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ココ・シャネル(COCO CHANEL) 2008 [か行の映画]

ココ・シャネル.jpg シャーリー・マクレーン のココ・シャネル♪

ジャンル ドラマ/ロマンス/伝記
製作国 アメリカ/イタリア/フランス
時間  138分

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ファッション界の巨人、ガブリエル・“ココ”・シャネルの人生を
シャーリー・マクレーン主演で映像化した伝記ドラマ。
共演はマルコム・マクダウェル。
また、若き日のココ・シャネル役でバルボラ・ボブローヴァ。
監督は「アート オブ ウォー」、TV「ヒューマン・トラフィック」のクリスチャン・デュゲイ。

1954年、パリ。
15年のブランクから復帰を果たしたココだったが、周囲の反応は厳しいものだった。
そんな時、彼女は孤児だった自分が今の地位を築くまでの困難な日々を振り返り、
同時に切なくも情熱的ないくつもの愛に思いを馳せるのだった…。     (allcinema より)
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本作は、テレビ映画として製作されたようです…?
TV向けに? 分かり易く作ったワケでもないのでしょうけれど…?( ´艸`) エモい感じでしたね♪ w
それに付けても、“ココ・シャネル” で泣かされるとはっ という思いが致します…!? (汗)

ところで、
これまで何作か “ココ・シャネルもの” を見てきましたが・・・
ココ・アヴァン・シャネル(2009)」「シャネル&ストラヴィンスキー(2009)」
(そして、未見の「ココ・シャネル (1981)」も出来ることなら是非拝見したいものですが… w)

本作は、一番心を掴まれたような気が致しますね♪ w
気になりながらも、なかなか見る機会がなかった作品でしたが・・・
またもや? マルコム・マクダウェルのお導きで観ることが出来ました。(^_-)-☆

ここでの彼は、“ココ・シャネル” の営業面での責任者マルク・ボウシエ役… 
cuteな表情、味わいのある演技で、一段と格上げしていたように思われました…? フフフ の贔屓目♪

冒頭は、1954年パリ
ココ・シャネルは15年ぶり…  70歳にして? 復活を果たそうとしていた。

大階段の上に陣取り・・・
銜え煙草でギリギリまで大胆な手直しをするココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)。

錚々たるメンバーからの祝電が次々と届き、華やかさは往年のようだったが…!?
いざ幕を開けてみると、客の “落胆” が二階の彼女に伝播してしまうありさまだった…!?

“戦友” である? マルクやアドリエンヌが慰めの言葉を口にしようとすると…
「失望は何度も味わってる… ガブリエルと呼ばれてた あの頃から…」と、遠い眼になり煙草をふかす。

・・・ココ・シャネルは、ふと子供の頃の記憶を紐解く。

病がちな母が亡くなると、姉妹は父に連れられ孤児院へ…。
或る事で… 父に捨てられた と確信し、涙するガブリエル。

現実に戻ると・・・
マルクが「こうなった今は香水の売り上げに影響が出ないことを祈るだけだ」と嫌みを…!

・・・またしても、“追想” のココ・シャネル (;^_^A

18歳になったガブリエル(バルボラ・ボブローヴァ)は、孤児院を出なければならなくなり…
アドリエンヌと二人で、パリのオートクチュールのメゾンに入り、お針子として働き始めた。

さて・・・?

シャーリー・マクレーンと過去の “彼女” バルボラ・ボブローヴァとの切り替えがとてもスムーズ…!
お顔立ちが似ているのかも…?

男の “耳障りの好い言葉” に懐疑的な目を向けたり…?
はたまた、すっかり信じ込まされた挙句に裏切られたり…!?
という、心の痛手等 “機微” が素直に表現されていて、グッとくる場面が多々ありました。

遊び上手な色男?エチエンヌに誘われて、彼の別荘ロワイヤリュに住み着くわけですが…
彼の友人の英国人 “ボーイ” も交えての “館暮らし” は、正に夢のよう…!? (最初の内は…?w)

繊細且つ丁寧な描写に、エモーショナルだなぁ と思ってしまった私です…。( ´艸`)
(メロドラマじゃない? なんて辛口評も目にしましたが… (汗))

ココは常に自分の進むべき最善の道を、自問自答しながら慎重に選ぶ…?
バルボラ・ボブローヴァの演ずるココは、いつも地に足の着いた “安定感” が感じられましたね。
美形だけれど、地味な印象… そこがまた ホンモノのココ・シャネルとオーバー・ラップ…?w

・・・生い立ちに由るものか? それとも生来の気性か?

これまでは、“勝気な性格” と簡単に片付けてしまっていたような私めでございますが… (大汗)
本作を観て、ココ・シャネルが大好きになり、理解がより深まったように思います。

各所にエポックメーキングな事柄やアイテムが、さりげなく利いていて・・・ 超Nice♪

オープニングに戻ったかのようなラストシーンには、まじでウルっときてしまいました。(T_T)
シャーリー・マクレーンの盤石の存在感♪ ( ´艸`) 小じわも魅力の一つ♪ なんちて… w

ところで、また余談ですが…
エンディング・クレジットに “English Voices Dubbed By (吹き替え)” とありまして
数名のお名前が…!
(エチエンヌやボーイ・カペル等ですが…  フランスの俳優さんたちだったのかな…!? w)

キャプチャー(参考までに)
1.復活
2.お針子の仕事
3.私 歌手なの
4.新しい生活
5.親友
6.自由を求めて
7.芽生えた気持ち
8.強さの秘密
9.再出発
10.ボーイとふたりで
11.名声とプライド
12.ドーヴィルへ
13.男のいない生活
14.シャネルの5番
15.いつも一緒に
16.エンドロール

シャーリー・マクレーン(ココ・シャネル)
バルボラ・ボブローヴァ(若き日のココ・シャネル)
マルコム・マクダウェル(マルク・ボウシエ)
サガモア・ステヴナン(エチエンヌ・バルサン) ロワイヤリュの館の主 ココの初めての恋人?
オリヴィエ・シトリュク(ボーイ・カペル) エチエンヌの親友 英国人 ポロの名手 大実業家

? (アドリエンヌ) 同い年だが、実は “おば” に当たる?幼馴染みの親友 仕事の補佐役
? (ジュリア) ココの姉妹 孤児院から修道院へ
? (マダム・デブゥタン) ココが務めたメゾンのオーナー
? (エミリエンヌ) エチエンヌの元彼女
? (ギャラルドンヌ) ロワイヤリュの館を任されている召使頭の婦人
? (ポール・ポアレ) ファッション・デザイナー
? (ダイアナ・ウィンダム卿夫人) ボーイの父が名付け親 ボーイと再婚

監督 クリスチャン・デュゲイ

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