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うぐいす・うぐひす(鶯) [駄句 春]

まどろめば遠鶯のしきりなる         Labyrinth
(まどろめばとおうぐいすのしきりなる)


副季語に  春告鳥(はるつげどり)  匂い鳥  初音(はつね)  鶯の谷渡り  鶯笛


春告鳥の名があるように、鶯の声を聞けば春の訪れを思う。
初音と言えば、鶯の初音のことであるし、
「けきょけきょ」と続けて啼くのを鶯の谷渡りと言うように、声が珍重される。
「ほうほけきょ」と啼くのは雄であるが、その啼声から《経よみ鳥》などとも呼ばれた。
鶯笛で鶯の声を擬して楽しむのも日本人らしい趣味である。
羽色は暗緑褐色で、いわゆる鶯色とは違う。
初冬から仲春までは平野に棲息し、晩春から晩夏に及ぶ繁殖期には山麓地から高山地帯にかけ、
その灌木林・笹籔などに巣を営む。
時鳥がそのなかに卵を産み鶯に孵させることはよく知られている。
冬に啼く鶯を笹鳴き、夏の鶯を老鶯という。     (合本俳句歳時記 新版 角川書店編) 

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コメント 2

響

声はするけど藪の奥にいるので
なかなか姿が見れない鳥ですね。
by (2020-04-19 13:28) 

Labyrinth

響さん (^_^)ノ
そーなんです! 特徴のある鳴き声は良く響くので、すぐわかるのですけれど…!
お姿はあまり… orz 
野鳥さんは、ブロガーさんたちの “腕” と性能の良いカメラに感謝です~ (^人^)
by Labyrinth (2020-04-19 17:36) 

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