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トムボーイ(TOMBOY) 2011 [た行の映画]

トムボーイ.jpg セリーヌ・シアマ監督作… ( ´艸`)

きみの名前は?

ジャンル ドラマ
製作国 フランス
時間  82分

初公開日 2021/09/17

TOMBOY → お転婆

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「燃ゆる女の肖像」で世界的に注目されたセリーヌ・シアマ監督が
2007年のデビュー作「水の中のつぼみ」に次いで撮り上げた2011年製作の長編2作目。
引っ越した先で自分を“ミカエル”と名乗り、男の子のフリをして子どもたちの輪の中に入っていった
10歳のロールを主人公に、揺れるアイデンティティ探求の小さな冒険がもたらす解放と
その余波をユーモアを織り交ぜ繊細に綴る。
2021年9月、本邦初の劇場公開が実現。               (allcinema より)
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「燃ゆる女の肖像」で衝撃を受けた身としては、それ以前の作品に興味を惹かれる所ですが…?
「水の中のつぼみ」はレンタルでも観られたのに、未見だ…! と、今 気付く…。  ポリポリ。

本作は思いがけず…! ミニシアターのスクリーンで観ることが出来て嬉しゅうございましたが…
内容的に… 苦手な “思春期もの” なので…  f^_^; 私めは 終始 “ドキドキ” ぎみでした…!? w

ところでっ
ヒロインのロール(時にはミカエル?)役の ゾエ・エラン は、新人?ながら大健闘でしたね♪
また、少年ぶるロールに恋心めく思いを抱く少女リザを演じたジャンヌ・ディソンも自然で好い感じ♪

・・・なのでしたがっ (;^_^A
私めが 一番キュン♪ ときちゃったのはロールの妹ジャンヌ役の子役さんでしたっ

マロン・レヴァナですけれど… 見た目もcute♪  演技も達者…!? ( ´艸`)
今回は5~6歳の設定でしたので、成長した今は立派な? ティーンエイジャーですね。w
この子のご出演作で気になるのを見つけましたので、その内に見てみようかと 思います…?(微笑)

閑話休題

冒頭は、輝く茶髪(?)のお河童ヘア…  のドup !?  (ん? ショートヘアかな…?)
次に映し出された凛々しい少女の顔は、真っ向から風を受けて涼し気で楽し気…!? w
運転席の父は、娘ロールの膝をしっかりと固定しながら、片手でハンドルを…!? ( ̄д ̄;ギョ

高層団地に着くと、身重の母と幼い妹のジャンヌが待ちかねていた。
10歳のロールは新しい住居を見て回り、自分の部屋の壁が希望通りの青なのを確認する。

IT関係の父は、これまで転勤と転居が多かったが…?
ロールに「ここで落ち着くことにするよ」 と伝えるのだった…!?

近所の子どもたちは夏休みを楽しんでいるらしかった。

ロールが下へ降りると、同じ年頃の少女が話し掛けてきた。
リザという、その少女に名を訊かれた時、ロールはとっさに「ミカエル」と答えていた。

それからというもの…
ロールは “少年ミカエル” として地元の子どもグループと交流し、刺激的な日々を送ることに…!?

背の高いリザは “紅一点” !?
「下手だから」という理由でサッカーに参加せず…?
“ミカエル” の颯爽としたプレーを見つめて、ほのかな恋心を抱き始める…!?

少年たちはガブガブと水を飲み、その辺で次々と “立ち××”  (¬、¬;

“ミカエル” はバレてはいかん…! と、身もだえするも…!?
たまりかねて、林の中に駆け込み、しゃがむのだが・・・
不意に声掛けされて、粗相をしてしまう。(後に、こっそりと洗濯する姿が…!(¬、¬;)

下品に唾を吐いたり、上半身裸になってみたり…!?
と、その気になってきた “ミカエル” は・・・
水遊びで着る水着が必要になり? 赤いワンピース水着をちょん切って、即席で “海パン” 作りを…!
そして、粘土をこねて、小さな “ふくらみ” まで用意するのだった…!?   ( ̄ο ̄;

そんなある日…
リザが突然訪ねてくることが有った。
両親は不在で… お留守番をしていた、ロールの幼い妹ジャンヌが出ると… 
「ミカエル いる?」とリザ。

するとジャンヌは幼いながらも、何故か?すべて理解したかのように… ?(・_・?) ハテ? 
ロール = 兄のミカエル と了解…!? ( ´艸`)

こうして、妹のジャンヌまで巻き込み…!
ロールの “なりきり” ごっこは上手く行っているかに見えたのだが…。

・・・夏休みもそろそろ終わりに近づき、新学期が始まろうとしていた。

さて・・・?

当然…? ひと悶着ありまして…!? (;^_^A

ロールは傷付き… 
“またどこかへ引っ越したい” なんて言い出すことにもなるわけですけれど…。

ママの “親心”? はたまた “責任感” からの行動も分からぬではないのですが・・・
(ネタバレになりますがっ ロールに女の子の装いをさせ、説明&お詫びに回る…)

ロールにとっては、パパの穏やかな? “包容力” が何よりの救いだったのかな…? と。(微笑)

少女にしては過激な? “ひと夏の挑戦” でしたけれど…!
ラストシーンは、思いの外? 爽やかで…!?   ホッ  ε-(´・`)  と安堵♪

いずれに致しましても…?
セリーヌ・シアマ監督は昔から? “ドキドキの発信源” だったのだな…!? と、思わずにはいられませぬ。

子役さんたちも、よくぞ監督の意図を汲んで演技したものだ…! と、感心しきりです。f^_^;

監督がインタビューに答えて…  6週間くらいで撮り上げた とおっしゃっていたような…?(微笑)
小品ながら、子ども時代の “キラキラ” がいっぱい詰まった “不思議映画” だと思われました。

ゾエ・エラン(ロール) ボーイッシュな少女 転校生
マロン・レヴァナ(ジャンヌ) ロールの妹
ジャンヌ・ディソン(リザ) ロールの友だち
ソフィー・カッターニ(ロールの母)
マチュー・ドゥミ(ロールの父)

監督・脚本 セリーヌ・シアマ

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お散歩爺

映画の感想は単行本が出来そうですね。
映画でも洋物がお好きなんですね。
by お散歩爺 (2021-11-27 08:24) 

Labyrinth

お散歩爺 さん (^_^)ノ
備忘録なので、駄文ですけれど、後々に自分が読んでも分かり易いように書くよう、努めています。(汗)
紅毛碧眼が好みです。(ウ^_^ソ)
いつもありがとうございます。
by Labyrinth (2021-11-27 10:09) 

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