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ラヴ・ストリームス(LOVE STREAMS) 1983 [ら行の映画]

ラヴ・ストリームス.jpg ジョン・カサヴェテス…  ( ´艸`)

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
時間  139分

第34回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞されています。

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小説家のロバート(カサヴェテス)は女たらしであり、
複数の女性ファンと共に自宅にて同居生活を送っていた。
妻とは離婚しており、一人息子のアルビー(ジャコブ・ショウ)とも顔を合わせていない。
そんなある日、ロバートの実姉であるサラ(ローランズ)が、
夫と離婚してロバートの元へやって来る。                  (Wikipedia より)
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実質的には?遺作となるのでしょうか? (監督作品は後1本…  訳ありのが…?(汗))

ちょっと調べてみましたら、本作はレンタルには無く・・・
スクリーンで観られる機会は稀かも… と、有難く鑑賞させて頂きました。(ミニシアターに感謝♪)

ジョン・カサヴェテス監督作品は何故か?好みで…!? (爆)  結構観ているのですけれど・・・
記事がないのは、手強過ぎて最初からあきらめてしまったから…!? (苦笑)

今回も… エピソードの羅列で作品のおおよその形は記すことが出来たとしても…?
その “全容” を伝えられるか? というと、到底無理な話!?(苦笑)

とは言え… これは “集大成” とも言うべき作品です…!?
盆暗頭の手に余る事は知れていますが、折角ですので…  形に出来れば御の字♪ くらいの思いで…?w

そして、俳優としての彼を観るのは、もしかして初めてかも? (汗)   でもないかな…? (^_^ゝ

私的には… “リアル妻” のジーナ・ローランズを観たくての鑑賞なのでしたが・・・w 
冒頭から、ジョン・カサヴェテス演ずるところの “ロバート” が出ずっぱりで? 一寸吃驚…! (汗)
しかも後になって知るのですが…  ジーナ・ローランズは彼の “姉” 役というので、戸惑いも…?w

・・・ダンディなタキシード姿…! 
酒とたばこと女たち そして歌やダンスや賭け事… etc etc
遊び人の風情だが、“孤独・愛” を売りにする?人気作家で、羽振りは良さそう…?
というロバート・ハーマン(ジョン・カサヴェテス)。 

ハリウッド郊外の家に、秘書や若い女たちを寝泊まりさせて、賑やかに暮らしているのだが・・・

夜のお出かけで…  クラブ歌手に惚れ込み?家まで付いていって、玄関先でコケてしまうような為体…!?

当のスーザン(ダイアン・アボット)は、最初から “けんもほろろ” 状態?だったが…!?
彼のしつこい “アタック” に根負け…?(苦笑) 
(しかし、ハンドルを任せたら、酔っ払い運転で…? ぶつけちゃったり…!? w)

そんな中… スーザンの母はロバートに惹かれるのか? 妙に優しくしてくれる…!?  w
(私的には、出だしからロバートの強引なところを見せられて…! 当惑の態でしたが…?(爆))

ところで…
ロバートには一人… サラ(ジーナ・ローランズ)という姉が居て・・・
只今、15年間連れ添った夫ジャック(シーモア・カッセル)と離婚協議中…。

それは、“家族愛” に溢れるサラにとっては誠に不本意なことだったが…?
 
調停?の場におもむくと・・・ 
ティーンエージャーの、一人娘のデビーは “母との同居” を望まず… 父を選ぶ。

予想外の衝撃に…! サラは、その場に倒れ込んでしまった。(いつもの発作…!? (汗))

サラは精神科医に相談・・・
すると、旅行でもして気分展開を! と勧めるので、一人で欧州旅行に出かけてみるのだが・・・
尋常でない?サラの “憂さ” は晴れることはなかった…!? 

同じ頃…
ロバートの所に… 別れた妻が、8歳になる一人息子を連れてやって来る。

彼女は… 
“生まれて此の方一度も父親に会った事がないというのは余りにも理不尽…!”
と掻き口説いてから・・・
ロバートに、アルビーを一晩預かって欲しいと頼むのだった。

ロバートは承知したが、アルビー少年は、居心地悪そうにしている…?
ロバートは… 各部屋を占領している女たちに、早速出て行ってもらうことにする…。

一方… 旅行から帰ったサラは・・・ 一瞬の逡巡の後? 
大荷物(グッチの大型トランクとか…) を携えて!? 久々に弟の家を訪ねるのだった。

サラは… アルビー少年とは、彼の “誕生” 以来ということだったが・・・

ロバートは、折角訪ねてくれたサラにゆっくり過ごして欲しい と…?
彼女に留守を任せることにして…!? アルビーと二人で、ラスベガスに出掛けることに…。

ラスベガスでは、定宿にしているホテルの部屋に入り・・・
息子のアルビーを一人残して…!  (¬、¬; ?

自分は、パリッとしたタキシードに着替えて、夜通し遊びに興じるのだった。(¬、¬; エェー !?

ホテルに帰ってみると、息子は泣き顔で「家に帰りたい…」「ママに会いたい!」と訴えてくる。

早速、アルビーを自宅まで送り届けるロバート・・・
しかし、誤解が生じ…!? 
(アルビー自らドアに頭突きをしてオデコに怪我をした…! のが真相なのだが…?(苦笑))

ロバートは、アルビーの義父から手酷く殴られる羽目に…!!(爆)

その後のサラは・・・
家が気掛かりで、電話を入れてみる…。
夫のジャックは、子育ての難しさをこぼしたりするが・・・
肝心のデビーはサラとの接触を避けたがる…?

サラは、タクシーを呼んで… 
気晴らしをしたい と運転手に “お任せ” で運んでもらったところ…!?
着いたのはボーリング場だった…!

一見 場違いなサラだったが…? 折角の機会… と、自己流で? 遊び始める…。 

すると、たちまち、隣で盛り上がるグループと合流し!? 一人の青年と意気投合することに…!
帰りは、ケンに送ってもらって、ゴキゲンでご帰還となるのだが・・・

夜、娘のデビーからの電話で… サラは再び、甚く傷付いてしまうのだった。

さて・・・?

“愛” が激し過ぎるサラ…!?
真の愛から逃げ出してしまうロバート…?
わかり合えるのは “姉弟” の二人だけ という事らしいのですが…!?

ヘンな意味ではないのは? 感じ取れますけれど…  オイオイ (¬、¬; 理解は追いつきませぬ。orz

この後、サラは弟のためにと…? 多種多様な動物を買い取って家で飼おうとします。
ロバートは、驚きながらも… 仕方なく受け入れるわけですけれど…。(苦笑)

ところで…
サラの繊細な神経は疲弊しやすく…? 時々バタンと倒れてしまうのが常のようでした…?
終盤になりますと、倒れたサラが見ている “夢の世界” が具現化される…? という展開に…!?

観ているこちらは、呆気に取られ…!?  何だこの展開は? と、只々 傍観するしかなかったのですが…
思い返してみますと、何とも不思議な…!? ( ´艸`)
可笑しくもあり、怖くもあり、素敵な豪華さもあり…!?  等々 正に “夢” のような話でしたね。w

スゴイ!と思うものの…  どうしても戸惑いが先に立つ自分でございましたっ(爆)

ラストは、嵐のような悪天候の中・・・
何かを決意したのか? サラは… 迎えに来て欲しい…! と、ケンを呼び出す…!?

ロバートが、必死に引き留めるのもきかず、サラは大荷物と共に、ケンのクルマで去って行く。
見送るロバート…。(で、唐突に終わります)

よくわからないのに、心に引っ掛かる…!? しかも、嫌いじゃない…!?  f^_^;
という…? 誠に罪な不思議映画なのでした。(汗)

ジーナ・ローランズ(サラ) ロバートの姉 夫のジャックと離婚協議中
ジョン・カサヴェテス(ロバート・ハーマン) サラの弟 人気作家
ダイアン・アボット(スーザン) クラブ歌手
リサ・マーサ・ブルイット
シーモア・カッセル(ジャック) サラの夫
マーガレット・アボット(マーガレット)
アル・ルーバン(ミルトン)
レスリー・ホープ(ジョニー)
ジャコブ・ショウ(アルビー) ロバートの一人息子

監督・脚本 ジョン・カサヴェテス

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