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フタリノセカイ 2021 [は行の映画]

フタリノセカイ.jpg 何故か? フタリノセカイ ( ´艸`)

愛に性別なんて…

ジャンル ドラマ/ロマンス
製作国 日本
時間  83分

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子どものいる幸せな家庭を夢見るユイと、そんな彼女と恋に落ちたトランスジェンダーの
真也との愛と葛藤の行方を描いた人間ドラマ。
主演は「茜色に焼かれる」の片山友希と「弱虫ペダル」の坂東龍汰。
監督は自身もトランスジェンダーである「僕らの未来」の飯塚花笑。

保育園で働くユイは、実家の弁当屋を手伝う真也と出会い恋に落ちる。
すぐに付き合い始めた2人だったが、やがてユイは真也がトランスジェンダーと知る。
子どもが大好きなユイは、真也への愛を確信しながらも、
2人の将来に対する迷いを拭えない日々を送っていくのだったが…。  (allcinema より)
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今年最初の映画は、ご自身もトランスジェンダーという飯塚花笑(カショウ)監督の作品ですが…。

スマホの検索では、“二人の世界” とはっ
TBS系のドラマ  その主題歌(歌 あおい輝彦)
そして、石原裕次郎主演映画 同名のヒット曲 と出て来るので…

ここはやはり「フタリノセカイ」なのかな… と。(汗)

「性別を超え、常識を越え、時を越えた、新しい映画を作ろう。
 そしてどんな形にも囚われることのない、“愛”を描き出そうと思う」
     (official website イントロダクション より 飯塚花笑監督)

監督さんが “誰かの心の支えとなりますように…” と時間をかけて練られた作品・・・
見落としが有ってはならぬ… とっ  (;^_^A 目を皿のようにして…!?
鑑賞出来たかどうかは自信が有りませぬが… (苦笑)

案外さらりとした素朴な味わいに、とても好感が持てました…。(微笑)

ヒロインの “ユイ” を演ずる片山友希はお初ですが・・・
って、「茜色に焼かれる(2021)」観てましたね~  ポリポリ。 
印象が薄かったのか? (爆) 記憶がど~も… (苦笑)
ん? 尾野真千子の “威光” にやられちゃったのかな…!? (ウ^_^ソ) 

モデル体型とでも言うのか?スラリと長身の彼女が “強気” を貫いた姿は好ましく映りました…!?
“強気” というのは、“ユイ” が自身の人生に対して “ベスト” を求める気持ちを指しますが・・・
相手(小堀真也 “しん君”)の気持ちを汲みつつ、葛藤しながらも、希望のある選択をして行く… 的な?

結果的には… 落ち着くところに落ち着いた… と言えるのでしょうけれども・・・?(汗)
オチは… 意外なところに…!?(微笑) 
ラストの展開には、驚かされたり、納得したり…? (^_-)-☆ 

ところで、残念なことに・・・(こんなことに拘るのは私くらいなものでしょうけれど…?(苦笑))
私めは、トランスジェンダーの “しん君” (坂東龍汰が演じている)に馴染めない? というか…?
(美形で? 中性的な魅力の風貌なのですけれどね… f^_^;)

最初から、彼(彼女か?)の “喉仏” が気になって 気になって…!? (大汗)

正直、キョトーン状態の時もあったのですが…!? 
その後の描写で、ようやく腑に落ちた気になったり…? (爆)
という、いつもの盆暗な自分に呆れてしまう感じなのでした…。
(男性の身体になりたいと切望する “しん君” なので “喉仏” も手に入れたのかな? ナンテ…?w)

冒頭は、電子ピアノを弾く手元から・・・

“幸せなら手をたたこう♪” と幼児たちと歌って踊るユイは、子供が大好きな保育園の先生。

・・・寝転んで、見つめ合って、キスを交わすユイと “しん君”

気分が高まり、次のステップへ…! 
というところで、“しん君” が逃げを打つ…!?(¬、¬;

ユイは、またか…! という感情を抑えながら、“しん君” の繊細さを理解しようと饒舌に…!?

ある時、“しん君” が病院に担ぎ込まれた と知らせを受けたユイが、慌てて駆け付け…!
受付で病室を訪ねるのだが・・・
判然とせず…?

“しん君” は「小堀××」と女性の名で呼ばれるのだった。(ユイは “しん君” の秘密を知ることに…)

・・・ユイと “しん君” は一緒に暮らし始める。

“しん君” の母は弁当屋を営んでいたが、ユイが来てくれた事への喜びを素直に表す人だった。

“しん君” は、身体改造を希望し、お金を貯めると言いつつ…?
ある日、ユイに指輪の入った可愛いケースを渡そうとして… ユイの怒りを買うことに…!?

ユイは子供好きで、いつかは自分も子を産みたい と思い続けていたが、その思いが強まった…?

・・・ユイは、スナックのカラオケで、調子っ外れながら?気分良く歌っていた。
そんな彼女に熱い視線を送るサラリーマン風の男性…!? 

やがて二人は結婚し・・・
共働き夫婦の生活を続けていたが、二人が子宝に恵まれることは無かった…?

・・・一方、“しん君” は、“居心地の良い” スナックで添田俊平と出会い、親しくなる。

年々酷くなってきたリウマチに苦しむ母は、仕事から退き・・・
弁当屋は “しん君” と、手伝いの添田俊平とで切り盛りすることに…。

そんな折、“しん君” は久しぶりにユイと再会する…!?

さて・・・?

ここで唐突に…? f^_^;
気になった女優さん “しん君” の母役のクノ真季子の話を…!
official website のプロフィールに、出演作「蟲師(2006)」とあり、ベテランさんなんだ…! と。w

非常に微妙な立場の人?を、気負わずに演じて… 不思議な母親像を見せてくれましたけれど…!?
時には この人誰?的な存在感の薄さで…?(爆) それでも好い感じの佇まいでしたね。(褒めてます)

また、“しん君” の友人となる添田俊平を演じた松永拓野ですが・・・
この方は全くのお初と思いますが… “個性” が溢れるというのか…?(汗)
さりげなく?独特の雰囲気を醸し出す俳優さんだな と思いました。
って、「沈黙-サイレンス-(2016)」とか、NHK大河「青天を衝け!」にご出演なのですね。(大汗)
観てましたね~ わたし… (^_^ゝ ポリポリです。

そして、もう一人… ユイの同僚の保育士役の女優さんで気になる人がいました…。( ´艸`)
ちょっと乱暴な物言いで?歯切れの良さに注目の…? 持田加奈子なのですが・・・
ユニークな風貌などと言うと失礼かも?ですが・・・(汗)
ある時などはユイ役の片山友希を食っていたのでは…? 等と思うくらいの勢いがありました…?w 
(脇役として名の通った人だったりするのでせふか…?(汗))

揺れ動くユイに対する “ツッコミ” の台詞が何とも “ツボ” でしたね… (≧m≦)ぷっ
私的には、スッキリしつつ…? (知りたいと思った事をポンポン代弁してくれましたので… w)
“深刻な悩みなのに失礼だよね?” と思いながらも、心の中でつい ニヤニヤ… の自分でした…。(大汗)

小難しいのかな? と少々危惧しながら見始めたのですけれど…?
説明不足じゃないのかな?と思われたりするのに、何故か伝わって来ているし…!? という?
不思議な現象も、そのまま自然に受け入れて・・・ ( ´艸`)

“形に囚われない愛” を一つ見せて頂けたような…  という思いがしています。

片山友希(今野結(ユイ)) 保育士
坂東龍汰(小堀真也) 弁当屋の子
松永拓野(添田俊平) 真也の友人 一緒に弁当屋を手伝う
関幸治(内田勇人) ユイの夫
クノ真季子(小堀華子) 真也の母
嶺豪一
持田加奈子
手島実優
田中美晴
大高洋子

監督・脚本 飯塚花笑

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