鉄線などに刺してたくわえておく。これを鵙の贄という。
(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
2021-10-21 00:00
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