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メルビンとハワード(MELVIN AND HOWARD) 1980 [ま行の映画]

メルビンとハワード.jpg メアリー・スティーンバージェン♪ ( ´艸`)

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
時間  95分
劇場未公開 → 見ちゃいました♪

1980年アカデミー賞 の助演女優賞をメアリー・スティーンバージェンが
そして、脚本賞をボー・ゴールドマンが受賞されています。
ジェイソン・ロバーズはノミネートのみで残念でしたっ とても良かったのに…!

その他、沢山の受賞歴が…!(^_-)-☆ 
スクリーンで観られて良かったです♪ レンタルもありませんでしたし…。

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大富豪ハワード・ヒューズを偶然助けたことから莫大な遺産の相続人に指名された
実在の男性メルビン・デュマーの体験談を基に映画化。   (Wikipedia より)
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ジョナサン・デミ監督って「羊たちの沈黙(1991)」の人だったのですね。(汗)

そんな事とはつゆ知らず…? (^_^ゝ
久々のメアリー・スティーンバージェンと・・・
ついでにスクリーンでは “お初” のジェイソン・ロバーズをお目当てに鑑賞致しました。
これがもぉ~ 大当たり…! この機会を逃さずに本当に良かった♪ (汗)

冒頭は、ネバダの砂漠地帯を走るハイウェイ脇の?そこそこ幅のある池が大写しに…!

一台のバイクが、轟音を立てて疾走してきて…!
スピードを落とさず!? 荒々しく池の周囲を巡ってから… 一気に飛び越える!

男は歓喜の奇声を発し!? 間髪入れず…? もう一度トライ・・・ 
しかし、2度目は失敗し… 池の端に倒れ込んでしまう…!

バイクの男は、そのまま身動きをせず…!?  横たわる姿は一見、老人に見えた…!? (爆)

その頃、仕事帰りの?メルビン・デュマー(ポール・ル・マット)は,もよおしたので…?
道路から逸れて… ピックアップトラックを暗がりへ停めて、用を足す。
すると、ヘッドライトが照らす方向に人影を発見し、“老人” を助ける事に…!

痛そうだったが、どうにかクルマに乗せて…! 近くのスタンドに連れていこうとするのだが…!?
病院に連絡はしてくれるな!? と言い、その代わり?ラスベガスまで送って欲しい と言い出す。
老人(ジェイソン・ロバーズ)は、ハワード・ヒューズだと名乗った。

メルビンは変わった老人だな と思ったが、クリスマスなので…? 自作の歌を歌いながら送ることにする。
老人にも歌うように勧めるが、照れているのか…? なかなか歌ってくれない。

すると、老人は “バイ・バイ・ブラックバード” なら歌える! と言って、静かに歌い出す。
こうして、メルビンも気分良く一緒に歌いながら♪ ラスベガスへ。
(降りる時、老人は小銭を無心しますが、メルビンはもちろん快く渡してやります w)

さて・・・?

「バイ・バイ・ブラックバード(Bye Bye Blackbird)」
(“1926年にジェローム・H・レミックによって出版され、作曲家のレイ・ヘンダーソンと
 作詞家のモート・ディクソンによって書かれた曲” と英字の Wikipedia にありましたが
 マイルス・デイヴィスの演奏で有名…? 歌はフランク・シナトラ等も歌っていますね…?)

これは聴いたことが有っても、どんな内容なのか?なんて考えもしなかった曲なのですが・・・
“不幸な鳥” にバイバイして幸せになるよ! という意味らしい…?(概ね そんな感じ…?w)

これを、爺のジェイソン・ロバーズが渋声で照れくさそうに歌うと、味わい深くて頗る良いのです♪

ネタバレですが (^_^ゝ ラスト… “メルビンの物語” が終わりますと…?(爆)
(ハワード・ヒューズが亡くなって “騒ぎ” が終息してから…?)

再び “続き” のシーンが “オマケ” のように出てきました。
そこでのジェイソン・ロバーズは、何とも楽し気に歌っておりましたね~♪ (二人でノリノリ♪)

たとえ、大富豪の遺産は貰えなくても・・・
“あのハワード・ヒューズが俺と一緒に歌ってくれた” 事は真実なので、それだけで十分満足♪
ってことなのでしょうかね…??( ´艸`) 

メルビン・デュマー役のポール・ル・マットも、めちゃめちゃ楽し気で好い感じでした♪

・・・と、話が全く後先になってしまって誠に申し訳ございません。 (^人^;

それだけ、あの冒頭のシーンは印象鮮烈で…! その後の物語を引っ張って行った感じです…?(微笑)
ジェイソン・ロバーズ 流石の存在感♪ そして、渋い歌声を聴けたことは感無量でございます。w
(音量も凄く、迫力が半端ない! という… 私めの覚書(汗))

その後の、メルビンの “物語” ですが・・・
今度は妻のリンダ(メアリー・スティーンバージェン)の庶民感覚にスポットが当たる感じでしょうか?

・・・メルビンは地道に働きながら、トレーラーハウス?で… 一人娘と親子3人での慎ましい暮らし。

かと思いきや、堅実とは言えない?彼の金銭感覚!? etc etc  ( ̄ο ̄;

妻のリンダはスマートな美人なのだが・・・ 
メルビンに愛想尽かしをして…! 娘を連れて男の元へ。 ( ̄ο ̄; エェー

ところが、その男に捨てられて…!? 生活費を稼ぐためにストリップ・クラブで働き始め…!?
(“環境” を憂慮したリンダは…?) 一人娘をメルビンに押し付けて来る…。
 
・・・メルビンは、リンダの働く店を探し、連れ戻しに行くのだった。

2度目の さて・・・? f^_^;

ストリッパー役なので… 衣装とも言えないような?あられもない姿で出て来たメアリー・S。
そのままで行くのかな? と思いきや…  最後には “啖呵を切って!” 潔い姿で闊歩…! ( ̄ο ̄; アラアラ

英字の Wikipedia 情報によりますと・・・ 
相当なプレッシャーで…! 何回かのリハで “心が折れる” 感じで追い込まれてしまったらしい…!?
そこでマルコム・マクダウェルに電話。(この時は 夫婦だったのでしょうか? 恋人かな?)

「あなたは演じて… それは、すでにフィルムに載っている… 
  (“勇気と自由の瞬間” を心に!) もう一度 思い切ってやってみて…!」
         (私がメアリー・Sに忖度して意訳しました… (汗))

というような言葉を聴くことが出来た彼女は “上手くやり!” それが本編に採用された… という事です。
(思いがけず良い話が聴けましたっ (^_-)-☆ これが “受賞” に繋がったのでしょうかね? w)

・・・また家族一緒に暮らしてみると…? どんよりし始めてしまう一家…!? (というより夫婦?)

ある時、リンダはテレビの、視聴者参加のゲーム番組? “イージーストリート” に出演することに…!
リンダの演し物?はタップダンスだったが、お世辞にも カッコイイとは言えない素人芸…!? (爆)
最初は観客からブーイングを受けるものの、チャーミングな “素” のリンダは、会場の皆を魅了…
“数字当てゲーム” では、客席のメルビンをヤキモキさせながらも、「最高賞」までGetしてしまう!?

しかし、手に入れた大金の堅実な使い道を…! とリンダが思考中・・・
ノー天気なメルビンはド派手なクルマ(キャデラックエルドラド)とボートまで買ってしまう始末!?

リンダは離婚を決意…!

・・・紆余曲折がありまして…。

“メルビンはトラックを運転する酪農場の給与係であるボニーに慰められ、
 2人は最終的に結婚してユタに移り、そこで(彼女の)親戚が所有していた
 ガソリンスタンドの運営を引き継ぎます。”  (英字の Wikipedia より)

ある日… メルビンはオフィスの机の上に
「ハワード・ヒューズの最後の意志と遺言 (Last Will and Testament of Howard Hughes)」
と書かれた封筒を見つけるが…! 彼は、何故か?開封せず…?
それをモルモン本部に持って行き、こっそりと手紙の山に紛れ込ませる。

それから暫くして “大騒ぎ” になった事は、申すまでもないことなのですが…。( ´艸`)
最終的に? “疑われた” メルビンは、法廷でも “真実” を繰り返し言うしかなかった… らしい…?

ところで、ここはフィクションなのかも知れないのですが…?(汗)
最後は、↑ の写真のように…!
メルビンの元に… 身重になった…!? リンダが娘を連れて戻って来て… 目出度し♪ となります。

元々この話を良く知らなかった私めは・・・
メルビンが遺産を分配してもらう時の事を考えて、楽しみに観て居たりしたわけですが…  (^_^ゝ

たとえ、そうはならなくても・・・ 
あの時代の空気感を味わえたり…!?
メルビンのおバカ人生に、ほろ苦さも感じたりして…!? 予想外に? 面白く観る事が出来ました。

またひとつ、貴重な “不思議映画” に出逢えて、本当に良かった!  と思うのですが・・・
このように記録に残せた事が、何より嬉しゅうございます。(“お蔵” にならなくてヨカッタ…  ポリポリ)

ポール・ル・マット(メルビン・デュマー)
ジェイソン・ロバーズ(ハワード・ヒューズ)
メアリー・スティーンバージェン(リンダ) メルビンの最初の妻 娘が一人
パメラ・リード(ボニー) メルビンの2番目の妻
マイケル・J・ポラード(リトル・レッド)
ジャック・キーホー(ジム)
ダブニー・コールマン(キース・ヘイズ判事)
チップ・テイ
ジョン・グローヴァー(フレース)
チャールズ・ネイピア
ジョー・スピネル
シャーリーン・ホルト

音楽 ブルース・ラングホーン
脚本 ボー・ゴールドマン
監督 ジョナサン・デミ

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