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したもえ(下萌) [駄句 春]

下町の露地の片隅草萌ゆる       Labyrinth
(したまちのろじのかたすみくさもゆる)


副季語に  草萌  草青む  畔青む  土手青む  若返る草  駒返る草


下萌は草萌と同義に用いられているが、本来は季節的な意味を持った言葉である。
春気うごいて地底から草の芽が頭をもたげる。
ひえ粒を蒔いたように、芽がほつほつと黒土の上に出て、
やがて緑の絨毯のように地上を春一色に塗りつぶす。
はっきりと春の訪れを感じる。       (合本俳句歳時記 新版 角川書店編)

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コメント 2

響

その場の風景を想像したくなります。
片隅の草はわたしの中ではカタバミの葉でした。
by (2020-02-22 09:57) 

Labyrinth

響さん (^_^)ノ
いつも、ありがとうございます。
カタバミ? ?(・_・?) ハテ? と、ググって、また一つ賢くなりました!? w
“クローバーとは異なる植物” ( ..)φメモメモ 今度良ぉく観察してみますね。
by Labyrinth (2020-02-22 12:18) 

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