剣の舞 我が心の旋律(TANETS S SABLYAMI／SABRE DANCE) 2019

　“アラム・ハチャトゥリアン” は知らなくても…？ ( ´艸｀)

わずか８時間で生まれた伝説の名曲

ジャンル　ドラマ／伝記／音楽

製作国　ロシア／アルメニア

時間  92分

----------------------------------------------------------------------------------------------
ソ連時代の名作曲家アラム・ハチャトゥリアンを主人公に、
彼の代表曲『剣の舞』の誕生秘話を描いた音楽伝記ドラマ。
主演はアンバルツム・カバニャン、共演にアレクサンドル・クズネツォフ。
監督はウズベキスタン出身のユスプ・ラジコフ。　　　(allcinema より)
----------------------------------------------------------------------------------------------
何故か “剣の舞” は知ってる…　と言うか、耳に馴染んでいる…？ 

誠に月並みな出だしでナンですけれども・・・(;^_^A
私めも、作曲家 ハチャトゥリアンについては…　お名前だけはっ という感じでしたが
“アルメニア” と “仮面舞踏会” と言うキーワードで、ググっと身近なものに…！？ ( ´艸｀)

アトム・エゴヤン監督「アララトの聖母(2002)」で初めて知った優美且つ聖なるお山 アララト山♪
大スクリーンで再び目にすることが出来…！　只々圧倒されました。

そしてトルコによる “アルメニア人の大虐殺” ・・・
やはり “アルメニア人” にとって、ゆるがせにできない、根が深い問題なのだなぁ　と…。

その話題で、俄かに緊張感が高まる場面も有り…！？
あ～ 事情が分かってて良かった… (;^_^A　と思ったことでしたっ (汗)

ここで、早くも余談ですがっ
主演男優はもちろんお初なのでしたが、誰かに似てるな～ と思ったら、アンドリュー・ガーフィールド？
彼から甘さを引いた感じのアンバルツム・カバニャンは、苛烈さを秘めた芸術家肌を感じさせて、Nice♪

ついでに、も一つ ( ´艸｀)
本作の予告編にチラッと映っている…　オーケストラと一緒にヴァイオリンを弾く…　
黒髪の少女は佐藤陽子さんでは…!?  と勝手に思ってみたりするわけですが…　どうかな？ ｗ

冒頭は、広いベランダに布を敷き、綿の実？を棒きれで打つ女性たちの姿…。

子供たちは、その傍で悪戯に余念がない…？
アラムは幼馴染みの少女に振り回されどおしの少年だった…！？ (微笑)
(因みに少女の名は “ガイーヌ” ( ´艸｀))

時は経ち…
ベッドに臥せっているアラム・ハチャトゥリアン(アンバルツム・カバニャン)は父と会話を…!?
弱っている？アラムは、故郷に思いを馳せることで心が癒されるよう…？

“1942年11月29日。迫り来る戦火から逃れ、
キーロフ記念レニングラード国立オペラ・バレエ劇場は、
モロトフ（現在のペルミ）に疎開していた。
寒さと食糧不足に悩まされながら、団員たちは
12月9日に初演を迎えるバレエ『ガイーヌ』のプレミアに向けて練習を続けている。”
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(official website “story” より転載)

作曲家のアラムは、振付家のニーナ・アニシモワから連日のように変更・修正を求められていた。

不眠不休で働く彼に、時々匿名で小さなプレゼントが届くのだが、アラム自身は迷惑に感じている!?
(それは贈り主がソリストのサーシャと分かっていたからかも…？( ´艸｀) 何故なら彼は妻子持ち!? ｗ)

文化省のプシュコフ（アレクサンドル・クズネツォフ）が上演前の検閲にやって来ると…
アラムは更に追い詰められ…  苛立ちもマックスに…！？

さて・・・？

虚実を綯い交ぜにした？ストーリーは、なかなかドラマチックで、興味を惹かれるものでした♪
ほとんど知らなかったアラムの為人も、色んなエピソードで肉付けされ…？ 印象付けられたり…!? ｗ

音楽だけでなく、バレエの場面も多々あり…！ で、とても楽しめましたね♪

アラム・ハチャトゥリアンを執拗に追い込んで…！
かの名曲の誕生の切っ掛けを作った！？ … というお役人さまですが
お初の俳優さんではないような…？ (気のせいかも…？ですが (^_^ゝ)
アレクサンドル・クズネツォフの、威圧感がありそでなさそな？不思議な存在感がNice♪ でした。ｗ

ラストの『剣の舞』は、素晴らしくダイナミックで…♪
出来れば、もっともっと観ていたかったです…！

余談・・・
『仮面舞踏会』の “ワルツ” が流れた時・・・
実は、聴いたことあるなぁ　と思いながら、曲名がわからなかった私です…  ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ。

アンバルツム・カバニャン(アラム・ハチャトゥリアン)　作曲家

アレクサンドル・クズネツォフ(プシュコフ)　文化省の役人

アレクサンドル・イリン(オイストラフ)　アラムの友人　作曲家

イヴァン・リジコフ(ブラーギン)

ヴェロニカ・クズネツォーヴァ(サーシャ)　バレエ ソリスト

インナ・ステパーノヴァ(ニーナ・アニシモワ)　振付家

ヴァディム・スクヴィルスキー

セルゲイ・ユシュケヴィッチ

監督・脚本　ユスプ・ラジコフ