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スペンサー ダイアナの決意(SPENCER)  2021 [さ行の映画]

スベンサー.jpg 没後25年… ダイアナ、決意の3日間 ( ´艸`)

私の道は、私が決める
世界は誰も知らないダイアナを知る

ジャンル ドラマ/伝記
製作国 イギリス/チリ/ドイツ/アメリカ
時間  117分

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「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」「エマ、愛の罠」のパブロ・ラライン監督が
クリステン・スチュワートを主演に迎え、
王室の中で追い詰められていくダイアナ妃の心の内に迫ったドラマ。
クリスマスでロイヤルファミリーが一堂に会すサンドリンガムでの3日間に焦点を当て、
チャールズ皇太子の不倫や王室内での孤立に苦悩を深めていくダイアナ妃の孤独と葛藤を見つめ、
重大な決断へと至る心の軌跡を丁寧な筆致で描き出す。
共演はジャック・ファーシング、ティモシー・スポール、ショーン・ハリス、サリー・ホーキンス。
                                                    (allcinema より)
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最初に “事実に基づく寓話” 的な記述がありました…。
あ~ 内輪の話も、この書き方ならば角が立たずに表現できるのかも…? と思った次第です。f^_^;

そして、刺激的な内容になりそうな気配を感じて期待感が高まりました…!? w
結果は…? 摩訶不思議で、魅惑的な “サスペンス” ( ´艸`) だったかも…? 

それにしても、この原題は素敵♪
詳しくは申しませぬが、観終わってみると… ス・テ・キ♪ と思える良いタイトルです。(^_-)-☆

線の細いクリステン・スチュワートですが、フワフワ金髪と見事な脚線美で、ダイアナそのもの♪
かすれ声も、フフフ という籠った様な笑い方もそっくりに思えて来るので不思議でしたね♪

まぁ、夫君のチャールズ皇太子を演じた俳優さんはワザと似てない人を選んだのかな?
なんて? 勘ぐってみたりして…? ( ´艸`) 
“彼の方” が仰りそうな台詞を話されていましたので、違和感はあまり感じませんでした…。(ウ^_^ソ) 

お子様たちは、顔がどうの という事は気にならず…?
母と子の楽し気なコミュニケーションの場面が、あまりにも和気藹々と言う感じで…♪
逆に? 切なさを覚えてしまったり?しました。(汗)

お子様… 特に長男のウィリアム王子は・・・
王室に馴染もうとしない母を、子どもながらに補佐しよう! という健気な姿勢が見えまして…
その、戸惑うような辛そうな表情が真に迫り…!?  胸が痛みました。(一寸大袈裟か? (汗))

ハリー王子はまだ幼いので、あどけなさが可愛かったりしましたけれど…。

エリザベス女王は、ご本人より愛嬌がない感じ…? なんて言ったら無礼者!と言われそうですね… w
見た目はあまり似ていなくても、雰囲気は “女王” らしいな?と思ったり致しました。(汗)

1991年、クリスマス。
英国ロイヤルファミリーの人々は、いつものようにエリザベス女王の私邸
サンドリンガム・ハウスに集まったが、例年とは全く違う空気が流れていた。
ダイアナ妃とチャールズ皇太子の仲が冷え切り、不倫や離婚の噂が飛び交う中、
世界中がプリンセスの動向に注目していたのだ。
ダイアナにとって、二人の息子たちと過ごすひと時だけが、本来の自分らしくいられる時間だった。
息がつまるような王室のしきたりと、スキャンダルを避けるための厳しい監視体制の中、
身も心も追い詰められてゆくダイアナは、幸せな子供時代を過ごした故郷でもあるこの地で、
人生を劇的に変える一大決心をする━。          (official website Story より)

冒頭は、長く続く、美しい並木道・・・ (それは、エリザベス女王の私邸へと続く道…)

オープンカーを駆るダイアナ(クリステン・スチュワート)は、道に迷っていた…。
仕方なく、ドライブインに寄り、ここはどの辺りなのか?尋ねたりする…!
飲食中の大勢の客が居たが、一同 唖然!(´0`)
その後、口々に “答え” てくれるが判然とせず…!? w

埒が明かない…! (¬、¬;
途方にくれたダイアナはクルマを路肩に停めて、通るクルマを待つことに…!
すると、ダイアナを知る料理長のダレン(ショーン・ハリス)が通り掛り、助け船を出してくれる…!?

気持ちに余裕の出来たダイアナは、“あの丘の向こうに家があるはず…!” と言い出して・・・
その方向にポツンと立つ “案山子” に向って走り出す!?  ( ̄ο ̄;   泡を食うダレン…。

“お父様のジャケット” を案山子から剥ぎ取り、後部座席にポンと置いて・・・
すでに遅刻!? (¬、¬;  という事も心得ながら…? “目的地” に向けて走り出すのだった。

一方・・・
閑散とした?サンドリンガム・ハウスの厨房。
複数の警備員が入り、隅々までチェックを…!

程なく、軍用トラックが続々と到着し・・・
広い厨房に、大きなボックスが次々と運び込まれた。(それはそれは素晴らしい食材の数々♪)

やがて、働く人々も集結し…!
予定の “午後8時” に向けて、料理長のダレンがキッチリと指揮を執る。

・・・ようやくダイアナが到着。

待ちかねていた、アリステア・グレゴリー少佐(ティモシー・スポール)が、慇懃に挨拶を。

ダイアナは息子たちに会えるのは嬉しみだったが、王室メンバーとの接触は避けたい気分だった!?
・・・吐き気を催し、トイレに駆け込むダイアナ。

部屋には、用意された色とりどりのドレスがズラリと並び…! (CHANEL が制作)
いつもながら?うんざりするが…!?
心を許せる侍女のマギー(サリー・ホーキンス)が居てくれるので、辛さも少しは軽くなる?

パパラッチの “盗み撮り” に神経をとがらせているのは分かるが・・・
ダイアナがカーテンを閉めずに着替えた… とか? 何処から漏れるのか?情報が筒抜けで…!?
注意喚起されたダイアナは、ますます心が乱れることに…。

それでも、どうにか着替え…! 
“王室ファミリー勢揃い” の所に、一人遅れて駆け付けて、記念写真の撮影に参加するのだった。

さて・・・?

先程は、“サスペンス” と申し上げましたが、“ファンタジー” という見方も出来るかも?(・・?
ダークなファンタジー!? ( ´艸`)

何はともあれ、出ずっぱりの クリステン・スチュワート の素敵なこと♪
時には大胆なセクシーショットと思われるポーズも出て来たりして…!? (汗)

プリンセス・ダイアナだと思いながらも…? 
やはり “寓話” の中の別人格の女性…!? という感覚で見ていたような気もします。f^_^;

そうは言っても、ダイアナに付き物の?(爆) 自傷行為やら何やら?
痛いシーンも? シリアスモードで見せられて…!?  ( ̄ο ̄;  ハラハラさせられたりもしました…?

また…
王室に付き物の…? “狩猟” についてですが・・・
ダイアナはチャールズ皇太子に「子供たちは参加させないで…!」と頼んだり致します。
答えは、“伝統的な文化” とか  “これを見せれば国民が喜ぶ” 的なもので、ダイアナは納得できず…!?

・・・等々、ダイアナ妃の “孤独と葛藤” が繊細なタッチで描かれて参りますが…!
そこに “アン・ブーリン” を絡ませたり致しまして…!?  ( ̄ο ̄;
予想外の…? ミステリアスな展開に、緊張しまくりなクライマックスとなりました。w

ともかく、ダイアナの心の拠り所と言えば、やはり生まれ育った場所や、家族でしたね。
って、これ以上は申しませぬが・・・。(汗)

思えば、生みの母と別れねばならなかった幼少期の傷心は如何ばかりか?
なんて、“ドキュメンタリー” の方を思い出してしまいますが… (;^_^A

本作のラストは、気が利いていて 超Nice♪

明るい幕切れは、“不運” を忘れさせてくれるくらいにリアルなもので、救われました。w

クリステン・スチュワート(ダイアナ)
ジャック・ファーシング(チャールズ皇太子)
ティモシー・スポール(アリステア・グレゴリー少佐)
ショーン・ハリス(ダレン) 料理人
サリー・ホーキンス(マギー) 侍女

脚本 スティーヴン・ナイト

監督 パブロ・ラライン

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