はつゆめ(初夢) [駄句 新年]
初夢に美麗な厠見し惑ひ Labyrinth
(はつゆめにびれいなかわやみしまどい)
(はつゆめにびれいなかわやみしまどい)
副季語に 獏枕(ばくまくら) 初寝覚(はつねざめ)
正月二日の夜或いは節分の夜(昔の節分は正月)の夢をいう。
それが吉夢であることを祈って枕の下に宝船の図を敷いて寝る。
又悪夢であったら、ただちに獏に食わせてしまえというので、
「獏の枕」といって、獏を描いた紙などを敷いた。
昔は大晦日の夜から元日の暁までの間にみるものを初夢と言ったが、
現在東京地方では二日の夜の夢を初夢とし、
また京阪地方では節分の夜から立春の明け方までにみたものを初夢と言っている。
夢は「一富士・二鷹・三なすび」と言って、富士がもっともめでたく、
鷹となすびがそれに次いでめでたいとされている。
めでたい夢を見ればその年は幸運をさずかるというのである。
(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)
正月二日の夜或いは節分の夜(昔の節分は正月)の夢をいう。
それが吉夢であることを祈って枕の下に宝船の図を敷いて寝る。
又悪夢であったら、ただちに獏に食わせてしまえというので、
「獏の枕」といって、獏を描いた紙などを敷いた。
昔は大晦日の夜から元日の暁までの間にみるものを初夢と言ったが、
現在東京地方では二日の夜の夢を初夢とし、
また京阪地方では節分の夜から立春の明け方までにみたものを初夢と言っている。
夢は「一富士・二鷹・三なすび」と言って、富士がもっともめでたく、
鷹となすびがそれに次いでめでたいとされている。
めでたい夢を見ればその年は幸運をさずかるというのである。
(合本俳句歳時記 新版 角川書店編)