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ロスト・エモーション(EQUALS) 2017 [ら行の映画]

ロスト・エモーション.jpg Cool ♪ クリステン・スチュワート ^^;

ジャンル SF/ドラマ/ロマンス

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『エイリアン』のリドリー・スコット製作総指揮によるSFサスペンス。
感情が人を滅ぼすと考えた人類は、遺伝子操作で感情を排除した人間を生み出す。
そのひとり、サイラスは自分の中に感情が芽生えつつあることを自覚し、医師の診察を受け始める。
                            (TSUTAYA website より)

「2017年1月より開催の<未体験ゾーンの映画たち2017>にて上映。 (allcinema より)」
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レンタルビデオの “特典” が何だかお得感がありましたね ^^;
って、最初から言うのもナンですけれど・・・。w

終始、近未来っぽい建物や、緑が多い・・・ と言う印象なのでしたが
“日本とシンガポールの風景” で、すべてがリアルなもののようでした。 美しい♪
(建築家・安藤忠雄の建築物を舞台に、日本で撮影・・・とか ^^;)

それで、「ドレイク・ドレマス監督」というタイトルの特典映像もありまして・・・
そこで知ったのが、本作が “愛の三部作” の3作目だということ!
「あなたとのキスまでの距離 (2013)」<未> 現在 (劇場未公開・WOWOWにて放映)
「今日、キミに会えたら (2011)」<未>過去
どちらも、キャストが何気にゴージャス感があり! これは是非観てみたい♪ と思いました。^^;
(ま、内容的にどうなのか?気になりますが(汗) 未公開というのはわかる気も・・・?(・・*)ゞ)

これもすぺて、クリステン・スチュワート嬢のお導きの御蔭と、感謝♪ ですっ (^人^;

冒頭は、「G線上のアリア」が幽かに流れる中、健やかそうに目覚める青年。

シャワーを浴び、清潔な白い制服を身に付けて、出勤する。

サイラス(ニコラス・ホルト)は、“共同体(イコールズ)” の中でも人気の部署、出版部に所属。
絵の才能を活かして、記事に添えるイラストを手掛けている・・・。

・・・近未来のこと。
世界戦争によって地上の99.6%が破壊された後・・・ 生き残った人間たちが英知を集結した結果!?
平和的に共存できるよう、遺伝子操作で感情を排除した人間による “共同体(イコールズ)” が作られた。

皆、手首にチップを埋め込まれ、それで管理される!?
(ストライプのベストを付けた監視員が始終 見回っています。)

無感情なので、無表情・・・ 行動も一様にゆったりと・・・!?

テラスに並ぶテーブルに着き、各々静かに取る という食事風景。
(ガサツな輩など居なくて ^q^ フォークとナイフを上品に・・・ と、絵的にとてもCool です。)

しかし、
もし、ひとたび “感情” が “発症” すれば、保健安全局において、感情の抑圧治療をほどこされ・・・!?
“SOS” ステージ1 とか何とか言われて、要注意人物となってしまう・・・!?
(SOS → SWITCHED ON SYNDROME “感情制御不能症”)

よって、男女の交際などは異常行為!?(¬、¬; という認識になってしまうわけで・・・?

現に、“恋仲” になってしまった男女が捕まってしまい、DENへ輸送される予定・・・ と聞かされる。
DEN → DEFECTIVE EMOTIONAL NEUROPATHY FACILITY “欠陥障害者施設”
(直訳では 不快な情動性神経障害 なんですと! (¬、¬; 人を恋う気持ちが不快とはっ )

サイラスの働く部署には男女合わせて10名程居るのだが、
その中には、記事執筆担当のニア(クリステン・スチュワート)の存在も・・・。

ある日、仕事中に・・・ 
窓外を、落下物が過り、やがてドスンと!

皆、自殺者が出たんだ! と冷静に受け止めていたところ・・・
ニアは、思いなしか暗い表情を浮かべ?拳を強く握りしめた!?
そのことにサイラスは気付いてしまったのだが・・・。

その時からサイラスは、彼女のことが気になり・・・!?
感情が目覚めたのか? リアルな夢まで見る様になって・・・
自分の肌の感触さえ新鮮な驚きと共に感じてしまうようになってきた・・・!?

自身に変化が起こりつつあることを自覚したサイラスは、保健安全局で検査を受けるとっ
陽性・・・ ステージ1と。
(それからサイラスのID表記に “ステージ1” が加わった)

サイラスの意識下で、不名誉? と言う思いが有るからか
仕事場で、額の擦り傷と不在だった理由を聞かれた時、咄嗟に嘘をついてアリバイ作り?をする。
その “嘘” に加勢してくれたのが、他ならぬニアだった。

サイラスは人知れず不安に苛まれ、苦しみ、涙し・・・ “抑制剤” を服用するのだが・・・
会議中に、ふとしたことから取り乱してしまい、自分が発症したことを告白するはめに・・・!?

遠からず “治療薬” も完成するだろう と、皆は理解を示してくれたが、サイラスは隅に移動することに・・・。

サイラスは、その後もニアに注目し “同病(SOS)” だと確信が持てたので・・・!?
ある機会に、彼女を問い詰めてみたところ、“クリーン(私は違う)” と、強く否定される。

そのことがあってから・・・
表向きはいつも通りでも、二人の間で何かが変化していた!?

仕事が終わり、皆が退出した後・・・
隣室(トイレ?)に入って行くニアを追い、サイラスも入るとっ
観念したニアは、いわゆる “闇感染者” だと告白するのだが・・・。

さて・・・?

この後の展開は、観てのお楽しみ♪ (ニヤリ)
しかし、描写的には、そう過激なことも無く・・・!?   ん? (・・*)ゞ

SF 的ながらも、徐々にレジスタンス運動の様相を呈して・・・!?
・・・と書きますと、何だか凄そうですけれども ^^;

う~ん(-_-; シェイクスピアを思い出してしまうかも?
な展開に、一気に悲愴なムードになってシマウマ。

“大戦争” で地球の大部分が破壊されはしたものの、破壊を免れた土地は“共同体” の他に有った!
というのがミソでしょうか?(ネタバレ? ^^;) 

ともかく、
要?は、ドUPに耐えうる美的容姿の持ち主ニコラス・ホルト & クリステン・スチュワート
これに尽きますね~ ^^;

Cool な建造物のなかで、淡々と行動する人間たち
感情が無いはずなのに、軽く嫉妬しているのでは?と思わぬでもない場面も有ったり? ^^;
シンプルなようで、なかなか不思議な “共同体(EQUALS)” を興味深く拝見!

存外自分好みの映画だったので、少し驚きましたが・・・ (ちょいとおおげさか? (・・*)ゞ)

じっくりと見せていくタイプのわりには、大事なワードが矢継ぎ早に発信されたりして?!(汗)
シーン一つ、台詞一つにも気が抜けませぬ!^^; (ボンヤリな私めだけかな(苦笑))
とにかく、奥深いので!? 繊細な心で観ていく必要がある映画では? と思いました。 w

切な過ぎる中にも光が見えて!? それなりに良い幕切れと思いましたけれど・・・
ラストシーンの、その先も見てみたくなるような気にさせてくれました?(微笑)

余談ですが
bumblebees(マルハナバチ)覚えましたっ (^_-)-☆

(最後に “チャプター” を記しておきたいと思います。)
共同体
病気
サイラスとニア
芽生えた感情
闇感染者
脱出計画
忍び寄る絶望
愛は消えない

ニコラス・ホルト(サイラス)
クリステン・スチュワート(ニア)
ジャッキー・ウィーヴァー(ベス) 医師
ガイ・ピアース(ジョナス) 保健安全局員

監督・原案 ドレイク・ドレマス 

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