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ときのきねんび(時の記念日) [駄句 夏]

時の日の巡り疫病鎮まらず       Labyrinth
(ときのひのめぐりえきびょうしずまらず)


副季語に  時の日


六月十日。
天智天皇の十年(六六一)四月二十五日に初めて漏刻(水時計)が使用された。
その日は陽暦で六月十日にあたるので、時の記念日とした。
大正九年より行われている。    (合本俳句歳時記 新版 角川書店編) 

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さんぐらす(サングラス) [駄句 夏]

左右球筋追ふやサングラス       Labyrinth
(ひだりみぎたますじおうやさんぐらす)


副季語はナシ


視力を保護するため玉に着色した眼鏡。
太平洋戦争後特に流行しているが、一種のアクセサリー化している。
              (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


観客いっぱいのテニス中継が懐かしいです。(汗)
大坂なおみ選手のこともちょっと心配…。  

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じゆうやく・じふやく(十薬) [駄句 夏]

父逝くとたちまち生ふる十薬よ       Labyrinth
(ちちいくとたちまちおうるじゅうやくよ)


副季語に  どくだみ  蕺菜の花(どくだみのはな)


葉は先のとがった心臓形でまばらに互生し、暗緑色で、平滑。
六月梅雨の頃、
花弁様の白色の苞(普通これが花と思われている)四片をもった穂状淡黄色の小花をつづる。
全株特異の臭気をもち、葉・茎・根が薬用となる。 (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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くわのみ・くはのみ(桑の実) [駄句 夏]

お名残りの大桑の実のさみどりに       Labyrinth
(おなごりのおおくわのみのさみどりに)


副季語に  桑いちご
晩春、新葉と共に開花した雌花は、夏になって実を結ぶ。
熟するにしたがって緑色、次いで赤色、更に紫黒色に変ずる。
多汁で甘く、酸味があり、子供などが喜んで取って食う。
           (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


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本日から、月末の帳尻合わせに入らせて頂きまする。
どうかよしなに… <(_ _)> お願い申し上げます。
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しんちや(新茶) [駄句 夏]

大子町より届く新茶の大袋       Labyrinth
(だいごまちよりとどくしんちゃのおおぶくろ)


副季語に  走り茶(はしりちや)  茶詰  古茶


その年の新芽で製し、売り出された茶を新茶または走り茶という。
香気があり、佳味なので、珍重される。
また新茶を壺に詰めて密封しておくのを茶詰といい、
新茶が出回ると、前年の茶は古茶となる。
             (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)  

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たけのこ(筍) [駄句 夏]

神足のたかんな届く日の記憶       Labyrinth
(こうたりのたかんなとどくひのきおく)


副季語に  笋(たけのこ)  竹の子  たかんな  たかうな


竹は孟宗竹・苦竹(まだけ)・淡竹(はちく)・紫竹(くろちく)・大明竹(だいみんちく)・蓬莱竹など
非常に種類が多い。地下茎から生じる若芽が竹の子で、
そのうち一般の食用となるのが孟宗竹・淡竹・苦竹・人面竹などである。
三月上旬にすでに八百屋の店頭に現れ、初夏を過ぎると姿を消すが、
季節の感覚からいって、やはり夏のものであろう。    (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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しよか(初夏) [駄句 夏]

初夏の風乱し鉄砲稽古かな       Labyrinth
(しょかのかぜみだしてっぽうげいこかな)


副季語に  首夏(しゆか)  初夏(はつなつ)  夏初め


入梅前が大体初夏の感じといえよう。
樹々の緑も新しく、衣服を替えた膚を吹く微風はすがすがしい。
            (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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りつか(立夏) [駄句 夏]

疫病の廃るる兆し夏に入る       Labyrinth
(えきびょうのすたるるきざしなつにいる)


副季語に  夏立つ  夏に入る  夏来る


立夏は陽暦五月六日ごろ。
暦の上ではこの日から夏になるが、気象的には六月からが夏で、
北日本では、ようやく桜が満開となる。
しかし暦によって、夏に入る感情が整えられる。
            (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


2021年5月5日(水) 本日は立夏でございます。
この駄句は希望的観測 or 切なる願いです。(苦笑)

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むしぼし(虫干し) [駄句 夏]

未使用の喪服もありて土用干       Labyrinth
(みしようのもふくもありてどようぼし)


副季語に  虫払  風入れ  土用干  曝書(ばくしよ)


梅雨が終わると、どの家も一日がかりで、衣類・書画その他の調度類を外光にさらす。
黴や害虫を防ぐためである。書画の場合には特に曝書という。
神社・仏閣などでは、年一回必ず寶物類を土用干する。
                      (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


2020年の “土用” とは、7月19日~8月6日…  立秋の前日までです。

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くものみね(雲の峰) [駄句 夏]

雷雲の兆し色増す山の湖       Labyrinth
(らいうんのきざしいろますやまのうみ)


副季語に  入道雲  積乱雲  雷雲  峰雲


積乱雲のことである。
垂直に大きく延びた濃い雲で、巨大な塔や山の形をしている。
この雲は水滴と氷晶からできていて、雷電・驟雨・突風など伴うことが多い。
積乱雲は四季いつでも起こるのであるが、雲の峰といえば夏の積乱雲をいう。
                  (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)


8月 葉月になりました。
今月も、どうか宜しゅうに… <(_ _)>

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