SSブログ

エルヴィス(ELVIS) 2022 [あ行の映画]

エルヴィス.jpg エルヴィス というよりは プレスリーかな? ( ´艸`)

音楽で世界を変えた
スーパースターの
“伝説” の裏側。
実話。

ジャンル ドラマ/伝記/音楽
製作国 アメリカ
時間  159分

エルヴィス・アーロン・プレスリー
1935年1月8日-1977年8月16日

-----------------------------------------------------------------------------------------------
ロック・シンガーとして音楽の世界に革命をもたらし、42歳の若さでこの世を去った
伝説のスーパースター、エルヴィス・プレスリーの知られざる真実の物語を、
「ムーラン・ルージュ」「華麗なるギャツビー」のバズ・ラーマン監督が映画化した音楽伝記ドラマ。
貧しい家庭に生まれ、黒人音楽の中で育ったエルヴィスが、
ブルースとゴスペルをベースに革新的な音楽とパフォーマンスでスターダムを駆け登っていった
短くも数奇な栄光の音楽人生の光と影を、彼のマネージャーを務めたトム・パーカー大佐との
愛憎入り交じる複雑な関係を軸に描き出していく。
主演のエルヴィス役には「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の
オースティン・バトラーが大抜擢され、圧巻のステージ・パフォーマンスと歌唱を吹替えなしで熱演。
共演のトム・パーカー大佐役にトム・ハンクス。            (allcinema より)
-----------------------------------------------------------------------------------------------
キラッキラの “WB” のロゴには流石の私めも唖然… (´0`) でした。
監督さんのイメージとしては、“エルヴィス” はあの感じなんでしょうね? (汗)

私的には、エルヴィス・プレスリーというと・・・
晩年の?小太りでフリンジ付きの衣装というイメージと、“くぐもった様な歌い方” なのですが…!?
よく見てもいないくせに? 私の好みじゃないなぁ! なんて勝手に思っていたフシがあります?(汗)

ということもあって? (^_^ゝ
積極的に見に行こうという努力をしないでいたら、上映終了という為体…!? (爆)
DVD鑑賞となりましたが、良く知らない分? 非常に興味深く拝見…! (しかし長~い!(>_<))

“キラキラ” から、いきなり爺さんがこける場面となり、面喰いましたが・・・(苦笑)
エルヴィス・プレスリーを支配したマネージャーの存在が、こってりと描かれまして…!
しかも、トム・ハンクスの熱演とも相まって!人間の業の深さを嫌という程知らされる事に…。

また…
エルヴィス役のオースティン・バトラーが、似ているにしても、なかなかイイ感じなので…!? ( ´艸`)
エルヴィス・プレスリーに対する私めの “思い入れ” も自然と深まる?というものでした…? w

歌も吹替えナシ って当たり前かもですが…? f^_^; 声も違和感なく…! “なりきって” ましたね。

それにしても、ヒット曲の数々♪  知らぬ間に私めの身体に馴染んでいたりして…!? ( ´艸`)
改めて凄いな~ と。

・・・元トラック運転手… と、聞いた記憶が…? (汗)
本作では、すでに歌手としての活動を開始しており…! 家族ぐるみでバックアップという感じ…!?
それがとても意外な気がしました。(結局、一家の収入源ということなのですけれど…?(汗))

音楽的な面では・・・
父親が “不渡小切手” でしくじり、服役している間に…  ( ̄ο ̄;
母親と… 黒人地区にある “白人住宅” の一角に移り住むことになった とか…
そのおかげで、間近に黒人音楽に触れる機会が出来、音楽的センスが養われていった… という…!?

彼自身も… 偏見がないどころか! むしろ肌に合っていたと思われ…!?  すぐに仲間も出来た。
その辺りは、私的には初耳で…  あの時代にそんな事があったんだ! と、見方が変わった瞬間でした。

冒頭は…  マネージャーの “トム・パーカー大佐” (トム・ハンクス)による述懐…。

・・・「ウソだ 殺しなどするものか…! 私はエルヴィスを作った…!」
と病院のベッドで “悪夢?” から覚めた彼が語り出す。

そして…
“暴露本は嘘だらけ…”  と全否定しつつ… 自らの生い立ちを明かすことに…!?

「私と彼はパートナーだった… エルヴィスはショーマンで… “大佐” はスノーマン」

孤児の身の上の彼(“大佐”) はカーニバルへ潜り込み “手口(スノージョブ)” を身に着けて成長…!
(初心な連中に散財させる “手口” …! それは客が楽しんでいいのか戸惑うような代物…?らしい w)

その後は “音楽ビジネス” に鞍替えし・・・
大スターの一人、ハンク・スノウと組んで、カントリー音楽の興行を打つようになる…。

出し物に若者向けが欲しい…! というところへ・・・
スノウの息子ジミー・ロジャーズ・スノウが、今巷で一番人気のバンドのレコードを持ち帰る。

白人でありながら黒人風の音楽を演奏するという そのバンドに興味を持った “スノーマン” は…
真偽の程を確かめる為?出演予定という “ルイジアナ・ヘイライド(ラジオ番組)” に、わざわざ出向いた。

楽屋には「ELVIS PRESLEY & BLUE MOON BOYS」の表記があったが、そこには不在…?

“パーカー大佐” は番組収録中の劇場裏に… 
輪になって祈りをささげる家族(バンドメンバーも含めて) の姿を目撃することに…!

緊張で?ビビるエルヴィスを・・・
母は「天国のジェシーが見守っているわ…  きっと力を与えてくれる…!」と励ます。

(ジェシーは、出生時に亡くなった双子の片割れで…  ここからアニメによる “解説” が展開… w)

いざステージに上がったエルヴィスは、“精霊” が下りて来る? までに少し時間が掛かったものの…
ある “ヤジ” で一気にテンションが上がり…?  その後はノリノリに…!?
会場の女性たちは、老いも若きも? 我知らず “奇声” を発する事態に…!?  ( ̄ο ̄;

(彼には “禁断の果実” の味がある! と “大佐” は分析… “最高のアトラクション! 私の運命だ!” と…)

・・・“パーカー大佐” は… 「彼を無理やり連れ去ったわけではない」 と言うが…。

母は・・・ 
ファンの女性たちの目に宿る “得体の知れない光?” に、底知れぬ不安感を抱くと共に…
仕事を辞めてまで…!?  …という、普通の母親としての心配をしていた。

「神は “金儲けに身を削るな” と(仰る)…  自分は賢いと自惚れないで!」と母は厳しい口調で…。
 
「ピンクのキャデラックはいらない…  ブービー(エルヴィス)を失いたくない」と泣く母をどうにか説得…
エルヴィスは、“パーカー大佐” の仕掛けた “賭け(ツァー)” に、夢いっぱいで乗っかることに…!?

(“ハンク・スノウ ショー” の前座的な扱いだったが、その内に立場が逆転してしまう…?w)

「俺は空を飛びたい…! ピューッと! 光速より速く “永遠の岩” まで…」
 (俺の好きなヒーロー キャプテン・マーベルJr. のように)

さて・・・?

エルヴィスは、“パーカー大佐” と正式契約してから… 破竹の勢いでスターダムに伸し上がります。
その後は推して知るべし…?(´-`).。oO

本作で感じたのは、エルヴィスを一番わかっていたのは妻のプリシラだったのかも? と。
オリヴィア・デヨングの何とも言えない眼差しが印象的でしたね。

夫でありながら、自分のものでない… 的な? (¬、¬;
プリシラの “やるせなさ” が、彼女の強い眼差しに象徴されていました。
(とは言え、オリヴィア・デヨングご本人の印象は薄かったりして…!?  (´0`) エ~ オイオイ)

ところで…
何故、日本公演が実現しなかったのか?
単に日本嫌いなのかな? なんて思っていたのですけれど…?
あの食わせ者の仕業だったのですね。(¬、¬;

エルヴィス自身は、ワールドツァーやる気満々で居たようなのに、本当に残念な事でした…。

お陰さまで、私めは、この1本で、ゴージャス且つ 熱いステージ…  めちゃ×2 堪能できました♪ 
超熱演のオースティン・バトラーに惜しみない拍手を…♪  パチパチパチ ♪

今回、エルヴィス・プレスリーに対する見方も変わったので…!?
少し振り返ってみるのも良いかな? 等と思わぬでもないのですが…?? (ウ^_^ソ) 

ラストに、実際の映像に変わる所が有りましたが…
エルヴィス御本人の姿を見ても、泣けませんでした。(汗)

「監獄ロック」も御本人よりは、カバーしている方を思い出しちゃったりする自分です。w

しかしながら、エルヴィスは紛れもなく “伝説のスーパースター” である! 
と再認識…♪ (^_-)-☆

オースティン・バトラー(エルヴィス・プレスリー)
トム・ハンクス(トム・パーカー大佐)
オリヴィア・デヨング(プリシラ・プレスリー)
ヘレン・トムソン(グラディス)
リチャード・ロクスバーグ(ヴァーノン)
ルーク・ブレイシー(ジェリー・シリング)
ナターシャ・バセット(ディクシー)
デヴィッド・ウェンハム(ハンク・スノウ)
ケルヴィン・ハリソン・Jr(B.B.キング)
ゼイヴィア・サミュエル(スコティ・ムーア)
コディ・スミット=マクフィー(ジミー・ロジャーズ・スノウ)
ヨラ(シスター・ロゼッタ・サープ)
ションカ・デュクレ(ビッグ・ママ・ソーントン)
アルトン・メイソン(リトル・リチャード)
ゲイリー・クラーク・Jr(アーサー・“ビッグ・ボーイ”・クルーダップ)
デイカー・モンゴメリー(スティーブ・ビンダー)

監督・脚本・製作・原案 バズ・ラーマン

nice!(19)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 19

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。