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キル・ユア・ダーリン<未>(KILL YOUR DARLINGS) 2013 [か行の映画]

キル・ユア・ダーリン.jpg デイン・デハーンを鑑賞する映画? (^_^;

ジャンル ドラマ/伝記/サスペンス

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ビートニクを代表する詩人アレン・ギンズバーグの学生時代に起きた殺人事件を背景に、
ギンズバーグがルシアン・カーやウィリアム・バロウズ、ジャック・ケルアックらと
繰り広げる刺激的で危うい交遊の行方を描く青春ドラマ。
主演のギンズバーグ役は「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフ、
その友人ルシアン・カー役には「クロニクル」で大ブレイクしたハリウッド期待の新星
デイン・デハーン。
監督はこれが長編デビューのジョン・クロキダス。       (allcinema より)
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“KILL YOUR DARLINGS” (好きなものは葬り去れ) と字幕にありました。

文学作品の一節なのかしらん?(・_・?) ハテ? 無知蒙昧には見当もつきかねますが… (大汗)
これは中程で “意味深” に発せられる? コロンビア大学スティーヴス教授の台詞なのです。 
タイトルになるくらいなので、推して知るべし? なのかも?(汗)

出だしから、唐突に、謎めいて? 衝撃的!?
“真実に基づく物語” とあり、終始見応えがありました・・・が?
心に染みる作品かどうかは微妙?(ニヤリ)

インテリ層の?青春の一部分を鮮やかに切り取っていた… のは確か と思われますが?
言い換えれば、癖強めの人たちが “最先端” を気取って!?  奇行の連続… のような感じ?
(酒、煙草、ドラッグ…そして無軌道…からの殺人! ( ̄д ̄; 何だか根が深そう~!?)

ネタバレになりますが… (笑)
コトが終結してから、アレン・ギンズバーグに向けての ウィリアム・バロウズの言葉に
「道楽者たちのサークルはこれで終わりだな… 振出しに戻れ!」というのがありまして
自嘲気味なこの台詞が、一番 的を射た表現かな? と思われまする。 f^_^;

ま、毎度のことですが (^_^;
気になる女優の一人、エリザベス・オルセン嬢がご出演とあり… 観てみました。 
(あっ あと、旬の?デイン・デハーンにも興味があったかも? ( ´艸`))
思いがけずに、
ジェニファー・ジェイソン・リーのお顔も見られまして、お得感もアリ♪ でしたね~ (笑)

冒頭は、“リリー・マルレーン” をバックに・・・
深夜、水中に腰まで浸かり、半死の男を抱きかかえた金髪青年… 顔には苦渋の表情がっ

そして次に、金髪青年(デイン・デハーン)は拘置所?の鉄格子の中に…。

彼は手にした原稿?を読み終えると、“デタラメを書くな!” と激怒するのだがっ
鉄格子を挟んで対峙していた眼鏡の青年(ダニエル・ラドクリフ)は落ち着いて…
“真実は何?” と返し、決裂することにっ!? (供述書の代筆を頼んだ?)

時は遡り・・・
1943年のニュージャージー 欧州の戦況がラジオで伝えられる中
眼鏡の青年アレン・ギンズバーグは、いつものように?母に代わって家事に勤しむ!?

父は著名な詩人ルイス・ギンズバーグ
母のナオミ(ジェニファー・ジェイソン・リー)は今、心を病み!?
夫を遠ざけ、頼るは息子のアレン一人・・・という、どことなく哀れな風情?

そんなある日、母を気遣い? 内緒で受けた、コロンビア大学の合格通知が届く。

父はもちろん大喜びで、快く送り出してくれたのだが・・・。

学生寮に落ち着き・・・ 
少し気が楽になった?アレンにとって、高揚感を覚える新生活が始まった。

学内を案内される折、一同は図書室でわざと悪目立ちする?金髪青年の “行動” に驚かされる!?

体制に反抗中らしき!? 金髪青年… 学生のルシアン・カーはその後
パーティーで皆が出払った学生寮に “ブラームス” を流し・・・
一人、勉学に励む “新入生” アレンの心をガッチリと掴むことに・・・!?

ルシアンはアレンを伴い、様々なところに出向き、“仲間” に紹介したりするのだが
彼が “元守護天使だった男” と形容したデヴィッド・カマラーは、当初からアレンに辛く当たり!
その後も変わることはなかった!?

ルシアンは、“デヴィッドは元は教授だったが、今は清掃員だ” とも…!?

アレンはかつてない程の刺激的な日々を送りつつ、急速にルシアンにのめり込んでいく…。

さて・・・?

男ばかりの中で? 紅一点 的な存在のエリザベス・オルセンでしたが 
強い女性を演じたせいか? デイン・デハーンの中性的な “美” を前にして完敗感がっ!(爆)

同性愛を題材にした物語にしても? どうにも屈折していて!?  純な愛が感じられない?
等と、例によって “わからない” ながらも?(汗) あれやこれや千思万考… (ウ^_^ソ)

そうこうしていましたらっ 何と! エンディングの字幕に・・・

“ルシアンは殺人罪で18ヶ月を少年院で過ごし、その後はUPI通信社の記者となる
結婚は2回、子供は三人・・・” 

えぇ?( ̄д ̄;  (お口 アングリ状態です (´0`))

・・・我儘放題のルシアンが陽だとしたら、彼に振り回されたアレンは陰?

“アレン・ギンズバーグは、コロンビア大学を中退し、米国で最も成功した詩人の一人となり
最初の詩集をルシアン・カーに捧げたが、ルシアンから名前を削除するよう求められた”

ほほ~ぅ (汗)
一方的としても? 純な愛は有った  ってことでいいのかな?

何はともあれ (^_^;
デイン・デハーンは目玉も美しく撮られるんだなぁ と実感♪ (笑)

“男色のダニエル・ラドクリフ” については、言わずもがな ってことで。(~_~;


ダニエル・ラドクリフ(アレン・ギンズバーグ)
デイン・デハーン(ルシアン・カー)
ベン・フォスター(ウィリアム・バロウズ)
マイケル・C・ホール(デヴィッド・カマラー)
ジャック・ヒューストン(ジャック・ケルアック)
ジェニファー・ジェイソン・リー(ナオミ・ギンズバーグ)
エリザベス・オルセン(エディー・パーカー)

監督 ジョン・クロキダス

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