ノクターナル・アニマルズ/夜の獣たち(NOCTURNAL ANIMALS) 2016 [な行の映画]
エイミー・アダムス 他、何気に豪華キャスト♪ w
20年前に別れた夫から
送られてきた小説。
それは愛なのか、
復讐なのか。
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映画監督デビュー作「シングルマン」で高い評価を受けたカリスマ・デザイナー、トム・フォードが、
オースティン・ライトのベストセラー・ミステリーを実力派キャストの豪華共演で映画化したサスペンス・ドラマ。
20年前に別れた夫から突然小説が送られてきたことに戸惑いながらも、
その衝撃的な内容に惹きつけられていくヒロインの不安と葛藤を、
過去と現在に加え劇中小説の物語も巧みに織り交ぜ、美しくかつスリリングに描き出す。
主演は「メッセージ」のエイミー・アダムスと「ナイトクローラー」のジェイク・ギレンホール。
共演にマイケル・シャノン、アーロン・テイラー=ジョンソン。 (allcinema より)
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「シングルマン(2009)」 は大のお気に入りで・・・ その監督さんの作品ならっ
と、期待感をもっての鑑賞なのでしたが・・・ (と言ってもレンタルですけれどっ (・・*)ゞ)
う~むむむ (¬、¬;
オープニング・クレジットのスローモーションからして、衝撃というよりは幻滅?!(爆)
(詳細は伏せますが・・・(汗))
こりは何かの間違いかっ?
と思う程、心中穏やかならざる感覚に支配されてしまいまして・・・(汗)
(もちろん、流れる文字等は全く目に留まりませぬっ (爆))
作り手の意図は当然あるのでしょうが・・・ (汗)
もしかして、その後に続く、ざらついた “感触” の前触れだったのかな? と。
しかし、そーゆー感覚も嫌いじゃない と申しましょうか?(爆)
嫌だイヤだ と思いながらも、興味をそそられてラストまで・・・ と、相変わらずでございますっ(・・*)ゞ
で、その違和感? の元は、“想像の産物” なのでした。 ^^;
・・・劇中劇というのか? (official website では “映画内小説” と言っていますが ^^;)
主人公スーザン(エイミー・アダムス)のところに・・・
元夫が、執筆し彼女に捧げた小説を、出版前に読んで感想を聞かせてほしい と送ってきたので
ではっ と、眼鏡を掛けて、寝る前等に読み始めるわけです・・・。
・・・スーザンと元夫がモデルらしき?夫婦と、年頃の愛娘との家族三人でのドライヴ!
というところから始まりますが・・・
楽しそうなのは最初の内だけ?
夜の一本道で、2台に分乗したヤクザまがいの連中に絡まれ・・・
というシチュエーションで、すでに嫌悪感が込み上げてきてしまう自分なのでしたっ (爆)
それがまた、役者も揃って、執拗に! 臨場感も半端なく!
とくれば、もう辟易という感じ? (汗)
しかし、
その後の思い掛けない展開に興味をそそられて!? 先へ先へと気が逸るように・・・
読んでいるスーザンも私めも、夢中になってしまいます。ポリポリ (・・*)ゞ
その小説の題名が 『夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)』
因みに、元夫は、若い時に彼女のことを “夜の獣” と呼んだことがあった!?
NOCTURNAL ANIMALS → 夜行性動物
「わたしは眠らないのよ」 というスーザンの台詞が何度か・・・。
(思えば私めも夜が大好きな夜行性動物の一人でしたっ (・・*)ゞ 閑話休題)
その小説の、架空の世界の進行に絡めて・・・
スーザンと元夫エドワード(ジェイク・ギレンホール)の “愛” の顛末が挟みこまれたり
また、現在の夫ハットン(アーミー・ハマー)との、ままならぬ夫婦関係がクールに描かれたり
・・・と、なかなか複雑な構成になっているわけですがっ
そのわりには、それ程混乱を来すこともなく・・・ という、スマートさ。
ラストの、気の揉める長~いシーケンスに繋がって行く と言うわけですけれども。(ネタバレ?w)
美しい音楽と、タメの利いたカメラワーク?(意味不明?(汗))
じっくりと描かれたエイミー・アダムスは、これまで見た中で一番イイ女に映りましたっ ^q^
小説の中の、元夫似の?トニーは・・・ (ジェイク・ギレンホールが二役)
妻と娘を護れなかった! 男として不甲斐ない! という思いにとらわれるものの、
力になってくれる警部補(マイケル・シャノン)のフォローも有り、弱さを克服していく!?
スーザンが回顧する、過去の中では・・・
エドワードについて “弱虫” と評する人が居れば、 “繊細” と言い直していたものだったが
二人の仲で齟齬を来すようになると、彼女は急速に冷めていき・・・
そのうちに、彼の“繊細さ” を “弱さ” と言うように・・・!?
(結局は、嫌っていた自分の母親と同じ事を言っている! という皮肉 ^^;)
また、後半になりますと、スーザンは・・・
エドワードには秘密の、ある “裏切り” 行為があったことを、改めて噛み締めるのですが・・・
この辺りが、核心なのかな? と。(ニヤリ)
(前置きが長過ぎ! というよりも、後先になってしまいましたっ <(_ _)> スミマセン)
原作 オースティン・ライト 『ミステリ原稿』/『ノクターナル・アニマルズ』(早川書房刊)
監督・脚本・製作 トム・フォード
力になってくれる警部補(マイケル・シャノン)のフォローも有り、弱さを克服していく!?
スーザンが回顧する、過去の中では・・・
エドワードについて “弱虫” と評する人が居れば、 “繊細” と言い直していたものだったが
二人の仲で齟齬を来すようになると、彼女は急速に冷めていき・・・
そのうちに、彼の“繊細さ” を “弱さ” と言うように・・・!?
(結局は、嫌っていた自分の母親と同じ事を言っている! という皮肉 ^^;)
また、後半になりますと、スーザンは・・・
エドワードには秘密の、ある “裏切り” 行為があったことを、改めて噛み締めるのですが・・・
この辺りが、核心なのかな? と。(ニヤリ)
(前置きが長過ぎ! というよりも、後先になってしまいましたっ <(_ _)> スミマセン)
スーザン(エイミー・アダムス)はアートギャラリーのオーナー。
閑静な場所に建つ、ひと際モダンな邸宅に住まう “ブルジョワ”。
今回の “展示” も好評を得たが、ハンサムな夫のハットン(アーミー・ハマー)は顔も見せない。
彼は慌ただしく帰宅すると、またとんぼ返りでニューヨークへ出張という。
(夫の仕事が傾き加減であると理解しているスーザンではあったのだが・・・!? (汗))
そんなある週末のこと、
20年前に離婚した元夫のエドワード(ジェイク・ギレンホール)から、小包が届く。
紙包みを開けようとしたスーザンは、うっかり指先に切り傷をおってしまうのだが・・・
箱の中には、メールアドレスが書かれたメモと、彼の著作 『夜の獣たち』 が入っていた。
さて・・・?
“映画内小説” の登場人物のワル役レイを、ふてぶてしくも鮮やかに演ずるのは
アーロン・テイラー=ジョンソン 水を得た魚のよう? ^q^
(2016年ゴールデン・グローブ 助演男優賞を受賞♪)
トム・フォード監督は、2016年ヴェネチア国際映画祭 審査員大賞受賞ですね♪
また、“映画内小説” の登場人物、警部補役のマイケル・シャノンも、存外 印象深い!?
肺を病んで末期的な症状なのか? 芸の細かい所を見せていましたけれど・・・ ^^;
2016年アカデミー賞 助演男優賞ノミネートでしたね。 ^^;
ロサンゼルス、テキサス、ニューヨークと、場所が変わるたびに味わいも変わる!?
ヒリヒリしたエグ味も有る中で、素敵に不思議♪ と思ってしまうオトナの映画でした。(微笑)
閑静な場所に建つ、ひと際モダンな邸宅に住まう “ブルジョワ”。
今回の “展示” も好評を得たが、ハンサムな夫のハットン(アーミー・ハマー)は顔も見せない。
彼は慌ただしく帰宅すると、またとんぼ返りでニューヨークへ出張という。
(夫の仕事が傾き加減であると理解しているスーザンではあったのだが・・・!? (汗))
そんなある週末のこと、
20年前に離婚した元夫のエドワード(ジェイク・ギレンホール)から、小包が届く。
紙包みを開けようとしたスーザンは、うっかり指先に切り傷をおってしまうのだが・・・
箱の中には、メールアドレスが書かれたメモと、彼の著作 『夜の獣たち』 が入っていた。
さて・・・?
“映画内小説” の登場人物のワル役レイを、ふてぶてしくも鮮やかに演ずるのは
アーロン・テイラー=ジョンソン 水を得た魚のよう? ^q^
(2016年ゴールデン・グローブ 助演男優賞を受賞♪)
トム・フォード監督は、2016年ヴェネチア国際映画祭 審査員大賞受賞ですね♪
また、“映画内小説” の登場人物、警部補役のマイケル・シャノンも、存外 印象深い!?
肺を病んで末期的な症状なのか? 芸の細かい所を見せていましたけれど・・・ ^^;
2016年アカデミー賞 助演男優賞ノミネートでしたね。 ^^;
ロサンゼルス、テキサス、ニューヨークと、場所が変わるたびに味わいも変わる!?
ヒリヒリしたエグ味も有る中で、素敵に不思議♪ と思ってしまうオトナの映画でした。(微笑)
エイミー・アダムス(スーザン・モロー)
ジェイク・ギレンホール(トニー・ヘイスティングス/エドワード・シェフィールド)
マイケル・シャノン(ボビー・アンディーズ)
アーロン・テイラー=ジョンソン(レイ・マーカス)
アイラ・フィッシャー(ローラ・ヘイスティングス)
エリー・バンバー(インディア・ヘイスティングス)
カール・グルスマン(ルー)
アーミー・ハマー(ハットン・モロー)
ローラ・リニー(アン・サットン)
アンドレア・ライズブロー(アレシア)
マイケル・シーン(カルロス)
原作 オースティン・ライト 『ミステリ原稿』/『ノクターナル・アニマルズ』(早川書房刊)
監督・脚本・製作 トム・フォード
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