SSブログ

1941(いちきゅうよんいち)(1941)  1979 [アルファベット・数字で始まる映画]

1941.jpg “ブルース・ブラザース” のお導き♪ ( ´艸`)

でっかいことやるアメリカ映画。
「ジョーズ」「未知との遭遇」のスピルバーグがまたまた何かをたくらんでいるぞ!

ジャンル コメディ/戦争
製作国 アメリカ
時間  118分

----------------------------------------------------------------------------------------------
真珠湾攻撃直後のカリフォルニア沖に突如浮上する大日本帝国潜水艦。
ただの田舎町をハリウッドと勘違いした潜水艦が攻撃を決定したことから、
陸の米軍と住民たちの大騒動が始まる。
「JAWS/ジョーズ」「未知との遭遇」に続くスピルバーグ期待の作品だったが、
その内容はオモチャ箱をぶちまけたような一大怪作コメディ。
“大いなる浪費”と叩かれもしたが、ワンアイディアだけでここまで製作費をかける
そのハチャメチャぶりは逆に“偉大なる浪費”と感心しもする。
とはいえ、多数の登場人物を処理する手際と、ダンス・シーンの活きの良さなど、
スピルバーグらしい腕前を見せてくれている。
ビデオ・LD共に約146分の「完全版」あり。       (allcinema より)
----------------------------------------------------------------------------------------------
私めは “完全版” を拝見したようですが… それほど長いな~ とは感じなかったものの…? (汗)
コメディとうたっているわりには、笑わされた記憶がないなぁ なんて…!? (^_^ゝ

しかしながら…?
さて次は何が出て来るか!?  って、興味は最後まで尽きませんでしたね。w
一見ハチャメチャな “騒動” の連続のようですが、元ネタがあるようで…? そっちの方が吃驚です。w

初っ端のジョーズのパロディ?は…   唖然 ( ̄ο ̄;  
でも、センス良いなぁ♪ って…?(大笑) 
エロ・グロ・ナンセンス好きな者にはウケるのかも…!?(爆)

思えば…?
「ブルース・ブラザース」にご出演の スティーヴン・スピルバーグの存在に気付かず… の私でした。w 
今作は、その前年に作られた作品ですけれどっ
ダン・エイクロイドのキレッキレの早口…!?
ジョン・ベルーシのトボケタ味わい… は変わらず…!? のようでしたね。(;^_^A

そして、“興味津々” の三船敏郎ですが・・・
とても真摯に取り組んでいる様子が窺えまして…!?
やはりブレない所なんぞは大御所なんだなぁ と。(汗)

その他、本作には何気に懐かしい顔ぶれがご出演で…! 愉しい限りなのですが・・・
殊にウォーレン・オーツは久々なので、何だか妙に嬉しかったです♪  (^_^ゝ
 
冒頭は、ドラムの効いた勇壮な音楽をバックに次の文字列が…

「1941年12月7日 日本艦隊は真珠湾を攻撃
 アメリカ国民はこぞって憤慨したが 西海岸の住民は次は自分たちだと怯えていた
 南カリフォルニアの防衛の任に就いたのは 第3軍司令官スティルウェル将軍
 陸軍海兵隊が動員され対空兵器も配置 市民防衛作戦も発令された
 南北戦争以来初めて アメリカ国民は母国の “守り” についた
 いつ どこに攻めて来るかわからない敵に対して・・・」

1941年12月13日 午前7時1分 北カリフォルニア沿岸
朝靄の漂う中、海辺へクルマで乗り付けたブロンド美女・・・
彼女はガウンを脱ぎ捨て、海へザブザブと…!? ( ̄ο ̄;
(ガウンの背には “寒中水泳クラブ” のマークが…!?)

そして、気持ちよく泳いでいた彼女は、突然 悲鳴をあげた…! (/∀\*)キャー
彼女は素裸で潜望鏡にしがみ付き、そのまま押し上げられてしまう…!?

大日本帝国潜水艦 “イ19” から出てきた艦長(三船敏郎)や乗組員は、靄で視界の効かない様子を確認…?
羅針盤が故障して迷走中だったが…? 何故か「標的はハリウッドだ!」ということに…!?

その後、密かに小隊を上陸させて “ハリー・ウッド” という名の “クリスマスツリー屋” を拉致…!? w
その時、艦に同乗の独軍の将校に答えたミタムラ司令官の台詞が傑作で…!( ´艸`)
「私の部下はいずれも侍と忍者の子孫だ 捕まるようなヘマはせん」

街のレストランの厨房でアルバイト中の青年ふたり・・・
1人は、軍の慰問協会が主催するダンスコンテストと女の子(ベティ)のことで頭が一杯のよう…!?
気もそぞろの、雑な仕事ぶりを見咎められ、二人は即刻クビになってしまう…!

店のテーブルは “軍服組” で賑わい・・・
トゥリー軍曹(ダン・エイクロイド)がいつもの早口で “日本” について自説?をまくし立てる。

一方・・・
“ジルバ” のダンスコンテストの会場に集められた娘たちを前にして・・・
慰問協会の世話役?の女性が、訳知り顔の(?)説教口調で “慰問の心得” について力説…!!
(平たく言えば…  兵士と仲良くなって、出来るだけサービスしてやって! くらいの勢い…? (´0`))

デパートの紳士服売り場に現れた “アルバイト青年” ウォーリーがコンテスト用のスーツを試着…!?

その後、突然間近で? けたたましくサイレン(空襲警報)が鳴り響き…!
その場は大混乱に…!?

デスバレー 真昼・・・
車道に着陸した戦闘機はよろけながら…? そのままガソリンスタンドに突っ込む…!?
降り立ったケルソー大尉(ジョン・ベルーシ)は悪びれずに 「ハイオク満タンだっ」  (´0`)

ロングビーチ ドガティ空港 午後2時3分
クルマで到着のスティルウェル閣下(ロバート・スタック)は、滑走路を背に演説を打つことに…!
(往年のTVドラマ「アンタッチャブル」のエリオット・ネスの人ですね )

“女に目が無い” バークヘッド大尉は、閣下に同行して来た秘書官のドナ・ストラットンの姿を認めると
“元カノだ” とばかりに? 親し気に声掛けするが、彼女は歯牙にもかけない風情…?
ところが “無類の飛行機好き” という彼女の “弱み” を衝くとたちまち話に乗って来るのだった…!? w

ドナは、空港に停まっている “B17” を見つけると、或る種の “興奮” でウットリ…? ( ´艸`)

サンタモニカ 午後2時8分 (ペリカンウェイ 13-13 番地)
コンテスト会場から帰宅したベティは、ガレージに潜む “スーツ姿” のウォーリーと口論に…!?
(ウォーリーはベティの父の不興を買って…!? 目下お出入り禁止の身…?w)

ベティの父、ウォード・ダグラスは自警の為に、銃を用意…!?

陸軍第10戦車師団 トゥリー軍曹の指揮の下・・・
設置場所に決定したダグラス家の庭に、40ミリの高射砲が運ばれてくる。

ウォード・ダグラスが妻のジョーンに言う事にはっ 「大砲をくれるんだと…!」

サンタモニカ オーシャン遊園地 午後6時39分
“敵機襲来” を見張る為、二人の有志が観覧車の上方にスタンバイする。
(高所恐怖症の老人?と、腹話術人形を操る一寸可笑し気な青年…?)

第501爆弾支給班 午後9時8分
マドックス大佐(ウォーレン・オーツ)と部下たちが(恐怖から?)気配を消して待機する中・・・
バークヘッド大尉に言葉巧みに誘われた秘書官のドナ(ナンシー・アレン)がクルマでやって来る。

はたして二人は敵か味方か…!? ( ̄ο ̄;
 
馬鹿げた “騒動” の後に、マドックス大佐は歓迎の意を表するのだが・・・
期待していた “救援隊” の事では無いと知ると気落ちする…!?
(マドックス大佐は、すでに敵は上陸して着々と攻撃準備を整えているという思い込みが…?)

バークヘッド大尉はドナをモノにしたい “下心” を隠し… (爆)
マドックス大佐を巧い事丸め込むことに成功…!?
たまたまそこにあった “練習機” に二人で乗り込み、覚束ない足取り?で飛び立つのだった…!

そんなことが有ってから…
今度はケルソー大尉(ジョン・ベルーシ)の操縦する戦闘機が突如として着地…!? ( ̄ο ̄;
    
LAのダンス会場 クリスタルホールでは、ラジオ中継も入り…!?
最初こそ順調に運んでいた “コンテスト” だったのだが・・・

さて・・・?

この後は、正に怒涛のクライマックスへと雪崩れ込む…! (苦笑)

確かに “スピルバーグらしい腕前” なのかもしれませぬ…!
う~ん 不毛だなぁ なんて思ってしまうのは野暮ってものでしょうかね?(汗)

まぁ、少しも笑えなかったですけれど…? (≧m≦)ぷっ
様々なシチュエーションを観ながら面白がっている自分が居たのも確かです♪ (苦笑)

クスッと来たのはラスト近く…?
「ウォーリー やっつけたのか!?」に応えて… 「だと思う…  沈んでいく…」( ´艸`)
(ハイハイ 潜水艦だけにね… w)

“ブルース・ブラザース” の二人の Niceシーンもラスト近くに用意してありました。

沈みゆく大日本帝国潜水艦 “イ19” の上に乗っかったジョン・ベルーシ・・・
波の間に間にアップアップしている皆の中にダン・エイクロイドの姿を認めると、ピッ と啓礼…!
それに応えてダン・エイクロイドも、ピッ …! という・・・ ほんの一瞬でしたけれどね。w

本作はミッキー・ロークのデビュー作 というので、そちらも注目致しました…!( ´艸`)
彼はダン・エイクロイド演ずるトゥリー軍曹の部下の役なので、いつも傍に居ましたね。
(とは言え、はじめは全く見分けがつきませんでしたです…  ポリポリ)

余談中の余談ですが (^_^ゝ
ウォーレン・オーツの 「ニャン ニャン ニャン ニャン…」は意外性も有り…?超可愛く感じたり…!? (謎)

結局、なんだかんだ言っても私の好みだったということでしょうか? www

マーチ風のテーマ曲も心地よく♪ (^_-)-☆
すべてを把握したくて何度も見てしまい… その都度の新たな発見が嬉しくなるような…?
って感じで、お気に入りの “不思議映画” の一つになってしまいました…!? ポリポリ。  

・・・“カーキー・ワーキー”
って何? ?(・_・?) ハテ? 
軍服姿に群がる連中…? の意味らしいのですが、今も気になりまする~

ダン・エイクロイド(フランク・トゥリー軍曹) どこでもご活躍の早口軍曹 
ネッド・ビーティ(ウォード・ダグラス) 自宅の庭に高射砲を設置される愛国の士
ジョン・ベルーシ(ワイルド・ビル・ケルソー大尉) 戦闘機乗り
三船敏郎(ミタムラ司令官) 大日本帝国潜水艦 “イ19” の艦長
クリストファー・リー(ウォルフガング・フォン・クラインシュミット)  艦に同乗のドイツ海軍将校
トリート・ウィリアムズ(チャック・ストレッチ・シタルスキー) トゥリー軍曹の部下
ナンシー・アレン(ドナ・ストラットン) スティルウェル中将の秘書官
ロバート・スタック(ジョセフ・W・スティルウェル中将) 司令官  映画館で『ダンボ』を鑑賞
ティム・マシスン(ルーミス・バークヘッド大尉) 女好きな…?
ウォーレン・オーツ(マッドマン・マドックス大佐)
ボビー・ディ・シッコ(ウォーリー・スティーヴンス)
マーレイ・ハミルトン(クロード・クラム)
ロレイン・ゲイリー(ジョーン・ダグラス) 
ミッキー・ローク ? 本作がデビューだったんだ~ (´0`)

音楽 ジョン・ウィリアムズ

原案 ロバート・ゼメキス 
   ボブ・ゲイル
   ジョン・ミリアス

脚本 ロバート・ゼメキス
   ボブ・ゲイル

監督 スティーヴン・スピルバーグ

nice!(26)  コメント(2) 
共通テーマ:映画

nice! 26

コメント 2

lequiche

ずっと昔に観たので、
ダンボ観ながら涙してるシーンっきり覚えてませんが、
映画の中の映画というのが印象的でした。
というかこの映画、ダンボに負けてるな、という感じもして。(笑)
by lequiche (2022-01-20 02:20) 

Labyrinth

lequiche さん (^_^)ノ
結構長く映ってましたので「ダンボ」も気になってしまいます w

>ダンボに負けてる
かもしれませんね w 内容的には確実に…?( ´艸`)
by Labyrinth (2022-01-20 21:19) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。