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わたりどり(渡り鳥) [駄句 秋]

夕空に渡り鳥の名独り言つ       Labyrinth
(ゆうぞらにわたりどりのなひとりごつ)


副季語に  鳥渡る  小鳥来る  鳥雲(てううん)


秋になって渡ってくる鳥、反対に帰ってゆく鳥をともに渡り鳥と普通いうが、
俳句では渡ってくる鳥、がん・かもを初め、
つぐみ・ひわ・あとり・かしらだか・あおじ等の《小鳥》の冬鳥類を渡り鳥としてつくる。
春・夏にくる夏鳥は群れを成さないので、この冬鳥類の壮観には到底くらぶべくもない。
空をおおうばかりの大群で、それが澄んだ空にはっきりと見え、
大きい羽音を立てて過ぎるが、これを鳥雲・鳥風という。
秋、内地にいて内地の他の場所へ移動する鳥も渡り鳥としてよまれる。  →鳥帰る(春)
                    (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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