ザ・コンサルタント(THE ACCOUNTANT)2016 [さ行の映画]
本業、
腕利きの殺し屋。
ACCOUNTANT → 会計士
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異色のアンチ・ヒーローを演じるクライム・サスペンス。
共演はアナ・ケンドリック、J・K・シモンズ。
監督は「プライド&グローリー」「ウォーリアー」のギャヴィン・オコナー。
予告編は観ていたのですが、こんな感じになるとは予想も付きませんでした。
嬉しい誤算♪ ^q^
まずは、主人公の子ども時代のことが語られるのですが・・・
自閉症の子供だったクリスチャン・ウルフが、ある施設を訪ねた時・・・
両親が担当者と面談中に、弟は近くの椅子でおとなしくしていた。
クリスチャンはというと、硝子テーブルにジグソーパズルを広げて着々と仕上げていく!
そして、最後の1ピースとなったときに、その大事なピースが見当たらない?!
まさにパニック!? となる寸前にっ
傍で見守っていた女の子が、テーブルの脚に隠れていたピースを拾って手渡す!
クリスチャンは落ち着きを取り戻して、最後の仕上げをっ
・・・というところで、とても気になったのが、彼が口ずさむ?(つぶやく?)呪文のようなもの。
(ソロモングランディ 月曜日に生まれ・・・)
メロディも無く というか、抑揚のないブツブツに聞こえたのですが (汗)
“ソロモングランディ” という、マザーグースの中の唄の一つだそうで、
各曜日ごとに出来事があり、日曜日に一生を終える・・・ というもの。
私めは初めて聴いたので、奇異に聞こえましたが w
クリスチャンにとっては、心の平安を求める時に有効な手段なのかな? と・・・
後々にも出てくるので、成る程 と思ったりしたのです・・・。^^;
何気ないようなシーンですが、これが結構重要だったりして・・・(ニヤリ)
さて、施設に入るのかと思いきや
父親の意向で入院治療はなくなり・・・
その後、両親は不仲となって、ある日、母は一人で出て行ってしまう。
にわかに情緒不安定になるクリスチャン・・・ 冷静な弟・・・?
そして、大人になったクリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)は、
田舎町で小さな会計事務所を構えていた。
・・・農家の夫婦が、税金の事で相談に来ていた。
クリスチャンは、一通り話を聴くと
奥さんのアクセサリーに目をやって、唐突に、イイですね と言う。
奥さんは嬉しそうに、手作りなんですよ と答える。
クリスチャンは、それは売りに出したら売れそうですね と言ってから
材料はどこで手に入れますか? というのを手始めに
次々と “必要経費” を加算していく・・・
これを、まるで無表情で淡々と行うのですけれども w
結果的に、税金を軽減してもらえた農家の夫婦は喜び、感謝のしるしに?
広い農地の使用を申し出ますとっ
なんと、クリスチャンは趣味の ^q^ 射撃の練習用に使わせて貰うことに・・・。
ところでっ
そんな表向きの仕事をこなす一方・・・
裏社会と繋がり、日陰の仕事を請け負ってもいたクリスチャンだったが・・・
政府当局は、彼の存在に気づきつつも、なかなか正体を掴めずにいた。
レイモンド・キング(J・K・シモンズ)は、若い女性のアナリストが面接に来たとき
彼女の弱みを握っていることを匂わせて、ある特別な任務を命ずるのだった。
正面からの顔は一つも写っていない数々の証拠写真を元に、その男を割り出せ と・・・。
そこからメリーベス・メディナ(シンシア・アダイ=ロビンソン)の執念の分析が始まった!?
さて・・・?
肝心要のストーリーは、クリスチャンが依頼を受けた “リビング・ロボ社” にまつわる事なのですが
そこで、経理担当の女子社員デイナ(アナ・ケンドリック)が絡んできまして!
コミュニケーションが苦手なクリスチャンと、ちぐはぐながらも交流を重ねていく・・・
というのが見どころとなっておりますが ^^;
何故か、たちまち命の危険に曝されることになったりして・・・!? (爆)
ともかく、ストーリーの面白さと、律儀に伏線を回収する心地良さ♪ ^q^
はたまた重量感のあるキレの良いアクションに、情け容赦のないガン捌き・・・ww
そして、何と言ってもナイーヴなクリスチャンの性格描写に尽きますね!?
自閉症の子どもが、その特異な才能を活かして自立していた!? という設定がNice♪
ベン・アフレックの風貌と緩急自在な?演技は不思議に魅力的で♪ ^q^
ユニークな “クリスチャン・ウルフ像” を、より印象的なものにしていたと思います。
色々イロイロ、しゃべりたい事は山ほどなのですが ^^; 知ってしまうと面白味が半減しますので!
これくらいで留めておきませふ♪ (まだの方は劇場へ♪ ε=ε=(o・・)o い・そ・げ)
出来得るなら、次回作も拝見したいものです♪ (^_-)-☆
↓ (覚書です ^^;)
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監督 ギャヴィン・オコナー
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