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くり(栗) [駄句 秋]

毬栗に鼻先寄する小犬かな       Labyrinth
(いがぐりにはなさきよするこいぬかな)


副季語に  山栗  芝栗  毬栗  落栗  栗拾  焼栗


栗の実は外側に刺が密生する毬(いが)の中で発育していって、
成熟すると毬に裂け目が出来て、ついには零れ落ちるようになる。
通常二、三個、まれに一個だけはいっていることもある。
栗は焼いたり、ゆでたりして中の胚乳の部分を食べるが、
また外皮や渋皮をのぞいて栗飯その他の料理に使ったり、菓子の材料とする。
丹波地方は昔から著名な産地であり、いわゆる丹波栗は大粒で味も良い。
野生のものは実が小さく、山栗、芝栗と呼ばれている。
「豊多摩早生(とよたまわせ)」は早くも八月下旬には実が取れるが、
旧盆の頃に当たるので盆栗の名もある。(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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