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はぎ(萩) [駄句 秋]

指物師箪笥と萩を子の婚に        Labyrinth
(さしものしたんすとはぎをこのこんに)


副季語に  白萩  こぼれ萩  乱れ萩  萩原  萩見  山萩  野萩  小萩


秋の七草の一つ。
はぎは生え芽(はえき)の意味で、古い株から新芽が萌えだすので、こう名付けたものという。
昔は芽子・芳宜・鹿鳴草とも書いた。
まめ科の灌木で各地の山野に自生し、また庭園などに多く植えられている。
古来、秋を代表する草と考えられたので、草冠りに秋という文字を書いてはぎと読ませた。
はぎは種類が多く、夏に咲くものもあるが、
萩・円葉萩(まるばはぎ)・宮城野萩・蒔絵萩・盗人萩(ぬすびとはぎ)はいずれも、秋に花を持つ。
萩は一名山萩と言い、高さ1.5~1.8メートル、叢生して、
細かに枝を分かち、広楕円形の葉を一つの柄に三個づつ付ける。
初秋の頃に、枝頭葉腋に葉より長い総状花穂をなして、紅紫色の花を開く。
栽培変種が多く、白色花のものはことのほか美しい。  (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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