水の中のつぼみ(NAISSANCE DES PIEUVRES／WATER LILIES) 2007

　セリーヌ・シアマ監督デビュー作…　( ´艸｀)

少女に恋した少女の夏──

はじめての　痛み

ジャンル　ドラマ

製作国　フランス

時間  85分

NAISSANCE DES PIEUVRES　→　タコの誕生(蛸には心臓が3つあるから…!?　監督談)
WATER LILIES　→　睡蓮

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性に揺れる思春期の少女たちの姿を淡いエロティシズムと瑞々しいタッチで綴った
ガールズ・ムービー。
監督はこれがデビューの女性監督セリーヌ・シアマ。　　　　　(allcinema より)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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いつもお世話になっているミニシアターのお蔭で「トムボーイ(2011)」を見ることが出来…♪
才気あふれる女性監督セリーヌ・シアマの監督デビュー作に辿り着きました。(^_^)y
(あと1作あるようですが、見ることが叶わない感じでしたので？ 取り敢えず、これで制覇…？ ｗ)

ところでっ
本作が銀幕デビューの！？　アデル・エネル…

実は11歳の時「クロエの棲む夢(2002)」で主役デビューしているらしいのですが…？(汗)
この時の経験は彼女に負の印象を植え付けたけれど…？　(色々とあったらしい…？(爆))
セリーヌ・シアマ監督との出会いで、自信を取り戻し… 愛も得た…？ と某所で語っていました…。　

「燃ゆる女の肖像(2019)」ではミステリアスな花嫁の役を魅力的に演じていましたけれど・・・
かつて、そんな関係が二人の間にあったなんて…！？ (;^_^A 　つゆ知らず…  でしたね…？ｗ

ところで…　というか？ (^_^ゝ
なんとっ  以前に「午後８時の訪問者(2016)」で主演の彼女を見ていた私めでございます。(大汗)
(この度、調べるまで全く気付きませんでした…  orz  何せ地味な役処で…   って、まじ面目ない！)

今回…　水着姿で、スレンダー且つ瑞々しい美貌を披露している彼女ですが・・・
シンクロナイズドスイミングでも猛練習の成果が…！！ (^_-)-☆
本当に素晴らしいの一言です♪
 
そして、まだ幼さが残るような表情も、それなりにCool ♪
(この時は18歳でしょうか？ 出演者の中では最年長だったとか…？ｗ)

はたまた “生まれながらにして女優” 的な風情も堪りませんでしたね…♪ ｗ

その辺り、たっぷりと堪能することが出来たのですけれど… f^_^;　
俄然 彼女に興味が湧いてきましたので… ｗ　以前から気になっていた…？
「メゾン ある娼館の記憶(2011)」も見てみようかな と思っておりまする…。

後先になってしまいましたが… (汗)
ヒロインは…？ と申しますとっ
こちらも本作がデビューのポーリーヌ・アキュアール
なかなか難しそうに見える？マリー役を・・・
あのアデル・エネルを相手に堂々と渡り合い…!?  難無く？ こなしていらっしゃいました。ｗ
(しかしご出演作はこれ1本… f^_^; う～む分かるような気も…？  口元が ｲﾏｲﾁ 惜しいかな？ (爆))

三本柱の？ 残りの一人… マリーの親友アンヌ役のルイーズ・ブラシェールは文字通りの大活躍♪
“ぷるんぷるん” の若い肉体を惜しげもなくさらして…!?  (´0`) 和ませてくれました…。 (微笑)

またしても、余談ばかりの… “前置き長過ぎ” で申し訳ありませぬ…。 <(_ _)>

冒頭は…　
シンクロナイズドスイミング クラブの発表会…？
ロッカールームでは…
出場選手たちが、お化粧やらプログラムのおさらいやらに余念がない…!?

プール際の観客席で、父兄に混ざって見て居るのは…
親友アンヌ(ルイーズ・ブラシェール)の応援に来たマリー(ポーリーヌ・アキュアール)。

“ひよこチーム” …！？　(;^_^A
幼稚と言うか？ お粗末な演技にうんざり気味なマリーだったが・・・

そんな中…　
一際鮮やかな演技で魅せる “ジュニアチーム” のキャプテン…　
美しさも群を抜いている…！ フロリアーヌ(アデル・エネル)に、たちまち心奪われてしまう…！？

・・・終了後、長いこと待たされたマリーだったが…!?
ようやく出てきたアンヌと自転車の二人乗りで、結構楽しそうに家路につくのだった。
(マリーは小柄で瘦せっぽち、アンヌはポッチャリ系…？ とNice なコンビ♪)

・・・翌日、シンクロの “初心者クラス” に入会申し込みをするマリーの姿があった…。

アンヌの家で…　二人でいつものように過ごしていると・・・
アンヌが “したり顔” で…　 急に “パーティー” の話をし出した。

夜・・・
招待されてもいないのに…？ アンヌとマリーは、シンクロの子の家に行ってみる。

シンクロの女子はもとより、水球の男子も来ていてパーティーは盛況だったが・・・
マリーはトイレで偶然… 　憧れのフロリアーヌと近づきになることに…！？

「昨日見たよ  あなた綺麗だった…」と、勇気を出して言うマリーを・・・

フロリアーヌは軽くいなして…？
“水球” のフランソワ(ワラン・ジャッカン)のところに行き…　堂々と濃厚なキスを交わす…！

そんな二人を、カーテンの陰からアンヌが呆然とした面持ちで見ているのだった…！？

昨日アンヌが更衣室で最後までグズグズしている時、いきなりドアを開けたフランソワは…
素っ裸で無防備な姿でいる彼女を見てしまったのだ…！？ (￣ο￣; 

「初体験は焦ってないけど、初キスは早く済ましたいと思ってるんだ…」と言っていたアンヌ…
フランソワのことは、予想外の？大ショックだった…！

・・・初心者クラスは9月から…　と言われていたマリーだったが…
待ちきれずにプールにやって来てしまった。

入り口で時間をつぶしていると、しばらくしてフロリアーヌが姿を見せる…。

「練習が見たい　中に入れて…！」とマリーが食い下がると・・・
不機嫌そうなフロリアーヌだったが、根負けして？ 渋々OKする。

その時の交換条件で…？
マリーはフロリアーヌのデートの “だし” にされることに…！？(￢､￢;

デートの相手はフランソワだった。
マリーは、姿を消した二人を延々と待った…。

「お待たせ～」と、少しも悪びれることなく姿を現したフロリアーヌは・・・
「明日…　一緒に来る？」と、バスで行く “遠征試合” に誘ってくれるのだった。

バスのフロリアーヌは相変わらず不機嫌そうな顔をしていたが、マリーを隣に座らせてくれた。

その日の “フランス・スタジアム” のチームは好成績だった…!?
機嫌が良い…？ フロリアーヌは貰ったメダルを外し、マリーに掛けてくれて・・・ 
「嬉しい？」と、顔を覗き込む。

その夜、マリーはアンヌの家を訪ねた。
「どこ行ってた…？ 一日中探したよ！」と、アンヌは プンプン だった…！

マリーの言い訳に最初は半信半疑だったものの、直ぐに機嫌を直し…!?
「ママは夜勤」と言って、家に入れてくれるのだった。

(そういえば、終始 どの子の親御さんの姿も見えなかったような…？(汗) 監督の技の1つ…？ ｗ)

・・・翌日も、フロリアーヌは「家に迎えに来て」とマリーに頼むのだった…。

いつもの所まで来ると、マリーは・・・
「今日は待たない…  これで終わり…！ 男と寝たいなら 勝手にすれば…？」と突き放す。

すると、フロリアーヌは態度を一変…！？
「噂はともかく…　私はいまだに処女よ」と、複雑な胸の内をマリーにぶつけるのだった。

さて・・・？

過去の情報によりますと・・・
セリーヌ・シアマ的 “少女アルアル” がちりばめられているそうで…？
中には…　不思議な事をするもんだなぁ と思わぬでもないエピソードもあったりしましたが…!? (笑)
(アンヌが深夜に？ フランソワの家の庭と思われる場所に、外したブラを埋める という… (￢､￢;)

ま、おおむねはクスッと笑えたり、または ドキッ としたり…？ (￣ο￣;

ここで…　ネタバレは無粋と承知で…！ 一連の出来事を書いてしまいますとっ (汗)

アンヌがアクセサリー店でネックレスを万引き…！ (￣д￣；ｷﾞｮ
彼女はそれを、水球仲間が居る前でフランソワに堂々と手渡す。
フランソワは、それをデートの時にフロリアーヌにプレゼント！？
フロリアーヌは、「彼からのプレゼントよ…」とマリーに自慢し…？ 首に付けてもらう。
その代わりに、今まで自分が身に着けていたネックレスを外して、マリーに掛けてあげる。

好きなようでいて…？ そうでもないような…？(爆)
“揺れる” 気持ちが、彼らに思いがけない行動をとらせてしまう…！？ 

ここに書けないような “微妙な衝撃描写” (？) が多々ありまして…！ (;^_^A　
説明に窮してしまう私めでございます。ｗ

ラストは、どう纏めるのかな？ と、とても気になりましたが・・・
何だか、どの子も吹っ切れた！ というような風情で？ なかなかシュールな幕切れでしたね…？

結局、盆暗な私めにはよく理解することが出来ず…!? (汗)
ﾎﾟｶｰﾝ (´0`)　状態でしたけれど…。

ともあれ、
セリーヌ・シアマ的 不思議な世界観を、新鮮な驚きを持って！？  味わうことが出来ました。

チャプター(参考までに)
1.オープニング
2.ロッカールーム
3.憧れ
4.パーティー
5.水中の花
6.秘密の共犯者
7.大会遠征
8.恋の作戦
9.彼女の素顔
10.2人の距離
11.それぞれの悩み
12.ディスコ
13.ネックレス
14.すれ違う気持
15.さよならの予感
16.エンディング

ポーリーヌ・アキュアール(マリー)　15歳 

アデル・エネル(フロリアーヌ)　シンクロナイズドスイミングの花形リーダー 上級生？

ルイーズ・ブラシェール(アンヌ)　マリーの親友

ワラン・ジャッカン(フランソワ)　アンヌが目を付けた水球の選手　心はフロリアーヌに…？

クリステル・バラ

マリー・ジリ・ピエール

アリス・ドゥ・ランクザン

クレール・ピエラ

監督・脚本　セリーヌ・シアマ

コメント 2

アンヌとマリーの物語、若い女性向きの映画かな？。

by お散歩爺 (2021-11-28 06:09) 

お散歩爺 さん (^_^)ﾉ
いつもお気に掛けて頂いて、ありがとうございます。
監督が仰るには、マリー、フロリアーヌ、アンヌの三人に
“自分の思い” を投影したそうなのですが…？
若い女性でもわかるのかなぁ フランスの少女の思い…？ ？(･_･?) ﾊﾃ？
若くもない日本人の私めは全部は理解できず…!? 最後は(　ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ でした(汗)
by Labyrinth (2021-11-28 10:33)