ゲット・アウト（GET OUT） 2017

　人気コメディアン？ ジョーダン・ピール監督デビュー作。

何かがおかしい

ジャンル ホラー／サスペンス／ミステリー

２０１７年アカデミー賞脚本賞 受賞おめでとうございます♪

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人気コメディアン、ジョーダン・ピールの記念すべき監督デビュー作にして、
全米でサプライズ大ヒットを記録して大きな話題を集めたホラー・サスペンス。
米国が抱える根深い人種問題を背景に、白人の彼女の家を初めて訪問することになった
黒人青年を待ち受ける予測不能の運命を不穏なタッチでスリリングに描き出す。
主演はダニエル・カルーヤとアリソン・ウィリアムズ。
共演にブラッドリー・ウィットフォード、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、キャサリン・キーナー。
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これは黒人監督による、“黒人” を強く打ち出すホラー映画と、予め承知の上での鑑賞でしたが
オープニングでまんまとしてヤラレてしまって！　 なんだか、かえって拍子抜け・・・（笑）
（最初に眼にした “黒人さん” が主人公！ と勝手に思い込んだ私めも迂闊でしたが・・・（汗））

ニューヨークに暮らすクリスの部屋に、恋人のローズが迎えに来て・・・
二人はこれからローズの実家に挨拶に行く　というところ・・・。
アフリカ系アメリカ人のクリスは・・・
白人ばかりの家庭に招かれることに、得も言われぬ不安を感じていた・・・!?

ローズの運転で森のドライヴを楽しむも、突如として現れた牡鹿の “衝撃” に、二人は動揺！

やってきた警察官は、運転者のローズよりもクリスに関心を示し、身分の証明を求めるのだが
そこはローズが機転を利かして丸く収め、「アタシの男を護ったのよ」と、悪戯っぽくクリスに微笑む♪

高級住宅街の広大な土地に建つローズの実家には、父母と弟、そして使用人の黒人男女が居た。

ローズの言葉通り、家族は皆あたたかく迎え入れてくれて一安心のクリスだったが・・・
庭師の男や家政婦の黒人女性に、何となく違和感を覚え、“何かがおかしい” と疑念が芽生える・・・？

そして、夜中・・・
最近ローズから禁煙を迫られていたが、どうしても一服したくなり、外へと出たクリスは・・・
暗闇を疾走する何かに驚かされることに・・・！？

また、こっそりと戻ろうとしたクリスは、階下でローズの母親に見つかってしまい
眠れぬ夜の話し相手として？ 強引に引留められてしまうことになる・・・。

幼き日の “悪夢” にうなされ、目覚めたクリスには、“定例” ？のパーティ が待っていた。

ローズの祖父を讃えるため、定例となっている というパーティに・・・
高級車を連ねて近隣の白人たちが集まって来る中、高齢のご婦人の連れに黒人青年の姿も・・・!?

ここでも歓迎されるクリスだったが、“何かがおかしい” という懸念はますます募る一方に・・・！

さて・・・？

「ブラックパンサー (2018)」では、微妙なポジションの役回り？だったダニエル・カルーヤですが ｗ
本作では、水を得た魚のように？クリス役を演じてHot？な魅力を増しておりましたね～♪

しかし、共演者も凄かった！？
筆頭は、アーミテージ夫人役のキャサリン・キーナーでしょうか？ ＾＾；
元々あった貫録が更に増して？ ＾ｑ＾ 謎めいた “心理療法士” は凄味さえ感じさせました。

その娘、ローズ役のアリソン・ウィリアムズはお初でしたけれど、面構えも良かった！
（女の子に面構えとは不適切な！ と思われるかも？ですが・・・ ＾＾； そんな感じがしましたっ ｗ）

後は、ローズの弟役を演じたケイレブ・ランドリー・ジョーンズでしょうかね～ ＾ｑ＾

ちょいと危うい感じの役柄がピッタリの彼ですが？「スリー・ビルボード (2017)」にもご出演ですね!?
未見なので、そちらも是非見てみたいです。

ホラーなので、忘れたころに （￣д￣；　ギョ とすることが起きたりして、終始落ち着きませぬが ｗｗ
終盤の大盛り上がりは、思わず熱くなってしまいますし、ラストがまた良い感じで、本当に楽しめました♪

ダニエル・カルーヤ（クリス・ワシントン）　ニューヨーク在住のカメラマン
アリソン・ウィリアムズ（ローズ・アーミテージ）　大学生
ブラッドリー・ウィットフォード（ディーン・アーミテージ）　脳神経外科医　ローズの父
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ（ジェレミー・アーミテージ）　ローズの弟
スティーヴン・ルート（ジム・ハドソン）　盲目の画商
キャサリン・キーナー（ミッシー・アーミテージ）　心理療法士　ローズの母
リルレル・ハウリー（ロッド・ウィリアムズ）　TSA（運輸保安庁）に勤務　クリスの親友
ベッティ・ガブリエル（ジョージーナ）　アーミテージ家の家政婦？
マーカス・ヘンダーソン（ウォルター）　アーミテージ家の庭師？
レイキース・スタンフィールド（アンドリュー・ローガン・キング／アンドレ・ヘイワース）　黒人の招待客

監督・脚本　ジョーダン・ピール