かんなづき(神無月)

四拍手てふ参拝作法神有月　　　　　　　Labyrinth
(しはくしゅちょうさんぱいさほうかみありづき)


副季語に　　かみなづき　　神有月


陰暦十月の異称。
この月、八百万(やおよろず)の神々が出雲の大社に集まるので、各社の神は留守になる。
それで神無月というのだが、一説には雷の無い月の意味だという。
出雲の国では、この月を神有月といい、
また一般ではこの時分の西風を、出雲への神々の旅と結び付けて
《神渡(かみわたし)》《神立風(かみたつかぜ)》などというのである。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（合本俳句歳時記 新版 角川書店編）


因みに…
2020年の旧暦(陰暦) “神無月” “神有月(神在月)” は　11月15日(日)～12月14日(月)。