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ココ・シャネル 時代と闘った女(LES GUERRES DE COCO CHANEL) 2019 [か行の映画]

ココ・シャネル 時代と闘った女.jpg ドキュメンタリー作品ですが、果たして…?( ´艸`)

最もエレガントで 最も手ごわく
最も寛大で 最も執念深い
最も象徴的で 最も謎めいている
そして誰よりも未来を見ていた

ジャンル ドキュメンタリー
製作国 フランス
時間  55分

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それまでの価値観に異議を唱え、ファッションで女性の解放と自立を後押しして
時代の寵児となったココ・シャネル。
第二次世界大戦前にはすでに一大モード帝国を築いた彼女だったが、
パリがナチスドイツから解放された1944年、突如パリを脱出してスイスへ向かい、
10余年もの長きにわたって謎の沈黙を続け、その後70歳を過ぎて劇的な復活を果たす。
本作はそんなココ・シャネルの波瀾万丈の人生と長き沈黙の謎に迫るドキュメンタリー。
                               (allcinema より)
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内容的にどうこう いうのではなく、“繰り返し” の編集の単調さ に私めの脳が眠らずにいられるか…?
という勝負でしたがっ (^_^ゝ
(これまで、持病の “瞬間爆睡” は “ドキュメンタリー” に多く出がちでしたので… (汗))

流石にこれは眠ってる場合じゃなかった…!? 
ホンモノの “ココ・シャネル” がいっぱい…♪ (笑)

昔の写真の彼女は、そこそこ綺麗な人でした…  ね? (失礼な言い方かな?w)
予想外のふっくらしたお顔も見えまして、一寸吃驚でしたけれど… (汗)
一見、普通の人のように見えて…? やはり意志の強さ(気の強さ)は並みじゃない…!?(微笑)

ところでっ

“2021年はココ・シャネル没後50年、
 そして世界で最も売れた香水「No.5」誕生100年にあたる。”

…のだそうです。f^_^; 香水が100年も経っていたとはっ  オドロキ♪

確かに、あの香りは誰でも “ん? これは…?” と分かる… 
ポビュラリティーがありますね…!? 好きか嫌いかは別として…?( ´艸`)

さて… 
これまでココ・シャネルの映画を好んで観てきた自分です。

シャネル&ストラヴィンスキー(2009)」

どれも “一時期” のクローズアップでしたけれど…? (誇張も有りかも…? な? w)
それでも十分、彼女の魅力の一端を取り出して魅せてくれたと思っていました…。(汗)

しかし、やはり本作を見てしまいますと…
ホンモノの迫力と言うのか?  月並みな言い方ですが… “存在感” と言うのか?(汗)
取分け、メゾンで君臨している彼女の姿は…  “輝き” より “凄味” が半端ない感じ…!?

老境に入ってからのインタビューに応える姿は、言わずもがな…? (汗)

ところで…
本作の一番の興味は…
official website  “作品解説” に載っている方々の発言でした。

◎タイトル「皆殺しの天使」
ピカソ、ストラヴィンスキー、ディアギレフ、コクトーなどの芸術家
チャーチルやウィンザー公などの政治家や王侯貴族との交流
(モノクロ映像だけでも有難く拝見してしまいます…  綺羅星のごとき?錚々たる顔ぶれ… w)

ナチとの関係等…  既に承知の事とは言え、私めにはドキっとする程の衝撃が…!? ( ̄ο ̄;
スパイの嫌疑(?)での拘束から早々と解放された時、チャーチルの名が出て、また吃驚…!w

“モード” を切り離しても…? 一人の人間の生き様としての映画が何本も作れそう…!?(苦笑)
それ程ドラマチックな人生を送った人だったんだな と改めて思い知らされた気がします。

◎タイトル「目くるめく時代の肖像たち」
ココ・シャネル本人
ジャン・コクトー
フランソワーズ・サガン
シャネルの評伝を書いたエドモンド・シャルル=ルー、ポール・モラン、マルセル・へードリッヒ
そしてシャネルの下で働いた職人などの証言
若いころのシャネルを知る女優ガブリエル・ドルヴァ
シャネルスーツ姿のロミー・シュナイダー
(同じく?)ジャクリーン・ケネディ
そしてサルバドール・ダリ、アラン・ドロン、ウィンザー公
晩年親しくしたダンサーのジャック・シャゾ 

・・・等々… “有難く” 拝見 & 拝聴。

色々と興味深い話を聴くことが出来ましたが・・・
特に印象深いのは、サガンでした…。( ´艸`)
“嫌い” とハッキリ言うところがサガンらしくて、私は何だか嬉しかったり…?(笑)

しっかし、短時間で、わー――っと駆け抜けた感じがしましたが、見応え充分でしたね。

伏せておきたかった…? (謎のままにしておきたかった) 貧しく悲しい幼少期も暴かれて…!?
“記念” の年に出すにしては、ご本人に気の毒な内容だったかな? と思わぬでもない…?(;^_^A

そして、最後にこちらを記しておきたいと思います。

シャネルの言葉 (official website から一部転載させて頂きました)

12歳で知った
人は何度でも死ねる

(中略)

メゾンだけは手放さない
唯一の私のもの
他の誰も関わっていない幸せだった唯一の場所

ナレーション ランベール・ウィルソン

監督・脚本 ジャン・ロリターノ

毒っ気のある余談は伏字で…!( ´艸`)
 ↓

「シャネル N°19」オードトワレ(正式には?オードゥ トワレット(ヴァポリザター)ですと…!)
私めも、ず~っと以前に使っていた事があるのですが、ある時TVで「男の双子」の一人の方が・・・
「アタシも使ってるの」という言葉を聞いてから、使わなくなったな~ という事を思い出しました。
良い香りだと思うのに残念な事でした…?

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